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政界地獄耳 “山岸の死”とともに“連合も死す”
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1633638.html
2016年4月18日9時37分 日刊スポーツ
★15日、連合は初代会長・山岸章が死去していたと発表した。86歳だった。89年に新産別、中立労連などと旧社会党系の総評と旧民社党系の同盟という左派と右派の統合、それは官公労と民間労組という出自の異なる組織の統合、労働運動の統一化に尽力。労働組合「連合」発足とともに初代会長に就任した。政界再編の労働界からの仕掛け人として旧社会党の現実路線への転換と生活の党代表・小沢一郎、当時、新党さきがけを率いた元蔵相・武村正義、元首相・鳩山由紀夫ら自民党から政治改革の旗を立てようとした議員の離党を仕掛け非自民連立政権の樹立を模索した。結果8党派が結集し、共産党を除く非自民政権・細川連立政権樹立を実現した。
★山岸という指導者が政治という山を動かした時代は早々に終わった。細川政権支援という政治の流れは民主党、民進党へと続くが、連合は早々に地盤沈下していく。結成時78産別、800万人を擁した連合は53産別、689万に激減。組織率の低下は歯止めがかからず、組合員はなぜ民進党を支援するのかさえ分からないまま、選挙に駆り出される。共産党などとの野党共闘には極めて批判的で民進党の動きをけん制するために最近では「連携、支援を強化」から「連携を図る」に格下げした。
★東日本大震災以降、連合は電気、自動車、JRなどが原発政策推進をベースにしているため、政策は自民党政権寄りに。安保法制審議の際も連合は傍観者として成立を善しとする空気を強めた。「本音は自民党支持で行きたい」(旧同盟系)と、既に労働貴族たちは労働界というより経団連労務担当に成り下がり安倍政権を隠れて支援する。その連合に頭の上がらない民進党も情けないが、集票力でも当てにできず、労働運動の本質を忘れた連合は山岸の死とともに役割を終えたといわざるを得ない。(K)※敬称略
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