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高木大臣も逃げ回り 安倍政権「復興委」断固拒否の異常事態
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/177187
2016年3月12日 日刊ゲンダイ
高木大臣は首相の被災地視察についていくだけ(5日、福島)/(C)日刊ゲンダイ
東日本大震災から丸5年の11日、政府は2016〜20年度の「復興基本方針」を閣議決定したが、安倍政権が本気で復興に取り組んでいるのかどうか疑わしいものだ。というのも、国会の衆院復興特別委員会が、審議が始まらない異常事態に陥っているからだ。
今月1日に来年度予算案が通過した衆院では、予算委以外の他の委員会での審議が本格化している。ところが、復興特委だけは9日に高木大臣の所信表明が19分間開かれただけ。安倍政権が「一丁目一番地」という復興だ。委員会が毎日開かれてもおかしくないし、通常なら遅くとも所信の翌日の10日に審議が始まるのだが、自民党が「来週以降にしてくれ」と、断固拒否しているという。
「自民党は3.11の式典の準備があるなどと理由をつけていましたが、ホンネは、3.11前に復興が進んでいないことを非難されるのが嫌なのでしょう。3.11後ならメディアの被災地絡みのニュースが減るだろうという計算もある」(野党関係者)
例えば、災害公営住宅は遅れに遅れ、いまだ完成は6割。仮設住宅から別の仮設住宅への転居を余儀なくされる人も少なくない。「まさか5年も仮設に住むとは思いませんでした」という被災者の声もあった。
審議が始まらないのには、下着ドロ疑惑や香典配布問題を抱える高木大臣にも原因がある。民主党の安住国対委員長代理は「疑惑を追及されるのが嫌だから『大臣隠し』をする。被災地をバカにしている」と批判していた。
「高木さんは『大臣室より自民党の国対の部屋にいる方が長い』と揶揄されています。もともと国対畑なので居心地がいいのもありますが、予算委で野党の追及にあわないよう、国対のメンバーに『なんとかよろしく』と内々に頼んでいた。復興委についても同様でしょう。特に注目が集まる3.11前は是が非でも避けたかったようです」(自民党関係者)
答弁から逃げる大臣なんて、さっさとその職を辞するべきだ。そんな大臣を使い続ける安倍首相も、「被災者の心に寄り添い」という言葉がしらじらしく聞こえる。
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