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2016年03月30日 「ジャーナリスト同盟」通信
<安倍退陣で終わらない>
戦争法施行日となった3・29国会包囲デモは、実に4万人近い民衆デモとなった。戦争法強行時点と変わりない、民衆の怒りのデモだ。戦争か平和か、の戦いは、夏の衆参同日選挙へと突き進んでいる。官邸に60年安保の悪夢がよぎる!安倍退陣は時間の問題だろう。そこで終わらない。その先に政権交代による戦争法廃止が待ち構えている。日本国憲法の再生・復権を意味する。ワシントンも震えている?
<戦争法廃止が目標>
岸信介内閣が強行した60年安保は、ワシントンの戦争屋と自民党右翼・戦前回帰派が連携したものだったが、学生・労働者・市民の強硬な抵抗にもかかわらず、強行されてしまったが、引き換えに内閣は退陣した。
3・29民衆デモは、その勢いを上回っている。今夏7月の選挙結果によって、健全野党が足並みを崩さない限り、間違いなく野党が勝利、内閣を退陣に追い込むだろう。
したがって官邸・自公与党の選挙策略は、野党分断に特化している。それに読売・産経メディアを駆使するが、民衆の平和への戦いは官邸広報紙を上回るだろう。3・29デモが改めて証明してみせた。
官邸の勝利戦略は消費税10%の凍結である。このことを、頭の固い岡田はわかっていない。誰か彼の頭脳を冷やしたらいい。政権交代を実現して、10%凍結どころか、5%引き下げが野党公約でなければおかしい。減税による消費市場の活性化である。同時に、行財政改革を断行するのが最善の策だろう。
政権交代による戦争法廃止が、なすべき最初の仕事である。
岡田よ!大局を見たかじ取りが必要だ。大局とは民衆・99%の側に寄り添うことである。古巣の官界や誤った民主党内閣ではない。対自公戦略は、内部事情に明るい小沢の知恵を借りなければならない。自公の不正腐敗は志位の出番だろう。市民グループとの接点は吉田がいい。全員野球でなければ、勝てる勝負も負けてしまう。
戦略会議は常時、臨機応変に健全野党トップで開いて、それぞれの知恵を出し合って、まっすぐに走ればいい。平和への戦いであることを忘れてはならない。憲法違反の戦争法廃止が唯一の目標である。民衆の悲願はこの1点にある。
<99%民衆の決起>
60年安保の時との違いは、これが組織されたものではないということだ。市民・学生・労働者が自由に参加したものである。
一過性のものではない。子供を持つ親たちは深刻そのものであろう。自衛隊関係者もただ事ではない。最悪のケースは朝鮮・韓半島での戦争である。いつ起きても不思議ではない。
北朝鮮軍と韓米軍双方が挑発する事態が、目の前で起きているのだから。それは尖閣や南シナ海でも想定される。日本の防衛担当責任者が日々、注目を集める異常事態は、戦後初めてのことだろう。
それゆえに民衆が怒りの反撃を、既に1年前から行っている。60年安保を上回る勢いである。
<非暴力抵抗運動>
70年戦争法阻止の国会デモは、まことに整然としたものである。非暴力抵抗運動である。ガンジー主義だ。このことが日本の民主化を裏付けている。政府の独裁に対して、民衆は堂々と非暴力抵抗運動で応戦している。これはすばらしいことである。
日本政府は、憲法の枠内での政治を強要(立憲主義)されている。その枠を乗り越えての戦争法の強行だった。これに対して、国民は抵抗権を行使できる権利を手にした。
これを阻止する権限は政府にない。警察は、よくよくこのことを肝に命じなければならない。国民の抵抗権を抑える行為は、新政権の下で天罰を受けることになるだろう。
<健全野党統一の原動力>
戦後初めての健全野党の大同団結は、戦争法反対の市民の怒りのデモが実現したものである。日本共産党が清水の舞台を飛び降りてくれた。社民・生活が必死で民主党を説得した。
民衆の怒りに民主党も決断、それが現在の民進党によって野党統一の政権の「受け皿」が完成したものだ。その原動力は民衆の力なのだ。そうして戦後初めての野党による大同団結が実現した。快挙だ。
<岡田・志位・吉田・小沢の結束>
岡田・志位・吉田・小沢の協力が、新政権を必ず約束するだろう。神社本庁も創価学会も怖くはない。強くもない。民衆に対抗できる組織・団体などこの世に存在しない。4人は民衆の付託を受けている。
特に岡田の責任は重い。謙虚と寛容さが求められる。4人が仲良く笑って協力すれば、道は開けるだろう。
2016年3月30日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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