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参院比例の野党統一名簿 成否を握る小沢&岡田トップ会談
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/178838
2016年4月7日 日刊ゲンダイ
左から、亀井静香、岡田克也、小沢一郎3氏(C)日刊ゲンダイ
天下分け目の参院選に向けて、着々と進む野党共闘に新たな動きが出てきた。
野党議員が公選法上の「確認団体」を設立し、比例代表に統一名簿で候補を擁立する構想である。無所属の亀井静香衆院議員らが呼びかけ人となり、団体代表には安保関連法廃止の論陣を張る慶応大の小林節名誉教授を迎える。名称は「さくらの木」か「さくら連合」になる見込みで、8日に設立総会を開く予定だ。
公選法では、政党以外にも「確認団体」が比例代表に候補を擁立できる。すでに全国で32ある「1人区」では野党の候補者一本化が進んでいるが、さくら構想は、その比例版ということだ。呼びかけ人のひとりが言う。
「せっかく選挙区で共闘しても、比例で野党がバラバラでは投票先が分散して死に票が出てしまう。比例でも統一候補を擁立すれば、自公の得票を上回ります」
反・安倍政権の“オールジャパン”で野党がまとまることができれば、勝機は十分ある。今頃、安倍官邸は大慌てで小林教授のスキャンダル探しを始めているかもしれないが、この構想の成否は、民進党が乗ってくるかどうか、だ。
「自公に勝とうと思えば、野党が一丸となって戦うしかないのです。本当はひとつの政党になるのが理想ですが、それが難しければ、さくら構想は次善の策といえる。これは生活の小沢一郎代表が以前から提唱している『オリーブの木構想』がもとになっていて、非常に合理的で分かりやすい。民進党が参画すれば、野党がひとつにまとまり、一気に流れが変わります。ただ、民主党と維新の党が合流して民進党が発足したばかりだし、統一名簿となると、連合などの組織内候補をどうするかという問題もあります」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)
5日の民進党の両院議員総会では、「巨大与党にどう対抗していくかを考えるべきだ」と、さくら構想に乗るよう提案する声も上がった。最終的に民進党が「さくらの木」に加わる可能性はあるのか。
「執行部はさくら構想に対して否定的ですが、民進党は有権者に人気がない。改選組を中心に『民進党では戦えない』という声は少なくありません。選挙に勝つことを考えたら、最後はさくら構想のような形でまとまるしかないと思う。ただ、党内の異論を抑えて参画を決めるとなると、相当の腕力が必要でしょう。岡田代表に『うん』と言わせることができる剛腕は、やはり小沢さんくらいしかいないのではないか」(民進党参院議員)
参院選勝利の機運が見えれば、現時点ではさくら構想への参画を表明していない小沢代表も協力を惜しまないはずだ。最後は小沢大代表・岡田代表のトップ会談か。うまくいけば、夏に満開のさくらを咲かせることができる。
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