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2016-04-29 10:32:24
改憲論議の焦点として、「緊急事態条項」が浮上しています。とくに国会議員の任期延長問題を切り離し、ここに絞って憲法改定の入り口にしようという動きがあります。この問題提起は、朝日新聞の本日4月29日の朝刊で、「緊急事態条項の本質」(オピニオンのページ)と題して、礒崎陽輔氏と木村颯太さんの対談を掲載しています。
しかし、こうしたテーマは朝日新聞では不得手らしく、「緊急事態条項の本質」と大きくふりかざした割には十分にこなしきれていませんでした。大手の新聞ではやはりあちらこちらに配慮して、すこしずつ筆を曲げなければならないようです。つまり、日本のジャーナリズムが世界の中では72位に落ち込まなければならない運命が、ここに潜んでいるようです。
今回の論議でも、礒崎氏は「国会議員の任期は憲法で定まっているので、これを動かすとなると憲法に書き込まなければならない」というのです。しかし、木村さんは、「自民党の草案には国会議員の任期などを書く内容がきわめて不十分、あるいは非常に不注意な感じがします」といいます。
木村さんは、自民党の草案に、「98条では、『社会秩序の混乱』が入っているために、さまざまな疑念を生むのです」としています。
自民党の草案は、国民にもう少し分かりやすくするつもりで国会に提出し、それで飲み込みやすくなれば、それで「オーケー」となります。つまり、自民党は、憲法改定の道筋さえつかめば、あとはどうにでもなる。あのヒトラーが現在でも大手を振って立ち居振る舞いできるようにするために、「独裁制」を敷けるようにできるのです。
5月3日は、全国的に「憲法記念日」です。これまではもう一つ攻めあぐねていた右翼たちが、今年はさらに厳しくなるのでしょう。いよいよ、憲法改定の日は、私たちの身に迫っています。
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