http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/668.html
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【祝】稲田朋美自民党政調会長がまた敗訴。「安倍とシンパ議員が紡ぐ極右在特会との蜜月」は真実の論評。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/6889c59fcdcfdb56ce34b27f659b5161
2016年03月11日 Everyone says I love you !
表題に「また敗訴」と書いたのは、稲田朋美政調会長がもともと極右弁護士として鳴らすきっかけになったのは、「南京事件百人切り事件」「沖縄県集団自決権命令事件」で原告側代理人弁護士をやったからなのですが、これらの裁判ではもちろん稲田氏が代理人を務めた原告ががわ完全敗訴しているからです。
それでも、そんな勇ましい裁判をしている珍しい弁護士がいるということで安倍総理に目をかけられ、今では次の首相候補とも目されるようになった稲田政調会長が起こしていた名誉毀損裁判で敗訴したことがわかりました。
極右ヘイトスピーチ団体「在日特権を許さない市民の会(在特会)」と近い関係にあると報じた週刊誌「サンデー毎日」の記事で名誉を傷つけられたとして、稲田政調会長が当時の発行元の毎日新聞社に550万円の損害賠償を求めた訴訟で、大阪地裁(小池明善裁判長)は2016年3月11日、請求を棄却する全面敗訴判決を言い渡しました。
判決によると、問題となったのは2014年10月5日号の「安倍とシンパ議員が紡ぐ極右在特会との蜜月」と題した記事です。
同誌は稲田氏に関し、資金管理団体が2010〜12年に在特会幹部と共に活動する8人から計約21万円の寄付を受けたとして「在特会との近い距離が際立つ」と報じました。
これに対して、原告の稲田氏側は
「ヘイトスピーチ活動をする在特会を支持しているとの印象を与える」
として名誉毀損だと訴えたものです。
彼女が極右政治家であることは周知の事実ですので、今さらこんなことで裁判をするんだということの方に逆に驚きました。
日本弁護士連合会会長候補が献金していた稲田朋美政調会長とは、こんな極右政治家。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/db48f4b75b6bf719015cffa4eb8f2d57
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旧統一教会系の組織で講演する稲田朋美政調会長。
ネオナチとツーショット写真を撮る高市総務相と稲田政調会長。
大阪地方裁判所の小池裁判長は
「8人が在特会の幹部とともに活動していることや、寄付を受けたことは真実」
と指摘し、
「記事は事実を踏まえた評価で、違法性は認められない」
「記事の目的には公益性がある」
「論評の域を出ていない」
「稲田氏への攻撃を意図したものと読み取ることはできない」
としました。澤藤先生が全面勝訴したDHCスラップ訴訟の判決と構造はそっくりですね。
澤藤統一郎弁護士、東京高裁でも完全勝訴!DHCの吉田嘉明会長からのスラップ訴訟を撃破す!!
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/521f62f2193c702030b006d1c35c1461
DHCスラップ訴訟控訴審判決。またもスラップを仕掛けたDHC・吉田の完敗。 −「DHCスラップ訴訟」を許さない・第69弾
http://article9.jp/wordpress/?p=6301
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もちろん、在特会のようなヘイトスピーチ団体と関係があるということは「恥ずかしい」ことであり、その人に対する社会的評価を下げる表現です。
しかし、それが公益目的に出たものであり、真実性の証明があり、論評の域を出ていなければ、たとえ批判記事であっても当然彼女の名誉権よりも表現の自由の方が優先されるのです。
どうも、この判決の勝訴を報じる毎日新聞の姿勢がきわめて大人しいので、あらためて、サンデー毎日の当該記事をご紹介したいと思います。
ご紹介しといてなんですが、本はお勧めしませんよ。買わないでね。
百人斬り裁判から南京へ (文春新書)
稲田 朋美 (著)
文藝春秋
【中国人「百人斬り」という捏造記事によって、戦後、二人の将校が処刑された。南京陥落から七〇年、遺族が名誉回復を訴えた裁判は新聞の無責任さや司法の不可解さに直面した。】から負けたそうです。
私は日本を守りたい
稲田 朋美 (著)
PHP研究所
「政局のためでなく、選挙のためでもなく、この国をよくするために、私は闘います」だそうです。櫻井よしこ氏との対談「私たちは日本を守りたい」収録。
それにしても、今日という判決日を拒否することなんてできたのに、どうしてわざわざ震災・原発事故から5年目の今日で受けたんでしょうか。
週刊誌報道で稲田氏が敗訴
http://jp.reuters.com/article/idJP2016031101001853
2016年 03月 11日 17:48 JST ロイター
週刊誌報道で稲田氏が敗訴
「在日特権を許さない市民の会(在特会)」と近い関係にあると報じた週刊誌「サンデー毎日」の記事で名誉を傷つけられたとして、自民党の稲田朋美政調会長が当時の発行元の毎日新聞社に550万円の損害賠償を求めた訴訟で、大阪地裁(小池明善裁判長)は11日、請求を棄却した。
判決によると、問題となったのは2014年10月5日号の「安倍(晋三首相)とシンパ議員が紡ぐ極右在特会との蜜月」と題した記事。稲田氏に関し、資金管理団体が10〜12年に在特会幹部と共に活動する8人から計約21万円の寄付を受けたとして「在特会との近い距離が際立つ」と報じた。
【共同通信】
サンデー毎日損害賠償 在特会関連記事で稲田氏の請求棄却
http://mainichi.jp/articles/20160312/k00/00m/040/037000c
毎日新聞2016年3月11日 19時20分(最終更新 3月11日 19時20分)
サンデー毎日の記事で名誉を傷つけられたとして、自民党の稲田朋美政調会長が発行元だった毎日新聞社に550万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、大阪地裁は11日、稲田氏の請求を棄却した。小池明善裁判長は「記事は公益目的で、真実性の証明がある」などと判断した。
記事は2014年10月5日号に掲載された。稲田氏の資金管理団体が10〜12年、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の関係者8人から寄付を受けたとし、「在特会との近い距離が際立つ」とした。稲田氏は「ヘイトスピーチ活動をする在特会を支持しているとの印象を与える」と主張していた。
判決は「8人が在特会の幹部とともに活動していることや、寄付を受けたことは真実」と指摘。「記事は事実を踏まえた評価で、違法性は認められない」と結論付けた。【三上健太郎】
毎日新聞社社長室広報担当の話
当社の主張が認められた妥当な判決だと考えます。
稲田朋美氏の請求棄却 「在特会と蜜月」の週刊誌報道
http://www.asahi.com/articles/ASJ2Y4FDHJ2YPTIL00P.html
阿部峻介2016年3月11日18時56分 朝日新聞
「在日特権を許さない市民の会」(在特会)と近い関係にあるかのような記事で名誉を傷つけられたとして、稲田朋美・自民党政調会長(57)が週刊誌「サンデー毎日」の発行元だった毎日新聞社に慰謝料など550万円と謝罪記事の掲載を求めた訴訟の判決が11日、大阪地裁であった。小池明善裁判長は「論評の域を逸脱しない」と判断し、稲田氏の請求を棄却した。
同誌は2014年10月5日号で「安倍とシンパ議員が紡ぐ極右在特会との蜜月」と題する記事を掲載。稲田氏の資金管理団体に献金した人の中に在特会幹部とともに活動する人が8人いると指摘し、「在特会との近い距離が際立つ」などと書いた。判決は、この内容は真実で公益性もあると認定。表現も真実にもとづく論評であり、稲田氏への攻撃を意図したものと読み取ることはできない、と述べた。(阿部峻介)
サンデー毎日報道で稲田氏が敗訴 判決で在特会との関係指摘 大阪地裁
http://www.sankei.com/west/news/160311/wst1603110084-n1.html
2016.3.11 19:38 産経新聞
自民党の稲田朋美政調会長
自民党の稲田朋美政調会長が、毎日新聞社が発行した週刊誌「サンデー毎日」に、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)を支持しているかのような印象を与える記事を掲載され、名誉を傷付けられたとして、同社に550万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が11日、大阪地裁であった。小池明善裁判長は「論評の域を逸脱したものとは認められない」として稲田氏側の請求を棄却した。
判決によると、同誌は平成26年10月5日号に「安倍とシンパ議員が紡ぐ極右在特会との蜜月」と題する記事を掲載。稲田氏の資金管理団体が在特会幹部に近い人物8人から22〜24年に計21万2千円の献金を受けたと報じた。
稲田氏側は、8人の思想やヘイトスピーチ(憎悪表現)活動を知ったうえで献金を受けたかのように読める内容で、在特会を支持している印象を与えると主張したが、判決は「記事に『知っていた』との記載はなく、重要な部分について真実」と退けた。
稲田氏は「どういう理屈であのような言論が許されるのか判決をまだ読んでいないので分からない」としつつ、控訴する意向を明らかにした。
毎日新聞社は「当社の主張が認められた妥当な判決だと考える」とコメントした。
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