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2016年05月07日
今回の安倍首相の訪欧(伊・仏・独・英)訪露は、4打数4三振。最後のプーチン会談で、話を前進させたような演出をしたので、考えれば、犠打が打てた程度の話だった。一つだけ、収穫(収穫かどうか明らかではないが)があったとすれば、どうも、衆議院選の解散総選挙は見送る可能性が強くなった印象の、今回の訪欧訪露だった。話の流れを総合的に解釈すると、具体的には2018年に安倍・プーチンで日露関係の成果を見せようと話したように思われるからだ。衆議院の2/3議席は、維持するものであり、解くものではなさそうだ。
面白い情報を発信しているブログに出会ったので、以下に紹介する。どうも、ドイツに限らず、今回の、伊・仏・独・英首脳との会談は、以下のドイツ事情と同様な結果で、現地メディアの扱いは、アジアの国の首相が来た程度のベタ記事扱いだったのが真実だろう。伊勢志摩サミットで、主催国でありながら、ホストになれず、右往左往する安倍首相の姿を見るのは、情けなくもあるが、大変愉快でもある。
≪ 安倍首相は本当にヨーロッパに来たのか?
日本の報道では確かに日本のトップ安倍首相が5カ国に来てそれぞれの国のトップと会合したようだ。
しかし、私の見聞きした限り、ドイツ語メディアではなかった。メルケル首相は昨日も違うことでテレビに出ていたからいつ日本の安倍首相と会談していたのだろうか。
いくつかのTWITTERで、ベルリンの飛行場と、ホテルの前で反安倍首相のデモが会った動画を見た。
日本のANN テレビで彼が「アンゲラとは十分時間をかけて・・・・」とか言ってる画像を見たが、大体、ドイツのメルケル首相を「アンゲラ」などと公に話す失礼な国家首脳はいない。オバマとか、オランドなら個人的な場では言うかもしれないが、日本のトップはそんなに親しくないはずだ。それでも公の場でいか にも親しいように話すのは幼稚だ。それにメルケル首相が許可したなら「アンジー」と呼ぶことが許される。
ドイツの報道で「シンゾウとは長時間かけて・・・・・・」とメルケル首相が言うことはありえない。顔が赤くなるほど恥ずかしい。どうかメルケル首相がこれを知らないでほしい。
実際は平行線のようだが丁寧に断られたようだ。 ≫(スイスで聞く「日本」様サイト)
一応、訪露の成果について報じている、日経の記事を参考掲載する。敢えて、安倍首相シンパを歓ばせる情報を書くとすれば、ロシアのメディアのみが、大々的に、ソチにおける「プーチン・安倍会談」を報じ、様々な角度から、詳細な検討が加えられているのが、酷く印象的だった。ロシアのメデァい情報は、以下のURLから見られる。
http://jp.sputniknews.com/
http://jp.rbth.com/
https://www.rt.com/
≪ 北方領土「新アプローチで」 日ロ首脳、9月に再会談
【ソチ=山口啓一】安倍晋三首相は6日午後(日本時間同日夜)、ロシア南部ソチでプーチン大統領と会談した。北方領土問題を含む平和条約締結交渉について、双方が受け入れられる解決策の作成に向け「新たな発想に基づくアプローチ」で交渉を加速することで一致した。9月2、3両日に極東ウラジオストクで開く経済フォーラムに合わせて首相が訪ロし、再会談することも確認した。 会談時間は夕食会も合わせて約3時間10分に上った。このうち35分間は通訳のみの同席で二人きりで話した。首相は極東地方の振興など8項目の協力案を示し、プーチン氏は歓迎した。プーチン氏の年内来日に関しては「最も適切な時期」の実現をめざして検討を続ける方針を確認するにとどまり、具体的な日 程は決まらなかった。
日本側の説明によると、焦点の平和条約問題について首相は「これまでの発想にとらわれないアプローチで交渉を精力的に進め、停滞を打破しよう。問題解決にはグローバルな視点も考慮し、未来志向で交渉するアプローチが必要だ」と提案。プーチン氏の来日に向けて「相手の国民感情を傷つける行動、発言は控えるべきだ」と強調した。
両首脳は交渉を精力的に進め、現首脳間で解決することを確認した。北方領土問題を含む事務レベルの平和条約締結交渉を6月に開く。首相は会談後、ソチ市内で記者団に「平和条約交渉については今までの停滞を打破する、突破口を開くという手応えを得た」と述べた。
新アプローチの具体的な内容については日ロ双方ともに明らかにしていない。日本政府高官は「基本的な姿勢は変わっていない。首相はかなり突っ込んだ話をしたが、詳細は控える」と語った。四島の帰属問題を解決して平和条約を締結する基本方針は変わっていないとしている。
過去の北方領土交渉ではさまざまな打開案が浮かんでは消えた。1998年に橋本龍太郎首相がエリツィン大統領に示したのが「川奈提案」。北方四島の北側に国境線を画定し、施政権は当面ロシアに残して協議を続ける案だ。プーチン氏は13年4月の安倍首相との会談で、面積等分方式で決着した中国などとの領土問題に言及したこともある。
首相が提起した新アプローチが領土返還に向けた具体的な方法なのか、それとも経済協力を進めて交渉の環境を整えるものなのかも、日本側は明らかにしていない。新アプローチで領土問題の進展に結びつくかは、なお見通せない。
ロシアメディアによると、ペスコフ大統領報道官は、北方領土問題について首脳会談で「建設的な形で取り上げられた」と述べたうえで、協議継続を確認したとした。ラブロフ外相は記者会見で、プーチン氏が日ロの外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)の再開を促したことを明らかにした。13年11月に始まったが、ロシアのクリミア半島編入後は中断している。 経済協力で首相が提案した8項目は、エネルギー開発や医療、都市づくり、中小企業交流などでの協力強化が柱。日本側によると、首相は「これが実現できれば両国関係を2人で大きく深めることができる」と指摘した。プーチン氏は「すばらしい。実現させたい」と応じた。
首相はウクライナ問題を巡り、ロシアが停戦合意の履行に建設的な役割を果たすよう求めた。日本へのロシア人観光客の増加に向けた査証(ビザ)の発給要件の緩和を検討することも伝えた。秋に相次ぐ国際会議の機会を利用して首脳会談を重ねる方針も申し合わせた。
首相の訪ロは2014年2月以来で、今回は非公式訪問の位置付けだ。 ≫(日経新聞電子版)
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