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2016年 04月 21日
【北海道5区、そして全国の「おにぎり」ファンの方、こんにちは。東京で、1年遅れの「おにぎり、あたためますか」の放送を見ているmewです。m(__)m <ちょうど今、3週目の東京編をやっているところ。>
大泉洋は言うまでもなく、マミちゃんも結婚、出産、編成行きと大きく生活が変わったし。佐藤改め戸次のシゲちゃんも、結婚、妻が妊娠、そして今はテレ東で『昼のセント酒』なるドラマの主役をやってるし。<去年、鈴井さまもテレ東でドラマの脚本・演出をやってたし。テレ東のスタッフと関係あるのかな?>
先日のヤスケンの話もそうだけど、「みんな、出世したな〜」としみじみ思いながら(「オクラホマは北海道でどれぐらい有名になったのかな〜」とも思いつつ)、番組を見ているmewなのだった。(^^♪<あ、あとマミちゃんのお父さんが某M党の地方議員だったという話は、ホント?(・・)>
そして、どうか今度の補選には、是非、投票に行ってくださいね〜。m(__)m】
さて、衆院補選の北海道5区の投票日まで、あと3日。(**)
16,17日に行なわれた選挙情勢調査では、どの社も「ヨコ一線」の結果が出ており、両陣営とも最後の最後まで気を許せない状況になっている。(@@)
北海道5区は、農業を行なっている地域も多いため、TPPも大きな争点になっていて。今回の国会審議への関心も強いという。(・・)
で、今回は、そのTPPの審議の話を・・・。
<熊本地震のニュースが優先されるのは当然&致し方ないと思うのだけど。TPPのニュースがほとんど報じられていないのが、残念なところ。_(。。)_>
安倍自民党は、当初、国会が閉会する6月1日までに(できれば、伊勢志摩サミット前の5月下旬までに)、TPPの承認案&関連法案を成立させるつもりでいたのだけど。自公与党は幹部間で協議した結果、今国会でのTPP成立をあきらめることにした様子。
昨日20日は、参院にもTPP特別委員会を設置する案の決議を行なうはずだったのだが。直前の理事会で、自民党が委員会設置の議事撤回を申し入れ、TPPの承認案&関連法案の成立見送りが決定的となったという。(@@)
* * * * *
安倍首相は(オバマ大統領や経済界、そして盟友・甘利明氏などと約束した手前もあってか?)、今国会での成立にこだわっていて。18日の審議でも、成立に強い意欲を示していた。^^;
しかし、4月から始まったTPPの国会審議は、スタートから黒塗り資料や西川委員長のTPP暴露本などの問題で紛糾して、日程が遅れてしまった上、国民にも悪い印象を与えてしまったし。もしムリに審議を進めれば、熊本地震の対応を軽視しているような印象を与えるし。しかも、またまた強行採決を行なうとなれば、尚更にTPP自体や安倍政権&自民党のイメージがダウンする可能性がある。<特に公明党は強行採決に強く反対していた。>
そこで、自公幹部は、安倍首相の意向よりも、選挙事情を重視して、党内の意見を通すことにしたようだ。<珍しいこと。(~_~;)>
ただ、12年末の衆院選で、自民党の候補者の中に「TPP断固反対」を主張して&そのように記したポスターも掲げて当選した人が少なからずいるのに。安倍首相は、半年もたたないうちに、米国にTPP参加を表明するという裏切り行為を行なったのは事実だし。<安倍首相は、「わたしは反対とは言っていない」と国会で言い訳答弁をしたらしいけど。(>_<)>
しかも、政府は、米、麦、牛・豚肉、乳製品、甘味資源を重要5項目と決め、安倍首相や閣僚、自民党幹部などが、TPP参加を表明した時からず〜っと「(聖域とされる)重要5項目は絶対に守る」「国益は死守する」とさんざんアピールしていたのであるが。
19日の国会で、森山農水大臣が、重要5項目(細かく言えば594品目)の中で「加えていないものがあったかなかったと言われれば、なかった」(つまり、全ての品目で譲歩して、税率を撤廃or変更した=完全に関税を守ったものは一つもない)と答弁し、国民にウソをついていたことが明らかに。(・o・)
これは「段階的な関税撤廃も認めない」とする衆参の農水委員会で行なった決議にも反しており、国会にもウソをついたことになる。(ーー)
今回の衆院補選でも、6−7月の参院選でも、野党はその点をしっかりと国民に伝えて、安倍内閣&自民党のウソつきぶりをあらわにして欲しいと思う。(++)
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『自民党の谷垣禎一幹事長は19日、衆参両院の同党国対委員長と会談し、今国会での承認が困難との認識で一致した。
会期末は6月1日で、夏に参院選があるため会期の大幅延長は難しい。5月は大型連休や主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)が控える。政府・与党は、参院での審議時間を確保するため「今月中に衆院を通さなければ(今国会での承認見送りを)考えなければいけない」との方針だった。
7日に始まった特別委の審議は8日から空転。18日に再開したが、野党は震災対応を優先するよう求めていた。19日までの特別委での審議は計17時間程度にとどまる。
24日投開票の衆院補選や参院選を控え、与党内に「強行に審議を進めれば選挙に響く」との思惑もある。ただ「(安倍晋三)首相は今国会での成立にこだわっている」(与党筋)との見方もある。
今国会での承認・成立を見送る場合、衆院で継続審議とし、秋の臨時国会で再び議論することになりそうだ。(日本農業新聞16年4月19日)』
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他方、19日に行なわれた衆院のTPP特別委員会の審議で、森山農水大臣が重要5項目で関税が残った424品目のうち「枠外税率も変更を加えていないものがあったかなかったと言われれば、なかった」と、無傷のものがゼロであることを認めた。(-"-)
野党は、公約違反&国会決議違反だとして、批判を強めている。(**)
この日は、まず午前中の審議で、森山農水大臣や石原TPP担当大臣が民進党の議員の質問に答えられず。審議が中断する事態が起きていた。<本当にわからなくて答えられなかったのか。それとも、わからないふりをしてごまかそうとしたのか?^^;>
『衆院環太平洋連携協定(TPP)特別委員会は19日、関係閣僚が出席して協定の承認案と関連法案に関する質疑を行った。
しかし、石原伸晃経済再生担当相と森山裕農林水産相の答弁が二転三転したことから野党が反発。特別委は午前の質疑を約1時間20分で中断した。
民進党の玉木雄一郎氏が、TPP交渉で関税維持を目指した重要農産品5項目のうち、関税撤廃・削減や再協議の対象外となった品目数をただしたのに対し、石原、森山両氏が正しく答えられず質疑が滞った。(時事通信16年4月19日)』
『民進党の玉木国会対策副委員長は、TPPに関連して、コメなどの農産物5項目を関税撤廃の例外とするとした国会の委員会決議を巡り、「5項目の品目のうち、関税の削減や撤廃などが全く行われないものはいくつあるのか」とただしました。
これに対し、森山農林水産大臣は「5項目594品目のうち、税率を維持したものは146品目ある」などと答弁しました。
これを受けて民進党の玉木氏が「以前と変わらず、完全に税率が守られ無傷となった品目はいくつあるのか」と改めて質問しましたが、政府側は「精査したい」と述べるにとどまり、審議が一時中断しました。(NHK16年4月19日)』
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そして、午後になって、ようやく無傷の品目(税率変更を加えていない品目)は一つもないと認めたのである。(-"-)
『森山裕農林水産相は19日、衆院環太平洋連携協定(TPP)特別委員会の質疑で、日本がTPP交渉で「聖域」と位置付けたコメ、牛・豚肉など農産品重要5項目について、すべてで関税引き下げなどの見直しが必要となったとの認識を明らかにした。
重要5項目の「除外扱い」を求めた国会決議との整合性が改めて問われそうだ。民進党の玉木雄一郎氏への答弁。
関税には、国が年間輸入数量を定める国家貿易の関税(枠内税率)と、国家貿易の枠外で民間が輸入する際の関税(枠外税率)がある。森山農水相は19日午後の答弁で、重要5項目(関税分類594品目)の中で、関税を維持したのは単純合算で155品目と回答した。その上で、「(国家貿易の枠内だけでなく)枠外税率も変更を加えていないものがあったかなかったと言われれば、なかった」と語った。
この発言は、重要5項目の中に、関税の撤廃・削減の対象から外れた「無傷」のものが存在しないことを認めたものだ。(時事通信16年4月19日)』
『政府は19日の環太平洋連携協定(TPP)に関する衆院特別委員会で、TPP交渉に向けて国会が関税の維持を決議したコメなど農産品の「重要5項目」のうち、関税率など輸入の枠組みを変えない品目はゼロだったことを明らかにした。野党は「無傷で守られた品目はなく、国会決議違反だ」と批判を強めている。
森山裕農相が民進党の玉木雄一郎氏の質問に答えた。
重要五項目のうち、コメは精米や玄米など、豚肉はハムやベーコンなどと細かい品目に分かれ、品目数にすると計594(2015年4月時点)にのぼる。このうち約三割に当たる百七十品目の関税は撤廃するが、残る424品目は関税を残すため、政府は「数多くの例外を確保した」と繰り返してきた。
しかし森山氏はこの日の審議で、424品目の中でも、関税率をそのまま維持するのは155品目(36・5%)にとどまると説明。農林水産省によると、精米や小麦など国内農家への影響が大きな品目が中心という。
155品目も、新たに低関税や無関税で輸入する枠を新設したり拡大するため、森山氏は輸入の枠組みも含めてまったく変更がなかった品目は「ない」と明言した。
衆参両院は2013年に重要5項目について「除外または再協議の対象にすること」とし、交渉から除外するよう決議した。だがTPPでは日本が結んできた経済連携協定(EPA)と異なり、除外の規定がない。石原伸晃経済再生相は「TPPに除外や再協議という言葉はないが、(農産品の二割で関税を残すなどの)例外を確保した」と理解を求めた。
これに対し、野党は「関税を残した品目についても、後からTPP加盟国が撤廃を求めることができる仕組みがある」と指摘。民進党の福島伸享氏は「決議違反の協定は批准できない」と述べた。
森山氏は午前の審議で野党から「無傷だった品目はいくつか」と聞かれたが答えられず、審議は約4時間、中断した。 (吉田通夫)(東京新聞16年4月19日)』
<mew注 記事を読みやすくするために、漢数字をアラビア数字に変えました。m(__)m>
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このTPPの交渉の責任者は、甘利明前TPP担当大臣なのであるが。甘利氏は、口利き疑惑で閣僚を辞任した後、睡眠障害だとして、もう2ヶ月以上、国会を欠席して姿を消していて。
野党は、甘利氏を国会に招致して、交渉に関する説明をして欲しいと強く要求しているのだが。安倍官邸も自民党も、それに応じる気は全くない様子。(-"-)
果たして、安倍首相は、このことをどう説明するのか。<まさか重要5項目を守ると言ったことはない」とは言わないでしょうね。^^; それとも、「全ての品目の税率を変更しないと言ったことはない」とか、また詭弁めいた言い訳をするのかな?>
そして、この果たして、この責任は誰がとるのか?<結果を重んじる最高責任者の安倍さまは、責任をとらないのだろうか?(`´)>
野党には、国会でしっかりとその点を追及して欲しいし。また、選挙活動+αの場でも、この事実と共に安倍首相の公約など信じられないことを、きちんと国民にアピールして欲しいと願っているmewなのだった。(@@)
THANKS
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