http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/215.html
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米英中露など戦勝国大国(安保理常任理事国)は、基本的に、軍需分野で敗戦国日本の力を増大させないという意思を持っている。
また、豪が、今現在日本と中国の関係でどちらを重視するか考えれば、答えは経済的取引で圧倒的になった中国となる。
中国も、日本製(ほとんどが豪で組み立て)潜水艦が南シナ海を哨戒するという現実は受け容れがたい。
日本政府も、豪向け潜水艦販売を、経済界が求める「防衛装備移転」(武器輸出)の嚆矢としたかっただろうが、世界的にみても高いとされる日本の潜水艦建造技術が豪に流出することは面白くない。
このようなことで、まず日本が脱落し、次に同じ敗戦国であるドイツが負け、フランスが受注する順当な結末になった。
フランスは、建造費は4兆円ほどだがメンテナンスまで含めると10兆円近い潜水艦供給契約が成立したことで歓喜している。(受注企業CDNは経営難でリストラの渦中にある)
結果として、“国際社会”は丸く収まったと言えるだろう。
※関連参考投稿
「豪潜水艦調達と日独仏の競争 ―アメリカは誠実な仲介者を:日本は脱落したが背景を知る参考資料として」
http://www.asyura2.com/16/warb17/msg/579.html
「豪州、潜水艦発注リストから日本をはずす:日本に米英豪の下働きをさせるため歓心を買う太腿チラリズム」
http://www.asyura2.com/16/warb17/msg/576.html
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豪潜水艦受注できず 海洋安全保障再検討か[NHK]
4月27日 4時11分
オーストラリアの新しい潜水艦の共同開発国に選ばれなかったことを受けて、政府内には、共同開発国になれば、防衛協力が強化され南シナ海への海洋進出を強める中国へのけん制につながるという期待もあっただけに、海洋の安全保障を巡る政府の方策は再検討を迫られることになりそうです。
オーストラリアが導入する新しい潜水艦を巡り、日本は新たな「防衛装備移転三原則」に基づいて、オーストラリアとの共同開発の実現を目指していましたが、ターンブル首相は26日、フランスと共同で開発すると発表しました。
選ばれなかった要因について、政府内では「海外での装備品の共同開発という実績がほかの国に比べて不足し、現地への経済効果のアピールなどで出遅れた」などといった意見が出ています。
一方、岸田外務大臣や中谷防衛大臣は26日、安全保障分野におけるオーストラリアとの連携について、「特別なパートナーであることに変わりはない」として、今後も重視する考えを強調しました。ただ、政府内には、共同開発国になればアメリカを加えた3か国の防衛協力が強化され、南シナ海への海洋進出を強める中国へのけん制につながるという期待もあっただけに、海洋の安全保障を巡る政府の方策は再検討を迫られることになりそうです。
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