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新潟5区は変わったか 〜新潟5区総支部長就任〜
http://www.election.ne.jp/10840/98878.html
米山隆一の10年先のために 2016/4/06 20:23:09
昨日民進党常任幹事会で、私の新潟5区総支部長就任が認められ、3月27日にさかのぼって民進党新潟5区支部長となるとの通知を頂きました。大変ありがたく思っています。
さて、もう言うまでもないのかもしれませんが、新潟5区は、私の生まれ故郷かつ本拠地にして、私がもう10年前の2005年に選挙に出て、3回も負けた選挙区です(笑)。自民党現職である長島議員には当時大変お世話になりましたし、地元政界・財界を固めて選挙に非常に強い方であることもまた、言うまでもありません。
しかし私は、5区の皆さんに、敢えて問いたいと思います。
「この10年間で、5区は変わりましたか?日本は変わりましたか?あなたの生活は良くなりましたか?」と。
2005年小泉政権は、変革を掲げて郵政解散に打って出ました。当時の小泉政権には、日本を変える気概がみなぎっていました。
その小泉政権を引き継いだ麻生内閣の政権を、年金改革、高速道路無料、コンクリートから人への公共事業改革を掲げて奪取した民主党政権にもまた、改革の機運が満ちていました。
あの当時皆さんの胸には、「これで、皆が年金をきちんともらえるようになる。これで福祉が充実して、安心して暮らせるようになる、安い高速道路を使って、日本中が発展する。」という希望があったと思います。
しかし、その夢は、民主党政権とともに、潰えました。
その後安倍政権は、「アベノミクス」を掲げて圧勝し、圧倒的な支持率を背景に、権力構造を固めましたが、その過程で、政治はいつの間にすっかり旧来型自民党政治に立ち戻り、従来型の箱物公共事業が復活する一方で子育てや介護の福祉は放置され、国民年金のと厚生年金の受給額格差を是正しようとする議論さえなくなり、高速道路の料金は旧に復し、多くの人が物価高による実質賃金の低下に苦しみ、景気は低迷したまま回復せず、地域は人口減少による消滅の危機に瀕しています。そして魚沼のコシヒカリをはじめとする5区の農業は、TPP絶対反対を掲げたはずの自民党による関税撤廃で、消滅の危機に瀕しています。
私はそれを、変えたいと思っています。10年間持ち続けた志で、日本の政治の本当の問題点−高度成長時代に固定化された旧来型自民党政治が、完全に制度疲労を起こしていること−を正面から改革し、時代に即した政治・社会を作りたいと思っています。
地域の土木箱物建設インフラに偏った公共事業は、最早地域の負担となり、かつ、何ほども地域を発展させなかったことは既に十分わかったと思います。それなら、保育施設、介護施設、病院の中身や制度いった、「福祉インフラ」を作る「福祉公共事業」に、お金を使うべきです。そうやって本当にこの新潟5区で安心して暮らせるようになってこそ、新潟5区は発展します。
年金の不公平は何一つ変わらず、真面目に働いて、一生懸命年金を払ってきた人が、老後最低限の生活さえできないのは、あまりに理不尽です。国民年金であれ厚生年金であれ、きちんと年金を払って来たら、その年金で、老後、心配することなく介護を受けられる制度を、作るべきです。そうやって本当にこの新潟5区で安心して老後を送れるようになってこそ、消費が拡大し、新潟5区は発展します。
人口減少社会の中で、新しい道路は、使う人がいません。それよりも既存の道路を安全に、より効率的に使えるようにすることが経済の発展につながります。高速道路料金を現在の1/2〜1/3、将来的には無料にして(この政策には再チャレンジすべきです)、東京から、さらに世界からの新潟5区へのアクセスを高めるべきです。そうやって新潟5区の経済的利便性を高めてこそ、新潟5区は発展します。
世界に誇る新潟5区の農業は、「TPP絶対反対!」の過去を覆い隠す、自民党的農業土木では守れません。民主党が実現し、自民党が土木予算のために半減の上廃止を決定している戸別所得補償制度を復活し、やる気のある農家が安心して農業に取り組める制度を構築すべきです。そうやって、TPP下においても、本当に額に汗する農家を支える制度を作ってこそ、新潟5区の農業は発展します。
そしてこれらの政策は、新潟5区のみならず、全国の地方、東京を含めた日本全体に、適用できるものと私は思います。
これらの政策を実行するために、新潟5区と日本を変えるために、新潟5区と全国の地方と日本全体に住むすべての人が本当に生活が良くなったと実感できる政治を実現するために、全力で頑張ろうと思います。
新潟5区の皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。
民進党新潟県第5選挙区総支部
総支部長 米山 隆一
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[投稿者のコメント]
米山隆一氏。はじめ参院選新潟選挙区に維新の党から立候補を表明しており、一時は民主党(当時)が野党統一候補として擁立を検討するとも報じられた。今回、民進党新潟5区総支部長に就任。そのブログ報告を紹介する。
じつは投稿者はこの所信表明に不満がある。それは、東京電力柏崎刈羽原発のことがまったく言及されていないからだ。泉田県政への評価も聞きたい。ちなみに2013年から更新されていない米山氏の別のサイトには、「政策・理念」として次のように短く書かれている。現在もその考えに変わりはないのだろうか。
政策
(5)エネルギー政策
原子力発電の安全の確保は、絶対に達成される
べき課題です。そしてそれと同時に、科学的知
見から長期的に安定的なエネルギー確保がな
されてこそ、本当に安心・安全にエネルギーを
使うことが可能になります。
http://www.yoneyamaryuichi.com/idea.html
条件つき原発容認と受け取れるこのような政策をのぞけば、あるいはそれも含めてというべきなのか、米山氏はまちがいなく見識の高い保守政治家である(まだ議員にはなっていないが)。東京大学教養学部時代には佐藤誠三郎ゼミで勉強したというのだが、そのこともバックボーンの一つになっているのだろう。このような人が自民党の政治家になれなかった(新潟5区の公認をはずされた)というところにもなにしろ時代があらわれている。
たまにしか見ないが、facebookの記事もおもしろい。
https://www.facebook.com/ryuichi.yoneyama.5
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