http://www.asyura2.com/16/senkyo203/msg/674.html
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http://mewrun7.exblog.jp/24263904/
2016-03-31 05:33
【テニスのマイアミOP。残念ながら、ここまで大健闘していた西岡良仁と大坂なおみは3回戦で負けてしまったけど。錦織は3,4回戦で何とかうまく格下の選手をストレートで抑えて、昨年と同じくベスト8入りした。"^_^"
今大会は暑さが厳しいこともあり、上位の選手が次々と敗北。(ナダルも棄権。)何とTOP10で残っているのは、錦織のほか別ブロックで今日対戦する1位のジョコビッチと7位のベルディヒだけなので、錦織はこのまま順当に勝てば決勝進出できる可能性が大きい。とはいえ、まだサーブの調子もイマイチだし、ミスも目立つのが気になるところなのだが。1000の決勝、できれば優勝に向けて、ガンバです。o(^-^)o
今日から世界フィギュアも始まるし。仕事もアレコレあるし。(競馬もあるし?)今週から来週は忙しいぞ〜。(@@)】
ところで、民進党の人事で唯一(?)、新鮮味があって注目されているのが、山尾志桜里氏が党三役の政調会長に選ばれたことだ。(**) <自民党だと安倍っ娘の稲田朋美氏がやってるポジションね。^^;>
山尾志桜里氏に関しては、『保育園を落ちたのは私だ!〜子育て支援も女性活躍も軽視で、安倍への怒りが爆発http://mewrun7.exblog.jp/24195546/』などに書いたことがあるのだが。
小6と中1の時、ミュージカル「アニー」で初代アニー役を演じていたとのこと。その後、東大法を卒業し、司法試験に合格して検察官に任官。09年の衆院選で民主党から出馬して当選して、国会議員になった。(・・) <12年に落選したので、現在2期め。夫と息子がひとりいる。>
この通常国会では、甘利前経済産業大臣の口利き疑惑に関して、淡々とかつかなり鋭い質問をしていたのであるが。
上のリンク記事にも書いたように、2月29日に「保育園落ちた日本死ね!!!」のブログについて衆院予算委員会で取り上げた際の映像、報道がTVニュースで大きく扱われたのを機に、一躍、全国的に知られることになった。(++)
<mew的には、2月15日に山尾氏が、安倍首相に「表現の自由の優越的地位」について質問したのも印象に残っている。
安倍首相は、事務方のアシストを得ながらも、まともに答えられず。「「いわば、表現の自由がですね、この優越的な地位であるということについてはですね、これは、まさにですね、えー、経済的な自由よりもですね、精神的自由がですね、優越をされるということであり、いわば、表現の自由が優越をしているということでありますが、いずれにせよ、ですね、それをですね、そうしたことを今、この予算委員会でですね、私にクイズのように聴くということ自体が、意味がないじゃあないですか」と得意の逆ギレをするも、最後には「・・・総理は、知らないんですね」と言われる始末。
尚、山桜氏は「経済的自由は、たいへん重要な権利ですけれども、国がおかしいことをすれば、選挙を通じて、これは直すことができるんです。でも、精神的自由とくに内心の自由は、そもそも選挙の前提となる、国民の知る権利が阻害されるから、選挙で直すことができないから、優越的な地位にある。これが、憲法で最初に習うことです」と説明していた。(「」内はshuueiのメモさんから引用。)
法学部卒か否かにかかわらず、日本の首相たるもの憲法の基本的かつ重要なことぐらいは知っておいて欲しいものだ。憲法改正を主張するなら、尚更に。(-_-;)>
* * * * *
民進党の党大会では、最後の「頑張ろう」コールを担当。メディアからの取材も増えているようだ。(@@)
『民進党の山尾志桜里(しおり)政調会長は28日、毎日新聞のインタビューで、保育所の待機児童問題について、「社会保障だけでなく親の長時間労働や働き方の問題でもある。参院選で切り込んでいく必要がある」と述べ、夏の参院選に向けて安倍政権を追及する意欲を示した。
山尾氏は「保育園落ちた」の匿名ブログを国会で取り上げて注目され、27日に結党した民進党の政調会長に抜てきされた。
山尾氏は政府が28日発表した「一時預かり拡充」などの緊急対策について、「予算は出さず、質を落としてちょっぴり(受け入れ)量を増やす暫定案に過ぎない。内容が不十分などころかリスクを高めかねない」と批判した。
また、安倍政権が憲法解釈変更による集団的自衛権行使容認に踏み切ったことに関連し、「首相は憲法の枠を超えて解釈する自由があると考えているようだ」と指摘。その上で、首相が意欲を示す憲法改正について、「政治は国民が本当に求めている少子化対策、子育て対策をやるべきなのに、なぜ憲法改正なのか」と問題視する姿勢を示した。(毎日新聞16年3月28日)』
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山尾氏のことをより知っていただくために、日刊ゲンダイのインタビューも載せておこう。(・・)
『“安倍首相の天敵"山尾議員…無知な総理の改憲論議に異議
安倍首相が一番嫌いな女性議員と言われる山尾志桜里議員。国会審議では舌鋒鋭い追及や、ひるまない姿勢が際立つ。しかも理路整然。首相の憲法観の乏しさや無知を浮き彫りにしたのも、「保育園問題」で政府を動かすきっかけをつくったのもこの人だ。1強多弱の永田町だが、新たな野党のヒロイン登場で面白くなってきた。
■ニヤニヤ、言い訳、批判は不安の裏返し
――予算委員会では4度も質問に立ち、安倍首相から注目される答弁をたくさん引き出しました。首相と対峙してみて、どうでしたか。
総理と議論するのは今回初めてだったんですけど、自分の庇護の下にある女性には紳士だけれど、自分の範疇を超えてくると、ものすごく不安になるんだなということがよくわかりました。前の女性活躍担当の有村大臣に「看板娘です、頑張れ」と言いましたが、自分の範疇にいる女性には「応援するよ、サポートするよ」と言う。しかし、いざ対等になってくると不安になる。その不安がニヤニヤしたり、言い訳をひたすら続けたり、批判してかぶせてきたり、尋常じゃない対応になって表れるんだなと思いました。
――「精神的自由の経済的自由に対する優越的地位」という憲法の基本について質問されましたが、安倍首相はまともに答えられなかった。あれには驚きました。
実は私の前に同僚の大串議員が同じ質問をしたんです。その際、総理は「自由の証しである」と、法律的には使わない、歌詞に出てくるような言葉でごまかした。たぶん知らないんだなと思ったので、あらためて質問してみることにしたのです。
――知らないものだから、最後は「クイズは意味がない」と逆ギレでした。
憲法の技術的な議論をしようと思っているわけではありませんが、次の参院選で憲法改正を争点にすると言っている総理だから、だったら今の憲法の中核部分は知っていないと困る。メディアの規制を含め、放送法を巡る表現の自由の問題もあるし、デモがテロだと言った大臣もいる。個人に表現の自由があるということを、この政権がどう捉えているのかは、国民の関心事です。
――まさに憲法を改正しようとしている首相が憲法をわかっていない。恐ろしい話です。
象徴的なのが「自民党改憲草案」です。憲法を知らない政党で憲法を知らない人が書いたんだということが一目瞭然。例えば「個人の尊厳」ですが、自民党改憲草案では、個人を全部、人あるいは人間に置き換えて、個を消している。人間であるための最低限の権利は保障するけれども、人と違う個人であるという最低限の権利は保障しない。個の抹殺です。憲法を少しでも学んだことのある者なら本当にびっくりします。
――放送法について高市総務相が「停波もあり得る」とした発言も大問題です。
あれは2つのポイントがあります。ひとつは政治的公平を判断するのが政治家では本来ダメだろうということ。もうひとつは、ひとつの番組だけで政治的公平性がないと判断されれば停波し得るとしたこと。第1次安倍政権ですらそこまでは踏み込まなかったのに、去年、自民党参院議員の質問に高市大臣が呼応する形で出てきた。マッチポンプじゃないかと私は思っているんだけれど、「ひとつの番組でも判断し得る」という“高市基準”が、ある市民団体の質問書に答える形で「高市ペーパー」となり、今年の予算委で「安倍ペーパー」に格上げされた。強権的な解釈が政府の統一見解となったことは重大です。
――高市大臣はブログで「テレビでテロを呼びかけるような放送があったら、停波しなくていいのか」と、突拍子もない事例を挙げていましたね。
テロは犯罪ですから、停波の問題ではなく、現行犯逮捕ですよ。それに、これまでは一応、「ひとつの番組でも繰り返し直らない場合には」と言っていたんですが、テロを呼びかける番組を停波する場合には、たぶん繰り返し要件もない。瞬間的に停波し得ると解釈できる。どうしてそんな現実離れした事案を出してくるのか。結局、問題があるから解決しなきゃいけないのではなく、発言が先にあって、事案を後付けするから、おかしな話になってしまう。憲法改正もそうだと思うんです。最初は96条改正だった。しかし、国民的な常識の中で潰れ、今度は緊急事態条項だと。
――参院予算委で首相はついに「私の在任中に憲法改正をしたい」と明言しました。
「そんなこと起きない」「実際、困っていない」と潰されても、「僕、やりたいんだ」と思いが募る。これから先もいろんな事案を出してくるでしょう。憲法に無知な総理が自己実現のために憲法に手をつけようとしているというこの国の不幸な状況を、次の参院選で脱しなければならないという思いを強くしています。(下につづく)
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政府の「待機児童ゼロ」は“打ち上げ花火”にならないかチェックが必要
――保育園問題でも首相を追い詰めましたね。「保育園落ちた日本死ね!!!」のブログに対する答弁はひどかった。
あれは匿名なんで私は知らないけどね、というのがいまの政権です。世論の支持が広がったのは、社会問題だからです。2月29日に質問した後、涙の電話も来るし、涙のあとが付いた手紙も来ましたよ。「子供が待機児童になって、自分は仕事に戻れない。でも仕事に復帰しないと、これから先、絶対子供を大学にも入れられない。将来のことを考えて泣いている」と言うんです。保育士さんも、「自分は保育を20年以上やってきた。子供の未来のために誇りを持って仕事をしてきたけれども、給料が低いうえ、最後は心身を壊して辞めた」って言う。
――批判が広がり、塩崎厚労相が署名を受け取って、安倍首相は「待機児童ゼロを必ず実現させていく」と言いだしましたが……。
最初は冷たい態度だった総理が、社会が動いたら手のひら返しの対応です。塩崎大臣は「山尾さんと総理が向いている方向は同じ」と言っていましたが、まったく違います。勘弁して欲しい。安倍政権は政策の“打ち上げ花火”がうまいので、保育園問題についても、今後、本腰を入れて取り組むのかどうか、チェックする必要があります。(消費増税とセットで決まった)子育て支援3000億円について、きちんと財源をつけて実現させるのか。私たちが提出する「保育士の給与を引き上げる法案」に政府は賛成するのか。国民のみなさんも、しっかり見ていて欲しい。
■日本のリアルが総理の風景には見えない
――パートで25万円とか、景気が良くなったから働く女性が増えたとか、安倍首相は感覚がズレていませんか。
総理の言う女性活躍って、子育てを終えたゆとりのある主婦が、カッコいいスーツを着て、能力高く、正社員となって、成長戦略に貢献する。そういうイメージなんでしょうね。一般庶民というのは、得であっても、損であっても働かないといけない。子供のため、家族のため、自分の老後のために。そういう日本のリアルが総理の風景には全く見えていない。
――結局、女性活躍って掛け声だけですね。
来年度予算の女性活躍の大柱のひとつが「トイレの整備」ですよ。女性が力を発揮するためには快適な環境が必要だと。被災地のトイレや男性のトイレも整備するっていうんです。子供の貧困対策や男女の賃金格差改善など、他にやるべきことがある。要は本気じゃないということ。一昨年の秋に女性活躍を打ち上げ、解散をした時に、総理の中の女性活躍の役割は終わった。だから、1億総活躍に衣替えして、今回の女性活躍の予算の柱がトイレになってしまった。それが証左です。
――最後に、甘利前経済再生相の口利き疑惑について。元検事の郷原信郎弁護士などは、捜査機関がすぐ着手できる案件だと言っています。山尾さんは元検事として、どうご覧になっていますか。
郷原先生がそうおっしゃるのは理があると思います。でも私は、三権分立で立法府の国会議員なので、個別の事案について、捜査に入るべきだとか、起訴すべきだということは控えるべきだ、と思っているんです。ただ、ひとつ言えるのは、恐らく「あっせん利得」が法制化されたのは、今回のような事案でも、行われたことが適法か違法かにかかわらず、お金の力で政治を曲げちゃいけない、ということだった。こういう事案も、しっかり法の網がかかるようにすることで、再発を防ぐというのが国会の意思だったと思います。(日刊ゲンダイ 2016年3月22日)』
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旧民主党は男女平等や女性の社会参画を推進して来た割には、今でも女性議員は少ないし。なかなか女性の幹部が出なくて「何だかな〜」って思っていたのだけど。<蓮舫氏が代表代行になったのが、一番の出世かも?^^;>
山尾氏は2期めで幹部に抜擢されたことから、選挙目当てみたいに言われることもあるのだが。どうかここから実力派の議員、幹部に育って欲しいと。そして、安倍政権の安保政策や特に女性の仕事、生活、子育ての政策に疑問や反感を抱く人たちの共感を得て、民進党の党首候補として、同党の支持率&イメージアップのために頑張って欲しいと願っているmewなのだった。(@@)
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