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大西英男HPより
安倍チルドレン大西議員の「巫女のくせに」発言を生んだ神社本庁と自民党の癒着! 神社は国家主義復活の道具
http://lite-ra.com/2016/03/post-2099.html
2016.03.25. 自民議員「巫女のくせに」と神社本庁 リテラ
自民党のあの議員からまたトンデモ発言が飛び出した。24日、安倍首相の出身派閥でもある細田派の会合で、例の「マスコミは懲らしめないといけない」発言の大西英男衆院議員が神社の巫女(みこ)に自民党公認候補の支持を依頼して、「自民党はあまり好きじゃない」と断られたエピソードを紹介。「『おい、巫女さんのくせに何だ』と思った」と述べたのだ。
なんという職業蔑視的な発言。しかも、大西議員はこれに続いて、「巫女さんを誘って札幌で夜、説得しようと思った」と、セクハラまがいの発言も行ったという。
大西議員は前述したように、昨年6月、安全保障関連法の審議の最中、自民党議員の勉強会で、安保法制に批判的な報道機関に対し「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番」などと発言し、大きな問題になった。「懲らしめないといけない」と圧力を加える発言をし、党から厳重注意処分を受けた。
さらに7月には、党本部で開かれた原子力政策に関する会合で、原発に批判的なテレビコメンテーター、解説者に対し「個別撃破でいいから、是非皆さんの知識を知らしめてください」などと発言。出席していた資源エネルギー庁の幹部にマスコミへの圧力をうながしたのだ。
なぜ、こんな人物がのうのうと議員バッジをつけているのか、改めて安倍自民党のレベルの低さにうんざりさせられるが、今回の「巫女」への蔑視、セクハラ発言については、もうひとつ背景がある。それは、日本全国の神社を統括する神社本庁と自民党のズブズブの関係だ。
神社本庁は「神道政治連盟」という政治団体を傘下に置き、多数の政治家を支援しているのだ。その影響力は凄まじく、実際、「週刊朝日」(朝日新聞出版)15年10月23日号によれば、当時の安倍内閣の25人中22人が「神道政治連盟国会議員懇談会」に所属。とりわけその会長を務める安倍首相は、神社本庁と切っても切れない存在だ。
そして、自民党、安倍政権と神社本庁は一体となって、自主憲法の制定、靖国神社での国家儀礼の確立、道徳・宗教教育の推進、東京裁判と侵略戦争の否定、A級戦犯の擁護、夫婦別姓反対、ジェンダーフリー反対、皇室と日本の文化伝統の尊重と、日本を戦前に引き戻す政治を推し進めている。
とくに、憲法改正については、安倍政権、日本会議と連動する形で、神社本庁は各神社に境内を使った“憲法改正に賛同する署名活動”まで行わせているのだ。
もっとも、これはあくまで、神社本庁の幹部が主導してやっていることであって、全国の多くの神社ではこうした露骨な政治への関与に不快感を感じている神職や巫女も少なくないという。だから「自民党が嫌い」という巫女もいて当然なのだ。
しかし、自分たちの権力を過信し、極右思想にこりかたまった安倍チルドレンは、神社を自分たちの政治的道具、巫女を自分たちに奉仕する性奴隷くらいにしか思っていないのだろう。だから、こんな失礼な差別的言辞が平気ではけるのだ。
いずれにしても、今回の大西氏の妄言は、本来は多様な神々が祀られ、大衆の習俗的儀礼の場でもある神社を再び国家主義に利用しようとしている安倍政権と、国家神道復活という妄想に取り憑かれた神社本庁の癒着がもたらしたものだ。
リテラはこれまで、安倍政権と神社本庁の癒着がいかに危険で、いかに神社の本質からかけ離れたものであるかを徹底的に批判してきた。以下にその代表的な記事3本のURLを掲載するので、この機会にぜひ読んでほしい
(編集部)
⚫在特会より危険!? 安倍内閣を支配する極右団体・神社本庁の本質
(http://lite-ra.com/2014/10/post-558.html)
⚫神社本庁が安倍の地元で鎮守の森を原発に売り飛ばし!反対する宮司を追放
(http://lite-ra.com/2014/10/post-561.html)
⚫全国各地の神社が初詣客を狙って改憲の署名集め! 日本会議・神社本庁が指令、戦前復活の目的を隠す卑劣な手口
(http://lite-ra.com/2016/01/post-1863.html)
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