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3.18オールジャパン3.19総がかり行動で流れを変えるー(植草一秀氏)
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17th Mar 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks
政治は私たちの生活、生命、生き方に重大な影響を与える。
何よりも重要なものだ。
しかし、政治に対する関心が低くなっていると言われる。
選挙の投票率は国政選挙でも5割そこそこ。
地方の選挙では投票率が3割程度にしか達しないものもたくさんある。
民主主義、国民主権の仕組みがありながら、その主権者がこの仕組みを生かしていない。
自分たちの力で政治を決定できる、自分たちの力で政治を変えられる。
この判断が広がっていないからだろう。
しかし、その政治が大暴走している。
安全を確保しないまま、全国の原発が再稼働に突き進んでいる。
日本国憲法が禁止している集団的自衛権行使を容認する安保法制=戦争法制が強行制定された。
国民の生命、健康、生活を破壊する可能性が高いTPPに、
内容も明らかにされないまま日本が参加することが推進されている。
沖縄県民が総意で反対している辺野古米軍基地建設が強行されている。
そして、多くの労働者の所得と処遇を下流に追い込む格差拡大政策が推進されている。
これらはすべて日本政治、安倍政治がもたらしているものである。
この現実に対して、反対の考え、憤りを持つ主権者が多数存在する。
主権者多数が、その思いを共有するなら、その主権者の力で、政治を変えることを目指すべきである。
それは、断じて不可能でない。
明日、3月18日(金)午後6時50分開会予定の
「オールジャパン平和と共生」
「安倍政治を許さない!参院選総決起集会」
文京シビック大ホール
http://bunkyocivichall.jp/access
は、
「主権者が連帯して日本の政治を変える」
ための集会である。
「誰かが変えてくれるから私たちが変える」へ
そして、
「主権者が日本を取り戻す!」
その目標は、
「戦争と弱肉強食」の政治を「平和と共生」の政治に変えることである。
主権者が動かなければ政治は変わらない。
主権者が動けば政治は変わる。
現在の安倍政権は主権者の25%の投票で創設されている政権である。
自民が17%、公明が8%。
たった25%の民意で創設されている政権である。
「安倍政治を許さない!」主権者が25%結集すれば日本政治を変えられる。
「25%連帯運動」である。
集会第1部では5野党代表者から参院選に向けての決意表明をいただく。
「安倍政治を許さない!」という共通認識を踏まえて、
野党5党と主権者が連帯して、参院選勝利を勝ち取ることを確認する。
第1部では、
「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」の
高田健氏が登壇される。
今年の参院選は、
自公
と
「安倍政治を許さない!」
政治勢力、そして、主権者の戦いになる。
主権者が連帯して行動すれば、必ず勝利できるはずだ。
ただし、選挙に勝つためには、戦術が必要だ。
本年夏の参院選においては、32の1人区選挙区が極めて重要になる。
安倍政治を後退させるには、安倍政治に対峙する側が大同団結し、連帯して行動することが重要である。
3.18文京シビックに集結し、安倍政権を打倒するために連帯を確認しなければならない。
集会第2部では、原発、憲法、TPP、基地、格差問題について、多数の識者にご登壇をお願いしている。
極めて有益な集会になると思われる。
1人でも多くの主権者の参集を強くお願い申し上げたい。
登壇予定者は以下のとおり(登壇予定順、敬称略)
民主党 江田五月(最高顧問、参議院議員)
維新の党 代表者(調整中)
日本共産党 山下芳生(書記局長・参議院議員)
社会民主党 吉田忠智(党首・参議院議員)
生活の党と山本太郎となかまたち
代表者(調整中)
鳩山友紀夫(元内閣総理大臣)
原中勝征(前日本医師会会長)
篠原孝(衆議院議員・民主党)
高田健(戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会)
加藤好一(生活クラブ生協連合会会長)
落合恵子(作家)
小出裕章(元京大助教、メッセージ参加)
梓澤和幸(NPJ代表、弁護士)
伊藤真(伊藤塾塾長・弁護士)
山田正彦(元農林水産大臣)
鈴木宣弘(東京大学教授)
孫崎享(元外務省国際情報局長)
安田節子(食政策センターVISION21代表)
平野貞夫(元参議院議員)
川内博史(元衆議院議員)
岩上安身(IWJ代表)
植草一秀(総決起集会実行委員)
安倍1強体制と言われる。
衆議院で与党は7割の議席を占有している。
しかし、この議席を生みだしたのは、
主権者の4分の1の投票に過ぎない。
25%の投票で7割の議席が占有されたのである。
「25%の投票で7割の議席」
の結果が生じた最大の理由は、
自公が選挙区の候補者を一人に絞り込んだことだ。
小選挙区制度では、得票1位の候補者だけが当選する。
2位以下の候補者に向けられた投票はすべてが「死票」になる。
安倍政治にブレーキをかける、安倍政治を打倒する、ためには、
反安倍政治票の一本化が必要不可欠なのだ。
オールジャパン平和と共生
は、
政策を基軸に
党派を超えて
主権者が主導して
「平和と共生」の政治実現
を目指す。
政策基軸として、
原発稼働
憲法破壊
TPP参加
を許さない!
辺野古基地
格差拡大
を許さない!
ことを掲げている。
野党のなかには、これらの政策が不明確な党も存在する。
しかし、目前に迫る参院選を踏まえれば、
これらのすべての一致を求めずに、
まずは、
「安倍政治を許さない!」
の1点で大同団結することが必要である。
安倍首相は、こうした連帯が構築されることを極度に警戒している。
だからこそ、
市民と野党5党の結束のデモンストレーションを拡大させることに意味がある。
「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会総がかり行動」
は、3月19日(土)に、
「戦争法廃止・安倍政権の暴走許さない3.19総がかり日比谷大集会」
を午後1時半から開催される。
オールジャパン平和と共生
の
3.18「安倍政治を許さない!参院選総決起集会」
は、3.19の総がかり行動日比谷大集会開催を念頭に入れて、
連続イベントとして企画したものである。
昨年8月30日には、「総がかり行動」で、
国会議事堂周辺に10万人を超す主権者が集結した。
それでも安倍政権は戦争法制を国会で強行制定したが、その怒りを私たちは忘れてはならない。
想いを維持し、必ず選挙の際に、投票所に足を運び、清き一票を投じることによって、
日本政治を変えねばならないのだ。
そして大事なことは、その清き一票が無駄にならないように、戦術を構築することだ。
それを主権者自らが主導するべき時が来ている。
「誰かが変えてくれるから 自分たちで変えるへ」
なのである。
25%の主権者が連帯すれば、政治を変えられる。
主権者の意思に沿う政権を樹立できる。
主権者が求める政策を実現することができるのだ。
一朝一夕に実現することではないが、まずは、今年の参院選で大きな第一歩を踏み出さねばならない。
3月18日(金)
文京シビック大ホールに、1人でも多くの友人、知人、家族に声をかけて、参集賜りたい。
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