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http://mewrun7.exblog.jp/24150861/
2016-02-19 09:22
『丸山の大暴言全文〜黒人奴隷が大統領、日本が米属州に+止まらない自民失言』http://mewrun7.exblog.jp/24147689/の続報を・・・。
昨日辺りから、ようやくTVのニュース番組が、丸山和也氏の問題発言を取り上げるようになって来た。(・・)
でも、国政に大きく影響する閣僚の問題発言に関しては、ほとんど扱わず。しかも、最後に民主党の中川議員の「安倍首相を睡眠障害に」という失言の話を取り上げて、与野党「どっちもどっち」で片付けようとしているところが多いようにも見える。(-"-)
それに、朝昼のワイドショーは、いまだに議員を辞めた宮崎謙介氏の不倫スキャンダルを長々と扱っていて、肝心の閣僚や議員の問題発言はほぼスル〜。それゆえ、mew周辺では、丸川、島尻、大臣や、丸山議員の問題発言を知らない人が多いのが実情だ。_(。。)_
07年に安倍政権の支持率がどんどん落ちて、参院選に惨敗するに至った時にも、年初から次々と閣僚や議員の問題発言が出たのであるが。(柳沢「子供を産む機械」、松岡「ナントカ還元水」、久間「原爆、仕方ない」などなど)
国会での野党の追及シーンも含めて、それらをTVメディアが、きちんと国民に伝えていたのが大きかった。<やや面白おかしく伝えていたところもあったけど。^^;>
知人が半ばあきらめ気味に「本意ではないものの、あんな宮崎の不倫スキャンダルによってでも、自民党の支持率が下がれば、何もないよりはマシかも知れないけどね」と言っていたのだが・・・。
mewとしては、これらの問題発言を通して、安倍内閣や自民党がいかに国民の生活や様々な人権、、表現の自由&民主主義のあり方などを軽視する面が大きいのか、多くの国民に知って欲しいと。<それは単なる揚げ足とりではなくて、このような考え方は政権の政策ともリンクすることだしね。>その上で、何とか早く安倍政権を倒したいと思っているのだ。(・・)
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野党は丸山氏の発言を国会で追及。民主、生活、社民は議員辞職勧告案を提出した。(@@)
『衆議院予算委員会で18日午前9時半すぎ、民主党・神山洋介衆院議員は「アメリカの大統領に対して、ある意味では侮辱とも受け取れる話なわけですよ」、「外交関係にする影響しかねない、大変大きな、深刻な、わたしは問題だと思いますよ」と述べた。
菅官房長官は「(丸山議員は)今後ともですね、しっかりと説明責任を果たす必要があるというふうに考えております」と述べた。(FNN16年2月18日)』
『この発言を受けて、民主党、社民党、生活の党と山本太郎となかまたちの野党3党は18日、丸山議員に対する議員辞職勧告決議案を参議院の輿石副議長に提出しました。
決議案では、丸山議員の発言について、「日米間の信頼を大きく損ねるのみならず、基本的人権をないがしろにするものであり、決して看過できない。国民の政治に対する信頼を著しく失墜させ、良識の府である参議院の権威と名誉を著しく傷つけるものだ」としています。
これに先立って自民党と民主党の参議院国会対策委員長が会談し、民主党の加藤参議院国会対策委員長は「丸山議員の発言は、事実誤認に基づくもので許せない」と指摘したのに対し、自民党の吉田参議院国会対策委員長は「事実に基づかない発言であり、お騒がせして申し訳ない」と陳謝しました。(NHK16年2月18日)』
<尚、米国はとりあえず、今回の発言には目をつぶってくれるようだ。^^;
『米国務省当局者は17日、自民党の丸山和也参院議員が「米国は黒人が大統領になっている。黒人の血を引くね。これは奴隷ですよ」などと述べたことについて「われわれは議員の発言に関してはコメントしない」と論評を避けた。
同当局者はその上で「日本は米国の強固な友好・同盟国であり、われわれの関係が今ほど強力だったことはない」と指摘し、日米関係に影響はないと強調した。(時事通信16年2月18日)】
『18日、国会で、この問題の矢面に立った菅官房長官。
記者会見で、アメリカ政府からの反応について聞かれ、「米国政府から(反応は)ありませんし、わが国からもすることは考えていません」と述べた。
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与党内からも、次々と苦言を呈する声が出ているという。(~_~;)
『与党からも「党除名に値する」(野田毅元自治相)などと発言を問題視する声が上がっている。
女性問題での自民党衆院議員辞職や、閣僚の不用意な言動も相次いでおり、与党内では夏の参院選への影響を懸念する声が広がっている。
安倍晋三首相は18日、自民党の谷垣禎一幹事長と会談した。谷垣氏は「政権に戻って3年たち、少し脇を締めていかなければいけない時期かもしれない」と指摘し、首相は「油断しないように、足をすくわれないようにしなければいけない」と応じた。この後、谷垣氏は国会内で丸山氏と会って「発言に注意するように」と伝えた。
丸山氏は党法務部会長を務めているが、党幹部は「役職停止」の処分もあり得ると説明。丸山氏は「日本が米国の51番目の州になるということについて、憲法上どのような問題があるのか」とも発言しており、同党石原派の会合では、野田元自治相が「日本の政治家としてあるまじき発言だ」と厳しく批判した。(時事通信16年2月18日)』
『自民党の小此木八郎国対委員長代理は18日の記者会見で、オバマ米大統領に対し「奴隷」との表現で人種差別と受け取られかねない発言をした丸山和也法務部会長に「すぐ謝罪するくらいなら、もっと気を付けて言うべきだ」と苦言を呈した。(産経新聞16年2月18日)』
『公明党の漆原良夫中央幹事会会長は18日の記者会見で、自民党の丸山和也法務部会長が17日の参院憲法審査会で人種差別と取られかねない発言をしたことについて「何を言わんとしているのか、趣旨がよく分からない。発言の妥当性を含めて、さらに本人に説明を求めていく必要がある」と不快感をあらわにした。(同上)』
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丸山氏は、おそらく早期の幕引きをはかりたい自民党の意向に沿ってか、憲法審査会の幹事と委員を辞任したという。^^;
『幹事懇談会で、自民党は、審査会を混乱させた責任をとって、丸山議員が審査会の幹事と委員を辞任したことを報告するとともに、該当する部分の発言を議事録から削除したいと申し出ました。
これに対し、ほかの会派は「該当する部分が多すぎる」などとして、持ち帰って検討したいという考えを示し、引き続き協議することになりました。(NHK16年2月18日)』
しかし、昨日、改めて行なった会見で、自らの発言が批判されていることに関して「不条理だ」「恥じることはない。受けて立つ」と開き直る姿勢を見せたのである。(@@)
『参院憲法審査会でオバマ米大統領への人種差別と取られかねない発言をした自民党法務部会長の丸山和也参院議員は18日、記者団に「人種差別の意図はまったくない。批判されることは不条理で残念だ」と述べ、議員辞職を否定した。「あえて政局という意味で(発言の意図を)無視して批判するということであれば怒りも覚える」とも語った。
党の役職の辞任については「党の運営のことだ」として明言を避けた。
丸山氏は、17日の審査会で、オバマ氏について「今、米国は黒人が大統領になっている。黒人の血を引くね。これは奴隷ですよ」などと述べた。だが、丸山氏はこの発言について、奴隷制度の歴史を乗り越え、黒人であるオバマ氏が大統領に就任するに至った米国をたたえたつもりだった、と釈明。「自己変革を遂げた米国への尊敬の念がほとばしった言葉が、どうして人種差別の言葉になるのか。驚きだ」と語った。
この日、民主党など野党3党が丸山氏の議員辞職勧告決議案を参院に提出したことについては、「良心において恥じるところは何もない。『良心対良心』の問題であり、私は受けて立つ」と述べた。
一方で、「未熟で不十分な発言だったと反省している。今後は発言に磨きをかけ、慎重にやる」とも述べた。
丸山氏は同日、審査会の委員を辞任。審査会の幹事懇談会では「人種差別の意図はまったくなかったが、言葉足らずだった」と陳謝した。(産経新聞16年2月18日)』
これには『与党内からも一夜明けても反論する態度に「開き直り」(自民党幹事長経験者)、党幹部から「すぐ謝罪するなら、もっと気を付けて言うべき」、「なんでそんなことを言うんだ」、「緊張感の欠如だ。発言を撤回すれば済むという問題ではない」と批判が噴出した。丸山氏は完全に党内で孤立する形となった』ようだ。(-"-)(スポーツ報知16年2月19日)
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ちなみにNHKは、あたかも丸山氏が誤解を与えたことを反省しているかのような伝え方をしているようにも見えるのだけど・・・。
『自民党の丸山和也参議院議員は国会内で記者団に対し、「私は、アメリカには過去に奴隷制度があり、それを自己変革して、黒人の大統領を出すまでになったという意味を伝えようとしたのであって、差別的な意図での発言ではない。ただ、表現が適切さを欠いて、誤解を与えてしまったなら、反省したい。関連する発言は撤回した」と述べました。
また、丸山氏は、記者団が「民主党などから議員辞職を求める声が出ているが」と質問したのに対し、「差別的発言を意図的にして、恥じることがあれば、そういうこともあるかもしれないが、私の場合は違う。見当違いではないか」と述べました。(NHK16年2月18日)』
仮に丸山氏の本意とは異なる部分があったとしても、丸山氏自身が、最も注意を払うべき人種が関わる話に関して、多くの人たちに差別的だと受け取られるような表現を用いてしまったわけで。
政局云々と関係なく、国民の代表たる国会議員としての資質に大きな問題があると思うし。その責任を追及されても致し方ないだろう。^^;
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そんな中、これも呆れたことに、昨日、何と自民党の議員が国会で、丸山氏の発言を追及した野党に対して「言論統制するのか」という野次を飛ばしたなんて話も出てたりして・・・。<奇しくも、この長坂氏も、宮崎氏らと同様、12年末に初当選した安倍チルドレンだったです。(~_~;)>
『自民党の長坂康正衆院議員は18日の衆院予算委員会で、同党の丸山和也参院議員の「奴隷」発言について追及した野党側に対し、「言論統制するのか」と丸山氏を擁護する立場からやじを飛ばした。野党側はこれに強く反発。議場は一時騒然となった。
この後、自民党の小此木八郎国対委員長代理は長坂氏を呼び、「予算審議の大事なときだから、発言には注意するように」と念を押した。長坂氏は記者団に「不用意な発言をしたことは申し訳ない」と陳謝した。(時事通信16年2月18日)』
自民党の幹部は補選や参院選を目前に控えていることもあって、問題発言にアタマを悩ませ、オモテ向きは謙虚な姿勢を見せているのであるが・・・。
でも、mewは、安倍首相自身をはじめ、閣僚や自民党の議員たちの中には「何を言ってもOK」「言ったもん勝ち」という雰囲気が、既に蔓延しているように見えるのだ。(・・)
だって、首相の国会でのヒドイ答弁や態度も含め、多少の問題発言をしても、メディアにはさほど叩かれないし。支持率も下がらないし。
何かあっても、官房長官が「問題ない」と擁護してくれるし。コトが大きくなりそうな時には、とりあえず部分的に修正、撤回、謝罪すれば、それでたいていのことは責任をとらずに済んじゃうのだから。(ーー)
とはいえ、このような雰囲気を作ってしまった責任は、わたしたち国民やメディアにもあることを反省しなければなるまい。_(。。)_
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ただ与党幹部は、これらの問題発言の集積がボディブローのように政権に響いて来るのを恐れている様子。
『党執行部は、失言などが今後も続きボディーブローのように政権基盤が徐々に弱体化していく事態を恐れている。谷垣幹事長は15日の記者会見で「こういうことが我が党の必ずしも強固といえない(支持の)基礎を掘り崩す恐れがある」と危機感をあらわにした』とのこと。(毎日新聞16年2月15日)』
『公明党の漆原良夫中央幹事会長は18日の記者会見で「(発言を)撤回すれば済む問題ではない。こういうことが重なりボディーブローのように政権に響く」と不満を表明した。(毎日新聞16年2月18日)』
うん。残念ながら、今の野党には、一発で安倍政権を倒せるパンチ力はないけど。しつこくボディを打ち続けることによって、相手の攻撃や足を鈍らせて行けば、やがて安倍ガリバーもマットに膝をつくことになるかも知れず・・・。<自民党の三原じゅん子先生も「顔はやばいよ、ボディをやんな」とアドバイスを下さっているしね。^^;>
このブログ+αを通じて、微々力ながらも、懸命に安倍政権のボディを打ち続けようと(それもレバー狙いよ)改めて誓ったmewなのだった。(@@)
THANKS
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