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ゲス不倫やエリカ様も議員になれた「公募制」の呆れた実態
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/175834
2016年2月23日 日刊ゲンダイ
左から宮崎謙介、上西小百合、武藤貴也の各3氏(C)日刊ゲンダイ
ゲス不倫問題で議員辞職した自民党の宮崎謙介前衆院議員、国会をサボり男性秘書との旅行疑惑が報じられた“浪速のエリカ様”こと上西小百合衆院議員、同性買春疑惑と金銭スキャンダルで自民党を離党した武藤貴也衆院議員。共通点は「公募議員」であること。小泉チルドレンの杉村太蔵もそうだったが、こうもロクでもない人材が選ばれるのはなぜなのだろう。
公募は党によって基準が異なる(別表)が、な〜んにも考えずに選挙に出る世襲議員と違って、幅広い知識や崇高な理念を持っていると思いたいが、「就活と同じ。適性はなくても面接がうまい人はいる。数回の面接では見抜けない」(県連関係者)というのが現実だ。
それなら、志のあるサラリーマンは、第2の人生に政治家を選択してはどうか。専門知識や社会常識はゲスな連中より上だし、あんな連中が何かを決めるという現状に憤っている人も多いはずだ。
まずは公募制の実態を知らなければならない。政治評論家の有馬晴海氏に聞いた。
「公募は支部、県連単位で選考して決めます。地元選出の国会議員、県会議員、市会議員がそれぞれ1票を持ち、多数の支持を集めた人材が選ばれる仕組みです。ただし、実際は県の権力者の鶴の一声で決まってしまうことが多い。安倍首相や二階さんクラスが“この人”と言えば、誰も逆らえないでしょう」
世襲議員がデキレースで公募することだって珍しくない。
「例えば、江藤隆美元衆院議員の息子・江藤拓衆院議員(宮崎2区)の場合、手を挙げるはずだった県会議員3人が辞退。申請者が1人となった。強引に地盤を世襲させたのです」(地元関係者)
それなら宮崎前議員、武藤議員、上西議員などが選ばれたのはなぜ?
「一般から選ばれるのは『横文字の大学』か『若いイケメン(美人)』が多い。宮崎前議員の場合、民主が強い選挙区であり、公募時点で自民が圧勝するという予測も立たない状況でした。それで出たいという人材も少なかった。自分が出たい党が弱い選挙区で、海外経験や有名大を卒業し、見栄えがいいとなれば、選ばれやすいのです」(有馬晴海氏)
もっとも、立派な経歴も化粧が過ぎるケースが目立つ。宮崎前議員の略歴には《2010年、京都大学大学院工学研究科非常勤講師に就任》とあるが、一部報道では2度ほど講義をしただけとか。
「最近は応募時に卒業証書の提出が必要になりましたが、海外の大学の経歴や有名大の肩書なんて、実際はごく短期の留学だったり、セミナーに数回出席しただけということも珍しくありません。また、国会議員より県議会、市議会議員はなり手が少なくハードルは低い。大した実績のないサラリーマンでも、“上っ面の肩書”で通る確率は上がります」(有馬晴海氏)
“イケメン”“美人”“高学歴”じゃなくても、「こんな社会をつくりたい」というサラリーマンはぜひ。
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