http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/459.html
Tweet |
甘利氏口利き UR職員も「100万円接待」発覚で捜査新局面
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/179424
2016年4月14日 日刊ゲンダイ
写真撮影NGの驚愕会見(C)日刊ゲンダイ
甘利前経済再生相の“口利きワイロ疑惑”が新たな局面を迎えた。
東京地検特捜部が関係先に強制捜査に入ったのは今月8日。これまで千葉県の建設会社「薩摩興業」と甘利事務所の関係だけがクローズアップされてきたが、13日、都市再生機構(UR)が「職員に重大なコンプライアンス違反があった」と急きょ発表した。職員が薩摩興業側から飲食接待を受けていたことを認めたのである。しかも、100万円以上の金額だったという。
急転直下の発表は、14日発売の「週刊文春」が〈URの内部情報が甘利事務所に流れていた〉と暴いたからだ。
URから薩摩興業側に払われた補償金は、当初の2000万円から約2億2000万円に跳ね上がった。これは薩摩興業の元総務担当者、一色武氏(62)から計800万円以上の現金を受け取った見返りに、甘利氏の元秘書が“口利き”した結果だ。実は、中立的立場とみられてきたURも噛んでいたというのだ。
URの内部情報を漏らしていたのは幹部職員2人。「文春」によると、その1人は神奈川県のフィリピンパブなどで総額100万円の接待を受けた見返りとして、上積みできる補償金額などの情報を一色氏に漏らしていたらしい。甘利事務所はこの内部情報をもとにして、国交省に“プレッシャー”をかけていたようだ。これが事実とすれば、甘利氏の元秘書も、UR職員も、一色氏も“同じ穴のムジナ”ということだ。すでに職員2人は特捜部に任意聴取もされている。
「UR職員は『みなし公務員』で、刑法の収賄罪の対象です。過去に飲食接待で立件された事例もあり、特捜部は今後、贈収賄罪を適用できるか探ることになるでしょう。もし、接待を受けていたUR職員が甘利氏側が優位になると事前に分かっていたり、打ち合わせしたりしていたとすれば、甘利氏側も罪に問われることになるかもしれません。国会議員や秘書に適用したことのないあっせん利得処罰法違反で甘利氏の立件を目指すより、グッとハードルが低くなると思います」(「弁護士法人・響」の徳原聖雨弁護士)
果たして、一色氏と甘利サイドとUR職員はグルだったのか。一色氏のカネが、甘利前大臣とUR職員に渡っていたことだけは間違いない。
それにしてもフザケているのはURの対応だ。13日の“緊急会見”で幹部5人が謝罪したのに、「これはレクです」と完全な上から目線。カメラマンを閉め出し、写真撮影は完全NG。職員が一色氏からどんな接待を受けたかについては、「回数や金額を本日は申し上げることができない」「第三者委員会の調査に任せる」とお茶を濁して説明を拒んだ。
URは国会などで追及を受けても「(一色氏から)複数の職員がファミレスで数百円のドリンクを提供された」と、ぬるい内部調査を公表してきた。
この複雑怪奇な事件の全容解明には、やはり甘利前大臣を証人喚問するしかないのではないか。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK204掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。