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野田佳彦と小沢一郎。あるいは鳩山由紀夫、藤井裕久、野田佳彦、そして小沢一郎の接点。
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2016-05-03 哲学者=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』
すでに引退宣言をしていた藤井裕久を復帰させるべく「比例区立候補」を勧め、政界に呼び戻したのは鳩山由紀夫だった。鳩山は、小沢一郎の力で、「首相」のポストを手に入れたわけだが、心中では「脱小沢」「小沢斬り」を画策していた。その手駒として利用されたのが、藤井と野田だった。
首相と幹事長。鳩山と小沢の間には微妙な対立と相克があった。小沢一郎を党に封じ込め、藤井や前原等を閣僚ポストに据える。自分の政治的能力を過信した鳩山は、以後、尻尾の切れた凧のように、きりきり舞いを始め、やがて自滅する。
鳩山首相辞任会見のとき、「やったぞ!」とでも言うように親指を立てる事件があった。私は、「小沢斬りに成功したぞ!」というサインのように理解した。小沢一郎に「油断」があったとすれば、その時だけである。あの時、小沢一郎は、「幹事長」を辞任するべきではなかった。
小沢一郎以外の民主党の政治家たちは、「民主党政権」や「政権交代」について深く考えているひとはいなかったということである。鳩山や藤井や野田の脳内には、目の上のタンコブである「小沢一郎潰し」の一念しかなかった。
小沢一郎は、すぐ子分や身内が離れていくとか、裏切られるとか言われる。そして、その原因として、小沢一郎に「人徳がない」かのように言われる。私見によれば、それは、全く違う。「小沢一郎潰し」を狙っている勢力が、小沢一郎の身辺に手を伸ばして来るからに過ぎない。
小沢一郎の身辺にいる二流、三流の雑魚たちは、「蝶よ、花よ」(笑)と、敵陣営からおだてられて、身の程もわきまえず、勘違いするのである。そこで、小沢一郎から離れて、独り立ちを試みる。それが運のつき。誰一人成功した人はいない。雑魚の雑魚たる所以である。
鳩山も藤井も野田も雑魚か雑魚以下である。小沢一郎の側にいたから、小沢一郎という太陽の光を浴びて輝いていただけである。たとえば、鳩山にも野田にも、あるいは藤井にも、もはや出番はない。出番があるとすれば、小沢一郎を批判する時か小沢一郎の足を引っ張る時だけである。
(続く)
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