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自衛隊に影響力を行使している旧帝国軍人たちの存在
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/03/25/post-4185/
25Mar2016 天木直人の公式ブログ
きょう3月25日の毎日新聞が小さく報じていた。
きのう3月24日に東京都内で安保法の是非をめぐるシンポジウムが開かれたと。
これだけなら、どこにでもあるシンポジウムだ。
なぜそのシンポジウムが記事になったのか。
その毎日新聞の記事は書いている。
元防衛官僚幹部である柳沢協二氏(元内閣官房副長官補)と元陸上自衛隊幹部である番匠幸一郎氏(前陸自西部方面総監)ら元将官が論戦を戦わせたと。
なるほど。
防衛省の文官と制服組が、3月29日から施行される安保法の評価について、正反対の評価をしたのだから、新聞記事になるわけだ。
しかし、私がその記事で注目したのは、そこではない。
この誰がこのようなシンポジウムを主催したかである。
その記事によれば、主催者は、旧陸軍将校と元陸上自衛隊幹部でつくる公益財団法人「偕行社」となっている。
わが目を疑った。
旧陸軍将校がいまでも影響力を持っているのだ。
たしか番匠幸一郎氏も旧帝国軍人の子息であるはずだ。
そして陸自だけではない。海自も含め、旧帝国軍魂は現在の自衛隊に引き継がれているに違いない。
おりから、安倍首相による新安保法制の下で、シビリアンコントロールは有名無実化し、自衛隊幹部が、晴れて我が国の安保政策の企画・立案に主導的役割を担うようになった。
その行き着く先は明らかだ。
このままでは、もはや日本は憲法9条を世界に誇れる日本ではなくなる。
かくて日本は普通の国になっていくが、それは、ただの小さな島国になるということである。
それを阻止できるのはこの国の政治でしかないが、今の政治状況では絶望的である(了)
◇
安保関連法 元防衛官僚VS元制服組…シンポジウムで論戦
http://mainichi.jp/articles/20160325/k00/00m/040/102000c
毎日新聞2016年3月24日 21時31分(最終更新 3月24日 21時31分)
安全保障関連法の施行が29日に迫る中、陸海空自衛隊の部隊指揮官だった元将官と元防衛官僚が24日、東京都内で開かれた同法を巡るシンポジウムで主張をぶつけ合った。
旧陸軍将校と元陸上自衛隊幹部でつくる公益財団法人「偕行社」の主催。昨夏以降に退職したばかりで最近の部隊事情を熟知した元将官3人は安保法を評価したが、2004〜09年に内閣官房副長官補を務めた柳沢協二氏は反対した。
イラクに指揮官として派遣された経験がある番匠幸一郎・前陸自西部方面総監は、国連平和維持活動(PKO)などで海外派遣された自衛隊が離れた場所にいる国連要員らの救助に向かう「駆け付け警護」などについて「任務の根拠が不明確だったら現場の指揮官が困るが、その大半が安保法で解消された」と述べた。
柳沢氏はイラク派遣で当時の政府高官が「1人がけがをしたら(部隊全体を)帰らせないと内閣がつぶれる」と任務遂行より政権維持を優先していたエピソードを披露し、「今度は撃たないとできない仕事を自衛隊にやらせようとしているから、絶対にリスクは上がる」と批判した。【町田徳丈】
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