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小沢氏(左)と、志位氏は月刊誌で対談した
なかまたち・小沢氏と共産党・志位委員長の“抱擁”ぶりには驚き入った…
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160329/plt1603290830001-n1.htm
2016.03.29 永田町・霞が関インサイド 夕刊フジ
3月27日、民主党と維新の党が合流して、新党「民進党」(岡田克也代表)が誕生した。政調会長に、旧民主党で衆院当選わずか2回という山尾志桜里氏(41)を起用したのは、明らかに7月の参院選を意識した人事である。
今後のNHK「日曜討論」は、自民党の将来の総裁候補とされる稲田朋美政調会長(57、同4回)との“女の戦い”が見物である。
新党人気到来に賭ける民進党執行部の期待を一身に受ける「論客」山尾氏と自民党内保守グループの「期待の星」稲田氏の論戦は、注目を集めるのは間違いない。
そうした中で、来る参院選の焦点の1つである野党共闘の成否のカギを握るキーパーソン対談が話題になっている。
最新の月刊誌「世界」別冊(岩波書店)に、共産党の志位和夫委員長と、生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎共同代表の対談が掲載されている。
この対談は、参院選シングルであろうと、衆参ダブル選であろうと、これまで安倍晋三首相の「1強」を許してきた弱小野党の結集が奏功するかどうかを占ううえで示唆に富んでいる。
ここで明白となったのは、往年の政界の「荒業師」小沢氏による、志位氏取り込みぶりである。
自民党竹下派、細川護煕政権、新進党、民主党でキングメーカーであった小沢氏は、連合=山岸章会長、公明党=市川雄一国対委員長、創価学会=西口良三副会長など、集票機能の高い政党・組織のボスを籠絡し、その都度、自分の野望実現のための「マシン」としてきた。
1993年には自民党から政権奪還を成し遂げたものの、今や衆参5人のミニ政党の党首まで落ち込んだ小沢氏だが、志位氏との阿吽(あうん)の呼吸は絶妙なものがある。
参院選1人区で独自候補を取り下げるなど、野党共闘を優先する志位氏の判断を「日本の歴史を変えるきっかけになる」と礼賛する。さらに、「共産党と組めないとか、小沢は嫌いだと言っているようでは、安倍さんになめられる。その他の野党の器量の問題だ」とまで言い切っている。
かつての自民党最大派閥のボスと、共産党のトップの“抱擁”ぶりには驚き入る。
ただ、小沢氏の意図するのは「小沢アレルギー」が堅固に残る旧民主党(現民進党)に対して共産党側から影響力を行使することにある。
そして、共産党の“創価学会化”である。同学会に対抗する野党結集の「集票マシン」にすることを狙っているのだろう。それが透けてみえる志位・小沢対談だった。 (ジャーナリスト・歳川隆雄)
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