http://www.asyura2.com/16/senkyo203/msg/432.html
Tweet |
IS参加図り拘束 無職男性「M・M」なぜ罪に問われない?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/178038
2016年3月25日 日刊ゲンダイ
イスラム国に加わろうとした「M・M」/トルコの「ヒュリェット」(電子版)
本人は「日本での生活が嫌になった」と説明しているという。過激派組織「イスラム国」(IS)に加わろうとした日本人男性(23)がトルコで拘束された問題。
現地メディアに「M・M」と名付けられた男性は24日、帰国後の任意聴取でIS志願を否定。「こんなに騒がれるとは思わなかった」と話したという。携帯電話など所持品からISとのつながりを示すものは確認されず、和歌山県警も任意での聴取をいったん打ち切った。
人騒がせな若者は和歌山県白浜町出身。地元の小中学校を経て、同県田辺市内の工業高校へ進学した。その後、大阪府の電気工事会社に勤めたが、職を転々とし、昨年夏ごろから働いていた工場も今月になって退職。無職となった。最近まで市内に住む祖父母と同居していたという。
「男性は家族に『ヨーロッパへ旅行に行く』と言い残し、今月15日に日本を出国。現地では翻訳ソフトを使ってコミュニケーションを取っていたようです」(捜査事情通)
現地メディアによると、男性は22日にシリア人数人とシリアに向かう途中、国境付近でトルコの治安部隊に拘束された。その際、「電話で知り合ったシリア人からISに勧誘された」と説明したと報じられた。
「帰国後は『ISに加わるつもりはなかった』と否定。どうやら、行き当たりばったりの“冒険”気分だったのかもしれません」(捜査事情通)
それにしてはスケールがデカ過ぎる。2014年にはISに参加するため、シリア渡航を企てた北大生が私戦予備容疑で警視庁の任意の聴取を受けた。北大生は「安易だった」と反省し、逮捕までには至らなかったが、今回は渡航を果たしていた。警察当局は私戦予備容疑に当たるかを慎重に検討。現時点で「嫌疑なし」と判断したようだが、この先も罪に問われることはないのか。
「私戦予備罪は他国に対し私的に戦うことを想定したもので、ISを『国』と呼べるかなど、そもそも適用にふさわしいかすら微妙な法律です。渡航も嫌疑に影響しません。警察が旅券返納命令を出し、男性が拒否すれば旅券法違反で逮捕される可能性はありましたが、それ以外での立件は難しいと思う。海外渡航の自由との兼ね合いもあり、ISへの参加自体を取り締まる法律は世界的にも少ない。そのため、国際問題になっています」(弁護士の落合洋司氏)
IS志願者は今後も続出しそうである。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK203掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。