政界地獄耳　楽観視できない安倍政権
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1616508.html
2016年3月14日8時55分　日刊スポーツ

　★「選挙のためだったら何でもする、誰とも組む、こんな無責任な勢力に私たちは負けるわけにはいかないんです。今年の戦いは政治に国民に責任を持つ自民党・公明党連立政権対こうした民主党、共産党、民共の勢力との戦いになります」。１３日に都内で開かれた自民党大会で夏の参院選に向け自民党総裁・安倍晋三は力を込めた。しかし、安倍政権を取り巻く環境は決して楽観視できるものではない。

　★また、選挙を前に自民党は公約の基本方針案をまとめた。今まで選挙の前には突然「経済最優先」を掲げ、選挙中にはおくびにも出さなかった隠れ公約としていた安保法制や憲法改正を選挙後に繰り出すやり方には党内関係者からも批判があった。民主党政権下では、「ウソつかない。ＴＰＰ断固反対。ブレない。自民党」のポスターを張り続けてきたが、民主党から政権を奪取するとあっさり理屈をつけてＴＰＰ賛成に転じていく。そのＴＰＰは４月から国会論戦になる。

　★方針は＜１＞経済再生＜２＞女性活躍＜３＞地方創生＜４＞安全安心・やさしい社会＜５＞国の基本の５本柱だ。いわば今までの焼き直し感は否めないものの、その中で噴出した、政策の弱点や争点を再点検する狙い。ことに新自由主義に近い発想で続けてきたアベノミクスの弱点である「頑張ったけれどもうまくいかない人」への配慮ややさしさを強めていくことはアベノミクスの修正というより政策変更に近い。格差が広がり過ぎ、頑張ってもどうにもならない人たちが増えすぎた現実に向き合うしかなくなったともいえる。「民主党など野党の公約や戦略が出る前に先取りする」（自民党関係者）ということなのだろうが、アベノミクスの否定にもつながりかねない。自民党は政策で難しいかじ取りが必要だ。（Ｋ）※敬称略

コメント
1. 日高見連邦共和国[620] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2016年3月14日 18:54:00 : C7Wqvb1wZA : tDwH8L7NsPc[561] ▲△▽▼ おいおい『政界地獄耳』さんよぅ！ 安倍政権の現状、“楽観視出来ない”どころか“死に体”じゃね？（笑） ほら、上体は海老反り、足の指先が徳俵にかかってまんがな〜！！
2. 2016年3月14日 23:18:12 : w9iKuDotme : S@BYVdB2dgc[1103] ▲△▽▼ 緊急事態条項の実態は「内閣独裁権条項」である 小島慶子氏 「ふむふむ。よく覚えておかなきゃ」 https://twitter.com/account_kkojima/status/709370869873676289 独裁を許してはいけません。日本国は民主主義国です。
3. 2016年3月15日 02:06:25 : IJjjrLkBu1 : Tp0IihGPIW0[332] ▲△▽▼ 　　負けが込んでいた先の戦争を軍部と政府が「勝ってる勝ってる、撃沈轟沈」とマスコミを使って喧伝したが、真っ赤な嘘であり、この報道が無ければ国民はもう少し賢明になり、終戦は早まった可能性も高いと言われている。 　　福島原発事故も、絶対に事故はあり得ない、と政財官は豪語し、懸念を示す住民らを村八分にしながら何らの事故対策もせずに放置、結果的に今になって電力会社が国民に謝罪をする有様である。 　　政財官学司法にマスコミの護送船団方式で尚かつ料亭に集まっては本音を出し、それが政策の肝となるような統治機構であっては、自省、自制、自戒が無く、皆が同じ方向に向く「場の空気を読んで大勢に付く」風土なのである。 　　このようなトップ集団が緊急事態を感じたらどうなるか、誰か一人の人間に合わせるしか能が無く、強きに弱く弱きに強い寄らば大樹の陰状態では、その一人の判断が全て、になってしまうことは想像が付く。 　　それが安倍首相であれば、単なる一政党の党首の思考回路をなぜ国民が正しい判断だと共有しなければならないのか、全くもって首を傾げざるを得ない。 　　議院内閣制というものは大統領制とは違い、政権党にそれ程重要な任務を与えていない。政権党の党首が誰であろうと国民には関与の術が無いのであるから、いわば自民党の党首の判断を完璧として付いて行かねばならぬほどの、国民にとっての理不尽は無いのである。 　　総理は国民の信任を得たもので有るかのようだが、自民党の内部人事に過ぎない党首では有権者は信任の仕様が無く、それはあり得ないのである。 　　とすれば、国そのものの存続が危ぶまれる事態となれば、先の震災では無いが「てんでんこ」に判断するのがベストである。経済破綻にしても戦争の勃発にしても、幼児では無い限り、それぞれが情報を得て最善の方策を採ることが正しい道である。 　　地震の際に指示通りに集まったり待機したりして命を落とす集団もあれば、後先構わずに勝手に逃げて結果的に命拾いをしたケースも多いのである。 　　緊急事態には、一政党の党首に過ぎない者から命令や指示が出るまで待機するより、感性を研ぎ澄ませて、自治体毎、地域毎、或いは個別に、サバイバルを模索する事が正しい道である。 　　政権の役割は、そもそも緊急事態を回避すべく、嘘出鱈目を言わずに議会に逐一現状を報告し、外交講和に努め、護送船団のマフィア型料亭政治から脱却し、政財官学司法マスコミの互いが切磋琢磨、ディベートを繰り返し、護送船団方式のもたれ合い、結果無責任構造を解消すべきである。 　　緊急事態条項を立法し、安倍氏を最強として他が付いて行こうというのは、大樹を作って寄っておけば無責任でいられるからであり、楽だからである。 　　安倍氏の言うことが出所もはっきりしない出鱈目であろうと、異議を唱えたり議論するよりも従う方が得策だと考えれば、おかしいと思っても口を閉ざす。それが先の大戦の日本人の行動であり、今も変わりないのである。 　　何らの根拠も無く発した他人の言葉に付いて行かねばならぬほどの理不尽は無い。憲法はむしろそういう個人の服従行動を否定しているのではないか。 　　先の大戦、福島原発事故、個々が考えを放棄していると嘘を付く者が出る。 　　日本国は、たかだか７、８０年の間に二件ものトップの虚偽で取り返しの付かない事態を招いたのであるから、トップというのは国民が権威者として付いて行くべきではない事は明白であろう。
4. 2016年3月15日 09:48:05 : JFhRM4WdGY : rpudECH5lgE[150] ▲△▽▼ 日刊スポーツの真意は、野党への忠告だと思いたいし、 自民の軌道修正(但し、選挙の時だけ、口先だけ、見かけだけ) の現れというのを、野党は見逃すべきではない。 自民こそ、選挙のためには何でもやる政党なのだから。 アメリカでの、トランプ・サンダースの支持拡大、 ヒラリーのTPP反対への転換の裏側にあるのは格差拡大の １パーセント社会・１パーセント経済への怒りがある。 それは、ヨーロッパにも現れつつある。 世界は、貨幣-市場-貿易という格差拡大システムの 矛盾が隠せなくなっている。
5. 2016年3月15日 17:42:56 : ovyCUwgmRw : IK7W_4uO29c[1] ▲△▽▼ オイ、甘利出てこい！

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