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安倍首相 野田前首相に土壇場先手 直接対決直前「定数10減」
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2016/02/20/kiji/K20160220012072010.html
民主党の野田佳彦前首相が19日、衆議院予算委員会で質問に立ち、3年前に安倍晋三首相と交わした定数削減の“約束”をめぐり激突した。安倍首相はその直前に、議員定数10削減案の実施時期の前倒しの意向を表明するなど、土俵際で先手を打って臨んだ。ただ、この新選挙制度の実現は16年末。この状態で衆院選をするのは難しいとみて、「今夏の衆参ダブル選は遠のいたのでは」という声も永田町では上がり始めた。
「お久しぶりです。覚えていますか」。野田氏はこう切り出すと、早速、2012年11月に2人が党首討論で交わした「(定数削減の)約束を覚えているか」とただした。安倍首相はこの日午前、15年簡易国勢調査に基づく区割り見直しに併せて、定数削減を実施する考えを示したが、約束が守られなかった現状に野田氏は「私は解散をするという約束を果たした。(衆院選後の)次の国会で、定数削減を含む選挙制度改革は、残念ながら2013年の国会までに実現できていない。ウソをついた」と不満をぶつけた。
首相経験者が現職の首相に直接質問するのは「異例中の異例」(永田町関係者)。テレビ放映される予算委員会だけに、国民の注目が集まっていた。夏の参院選に向け「改革に後ろ向き」との批判を封じたい安倍首相は、野田氏との直接対決を前に、議員削減の実施時期を、自民党案の「2020年以降から前倒し」を表明。首相に先手を打たれ、野田氏の「ドスンパンチ」は不発気味に終わった。
新たな区割り見直しの基準とする、15年簡易国勢調査は今月26日に速報値が公表予定。定数削減などの実現には法改正に加え、新たな小選挙区の区割り検討や周知期間が必要となるため、早くて16年末になる見通し。
衆議院の「1票の格差」は0増5減で是正されたものの、すでに2倍超の選挙区も出ており、違憲を承知の上で今夏のダブル選に突入すれば、国民の批判が起こることは必至。
自民党では宮崎謙介前衆院議員の不倫辞任や、丸山和也参院議員の「奴隷」発言のほか、閣僚の失言が相次ぐなど逆風状態。党関係者は「ダブル選には、議員定数10削減の実施が間に合わない。この状況で衆院解散に踏み切るのは難しいのでは」と指摘。永田町関係者の間に「衆参ダブル選挙の可能性は低くなったのではないか」との見方が出てきた。
[スポニチ 2016/02/20]
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