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2016年03月03日 「ジャーナリスト同盟」通信
<野望の全てをさらけ出した心臓>
安倍晋三は3月2日の参院予算委員会において、秘めてきた野望の全てを明らかにした。任期中に「改憲を断行する」と恐ろしい牙をむき出しにした。「何をしても、語っても人気が下がらない」と判断しての披瀝であろう。心臓の改憲論は、平和憲法の核心である「戦争放棄9条の改悪」に尽きる。すなわち、それは軍国主義復活宣言なのだ。
<創価学会を総動員して3分の2議席確保に自信>
高い人気と強力な武器を手にしているからだ。夏の参院選で、改憲に必要な3分の2議席を確保させる自信の表れでもあろう。
この3分の2の高い壁は、安倍親衛隊の神社本庁や統一教会ではとても無理だ。彼らは、せいぜい選挙ポスターを貼ったり、選挙事務所で電話番をするようなレベルである。ズバリ創価学会を動員させることが、はっきりと確認できたからだ。
それまでは平和の宗教であったはずの創価学会を、夏の参院選では、改憲のための3分の2議席確保に動員できる。既に「1人区」の38選挙区で、公明党と共に創価学会も自民党候補40人を、強力に支援することが決まっている。
1人区を抑えることに成功すれば、3分の2議席は夢ではないとの安倍判断に違いない。
民主党と維新の新党結成に対して、新聞テレビで批判させている。野党統一を「野合」とも宣伝させていることへの自信であろう。メディアを抑えた強みが背景にある。
<信濃町の中枢を掌握>
50万、100万人を大動員できるとされる創価学会の資金力もまた、天文学的と見られている。宗教税制を優遇させていることが背景にある。権力と癒着した悪しき教団へと落下、池田大作氏時代のそれとは異質の教団に変身してしまった創価学会だ。
新聞広告その他で、日本のメディアのほとんどを掌握、批判記事を封じ込めている。言論の自由も信濃町には及ばない。
そこを心臓が、太田や高木を泳がして、まんまと信濃町の心臓部を抑えてしまったのだ。はっきりいうと、心臓が平和の教団を戦争教団へと改編、それを悪用・利用する体制が確立してしまっている、と見ていいだろう。心臓が事実上の軍国主義復活のラッパを高らかに吹き鳴らした背景である。
<9条解体の先頭に元平和教団>
安倍戦略の立案者は、秘密結社の日本会議に相違ないだろうが、敵ながらあっぱれ、というべきか。
本来は、池田氏が健在であれば、消費税はおろか、特定秘密保護法、集団的自衛権行使による自衛隊の戦争容認などは、真っ向から反対する創価学会だった。たとえ政府の弾圧も、法難と捉えて、内外に向かって訴え、屈することはなかったであろう。
あるいは、同氏が立派な後継者を立てて指揮を任せていれば、太田や山口・井上・北側ら利権政治屋の野望を封じ込めていたであろう。
歴史の皮肉とはいえ、平和教団が軍国主義復活の先頭に立っている!驚愕すべき事態であろう。
<戦争を拒絶する99%の国民運動を盛り上げる好機>
このことは、多数国民の覚醒を具体化させる好機ともなりうる。野党指導者・学者・文化人の知恵の出しどころである。99%に決起を促すのである。
心臓のZ旗に対しては、民衆もまたZ旗でもって立ち向かうのである。
99%の平和勢力を結集すれば、容易に心臓の野望を駆逐することが出来る。
たとえば、戦争反対派の日教組でも25万人、公立学校の教員は、しめて102万人もいる。戦争を膚で感じた彼らのOBも加えると、相当な軍国主義復活反対勢力となる。
「子供や孫を戦場に送るな」運動を賢明に開始するのである。
民主党を支持する労働団体「連合」の活用である。ここには経営者と癒着する財閥労組も存在するが、旧総評系のまともな労組も存在する。日教組や鉄道労組だけではない。戦争反対労組が執行部を突き上げれば、対応を転換させることが可能だろう。
「受け皿が出来た。投票に行こう」運動を国民運動へと格上げするといい。
平和を愛する仏教団体・キリスト教団も声を上げるに違いない。国家神道復活に対して、危機感を抱いている教団も多い。TPP反対派の結集もある。
無数の市民団体の動員も可能である。「無知な創価学会員への真実を伝える」運動も大事であろう。既に神奈川県には池田三銃士など、各地で公明党批判勢力が決起している。
天下分け目の関ケ原の戦いは始まった。各々が自覚し、行動を起こせば99%が敗北するわけがない。
2016年3月3日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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