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渡辺謙&南果歩夫妻と気仙沼のカフェ(C)AP
被災地に寄り添う渡辺謙 NYから毎日“直筆FAX”の心意気
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/177229
2016年3月15日 日刊ゲンダイ
東日本大震災から5年――。先週の3月11日当日こそテレビ各局は宮城や福島から生中継で被災地の現状を伝えたが復興は道半ば。にもかかわらず人々の関心は次第に薄れ始めている。そんな中、他とは一線を画した復興支援をひっそりと続けているのが渡辺謙(56)だ。
宮城県気仙沼市の港にある「気仙沼復興商店街」。そこに自身がオーナーを務めるカフェ「K−port」をオープンさせたのは震災から2年半後の2013年11月のことだった。設計は渡辺が親交のある建築家・伊東豊雄氏にオファーし、芝居小屋をイメージしたデザインに。時にイベントスペースとして使用されることもあるそうで、カフェの存在自体は知られていたが、実はカフェには渡辺からほぼ毎日、直筆のメッセージがFAXで送られてきていて、店頭に飾られているのである。
■主演舞台の合間を縫って伝え続ける
東日本大震災から6年目の初日、3月12日の書き出しは「さ、新しい一日です」。中盤には「この週末まで走り切ったらしばし休息です。さすがにちょっとくたびれました」と渡辺自身の気持ちが吐露されている部分も。これは日本時間9日から主演を務めているブロードウェーミュージカル「王様と私」の疲れのことだろうか。
ちなみにこのFAXはニューヨークの「リンカーンセンター・シアター」から送信されている。2月に早期の胃がんが見つかり、内視鏡手術を受けたばかりにもかかわらず、自宅療養後の今月5日に渡米。過酷なスケジュールと体調の中、震災を忘れず、毎日のようにFAXを送り続ける心情には頭が下がる。芸能リポーターの川内天子氏は言う。
「渡辺さんは白血病、離婚、借金問題などいろいろな痛みを経験してきたからこそ、人の苦しみが分かるのではないでしょうか。気仙沼にお店をつくったことを大々的に宣伝しないのも、被災地の人の気持ちを考えてのこと。長い目で復興を支援するという覚悟と静かな情熱が感じられます」
店員によると渡辺が妻の南果歩(52)と一緒に店を訪れることもあるという。ミュージカルが終われば、ふらっと姿を見せるかもしれない。
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