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告発された 自民・猪口議員“出所不明金”517万円の言い訳
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/176606
2016年3月5日 日刊ゲンダイ
「自己資金」の言い訳は不自然(C)日刊ゲンダイ
今夏の参院選で激戦が予想される千葉選挙区の自民党候補、現職の猪口邦子議員(63)に、怪しい“出所不明金”が発覚した。
「政治資金オンブズマン」共同代表の上脇博之神戸学院大教授ら14人が2日、政治資金規正法違反の疑いで千葉地検に告発状を提出した。
告発状によれば、猪口議員は2010年参院選の「選挙運動に関する収支報告書」に、同年5月10日から7月26日の間に、自民党から500万円、自身が代表を務める政党支部から17万円の寄付を受けたと記載している。ところが、自民党の同年分政治資金収支報告書によると、同党が「公職の候補者」個人に直接寄付してはいないという。そのため、「(猪口氏の)支部からの寄付の誤記としか考えられない」としている。
要するに同期間、猪口議員の政党支部から猪口議員本人に、計517万円の寄付が渡ったということだ。
だが、猪口議員の政党支部の収支報告書には、本人への寄付は一切記載されていない。その上、政党支部の「収入総額」から「支出総額」を差し引くと、約43万円しか残らない。517万円を支出する余裕はとてもないはずだ。怪しい“出所不明金”を一体、どうやって捻出したのか。
猪口事務所に問い合わせると、「10年の選挙運動費用収支報告書に『自己資金』とすべきところを、党本部からの寄付であると誤記していた。適切に対応するよう担当者に指示をした」と文書で返答があった。
告発した上脇教授はこう言う。
「『自己資金』とは不自然な言い訳です。公選法は、候補者が寄付を受けた場合、明細書を出納責任者に提出することを義務付けています。500万円もの高額な明細書を、出納責任者が見間違えるとは思えません。熊本選挙区の松村祥史議員と兵庫選挙区の末松信介議員にも“出所不明金”疑惑が浮上し、既に告発しました。2人とも『自己資金での寄付を、支部からの寄付と勘違いした』と説明しましたが、不自然さは拭い切れません。10年の参院選の際、表に出せないようなカネを隠蔽したと疑われても仕方ありません」
新年早々、党の「仕事始め式」に参加し、拉致特別委に1時間以上も遅刻した猪口議員。とても政治家が務まるとは思えない。
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