http://www.asyura2.com/16/senkyo201/msg/689.html
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東京新聞『定数減は身を切る改革か』https://t.co/YRA9FTUYp3議員を十人減らしても削減効果は七億円。年間三百二十億円を議席数などに応じて各党が受け取っている政党交付金を「一割減らせば三十二億円、いっそやめてしまえば三百二十億円の節約だ」とも指摘。わかりやすい記事
— 朝日庵 (@asahian222) 2016, 2月 22
“国会議員は「全国民を代表する」存在だ。その代表者を減らすことは、国民自身が身を切ることになる。本末転倒ではないか”(東京新聞) マスコミが定数削減を煽る中、こういう指摘は珍しい。今の定数削減の大合唱は、マスコミが小選挙区制導入の大合唱をした時と同じくらいに罪深いものだと思う
— 朝日庵 (@asahian222) 2016, 2月 22
【私説・論説室から】定数減は身を切る改革か
東京新聞 2016年2月22日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2016022202000122.html
衆院「一票の不平等」是正に合わせて、衆院議員の定数が十削減されることになりそうだ。消費税率引き上げで国民に負担増を強いる以上、国会議員が率先して身を切る必要がある、のだという。
しかし、国会議員の数を減らすことが、本当に身を切る改革になるのだろうか。そもそも誰が身を切ることになるのだろう。
国会議員は「全国民を代表する」存在だ。その代表者を減らすことは、国民自身が身を切ることになる。本末転倒ではないか。
国会議員自身が身を切る必要があるというのなら、議員の「実入り」を減らせばよい。
国会議員は歳費や期末手当、文書通信交通滞在費など、年間四千万円程度を受け取る。三人の公設秘書の給与を含めれば、議員一人あたりの経費は七千万円程度とされる。
議員を十人減らしても、削減効果は七億円だ。国会議員は衆参合わせて七百十七人。一人当たり年間千二百万円の文書通信交通滞在費を半額にすれば、四十三億円節約できる。この方がよほど身を切ることにならないか。
さらに、共産党を除く各党は年間三百二十億円の政党交付金を議席数などに応じて受け取っている。一割減らせば三十二億円、いっそやめてしまえば三百二十億円の節約だ。
国会議員はなぜこんな単純なことに気付かないのだろう。それとももっと深いわけが? あるのなら聞かせてほしい。 (豊田洋一)
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