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http://31634308.at.webry.info/201604/article_26.html
2016/04/25 21:14
北海道5区の補選で、池田氏が自公の和田氏に負けてしまった。票差は1万2千票程度あった。和田氏が圧倒的な勝利と言われていた選挙区である。それが、ここまで肉薄したことは、負け惜しみと言われるが、確かに共闘しない限り取れない数字である。
この自民が勝った原因は、やはり何事においても自党内の異論を決して外には出さないからだと思っている。また政府はどんな局面でも、自分がやることを最大限アピールしている。今回の地震の不幸も逆手に取っている。安倍首相が熊本入りしたのも選挙直前に設定し、話題をさらってしまった。本来、地震がなければ、選挙が最大のニュースであったが、地震ですっかり薄まってしまった。
この選挙では、池田陣営の応援に、民進の岡田代表から再三、小沢氏に池田氏の応援に入ることを要請されていた。小沢氏も応援に入ることを決め、池田陣営に応援に行くことを知らせたら、池田陣営から遠慮してくれと理由もなく言われた。これは、小沢氏が定例の記者会見で述べたもので、噂の話ではない。
小沢氏も記者会見で何故断られたか、わからないと首をひねりながら言ったぐらいだから、内心はかなり不満とと思われる。私から言わせれば、陣営の誰が決めたか分からないが、池田氏がそれを認めたというなら、?と言うしかない。
その小沢氏が、朝日の取材に、この敗北についてコメントしている。民主党を政権に就かせた小沢氏の話は傾聴すべきだ。小沢氏によれば、野党共闘と言いながら、微妙な温度差があり、共闘が十分でないと分析している。微妙な温度差とは民進の態度だろう。
自公に対抗できる軸として信用されていないと述べている。それはそうだろう。民進の野田元首相は、小沢氏のお陰で首相になったことは忘れて、共産党とは共闘は出来るが小沢氏だけは許せないと述べるなどは最たるものである。
また選挙後半に、共産の小池氏と民進の前原氏が同じ選挙カーで演説したことを、青天の霹靂だとツイートされているようでは、小沢氏の言う通りである。
野党が勝つには、まずは民進がたとえ見かけでも1枚岩に見せないと勝てないことを肝に命じてほしいものだ。最大野党の中がばらばらでは勝てるわけがない。その点、自公は党内に百論あるだろうが、決して自公の中で他人を批判しない。それが大人の党というものだ。
「野党共闘、更に深化させていくべき」小沢一郎氏
http://www.asahi.com/articles/ASJ4S7SNXJ4SUTFK00Z.html
■小沢一郎・生活の党と山本太郎となかまたち代表
北海道5区での野党候補の敗北は誠に残念だ。様々なことが影響したと考えられるが、負けは負けであり、結果については真摯(しんし)に受け止める必要がある。
敗因としては、野党各党が基本的に共闘はしたものの、各党それぞれの微妙な温度差を感じとり、国民の目には野党共闘がいまだ十分でない、安倍政権に代わり得る選択肢になっていないと映った可能性も否定できない。
ただし、今回の戦いは始まりに過ぎない。野党は安倍政権を倒すと言うその一点で団結すべく、様々な細かい感情を乗り越え、共闘に向けた協議を更に深化させていくべきだ。我が党も来る選挙に向け、野党共闘の架け橋になっていきたい。(24日、コメントを発表)
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