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http://31634308.at.webry.info/201602/article_15.html
2016/02/15 21:47
今日の株価は日経平均で1000円程度上がったが、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)がつぎ込んだ我々の年金が10兆円前後目減りしてしまった。この問題について衆議院の予算委員会で質問を受け、安倍首相はGPIFの運用悪化なら、年金給付の減額はあり得ると述べたそうだ。これを聞いて、これが国のトップが言うことかと、驚きと怒りがこみ上げてきた。年金は、月々のつましい生活の中から、将来のための唯一の生活費にと思っているから預けるのだ。ある意味、国の銀行に預けているつもりである。銀行だから、少なくも元本は保証されていなければならない。
それが、国のトップがGPIFの下手な運用で損をすれば元本割れして、本来払うべき金額より減っても仕方がないと述べている。おいおい、それは国が言うべきことではない。少なくとも、GPIFの運用委員を選んだのは国である。こんな基本中の基本のことを、GIPFがヘマをして年金を減らしても仕方がないと、お墨付きを与えたようなものである。そもそも、GPIFのメンバーは大学の先生、官庁からの官僚である。そんな、ある意味素人が、1秒、0.数秒単位で株を売買している専門の大投資機関(会社)と勝負をしても、勝てる訳がない。今や株はコンピュータのゲームのようなものである。
国のトップがGPIFの責任に一切言及せず、運用が外れても仕方がないというような態度、考えでは、これから退職まで年金を払う若い世代が信用するはずがない。国のトップとしては、「GPIFには損をしたら、腹を切れというほどの緊張感、責任感を持ってやらせます。したがって、若い人も安心して年金を払ってほしい」と言うぐらいでないと年金なんか使用しない。
こんなNO天気な言葉が何の躊躇もなく出てくる首相は、年金で最低限の暮らしの現実を全く理解していない。これは何の老後も心配していない人の言いぐさである。GPIFの責任の取らないヘボ運用で、死ねということだ。
年金給付減額あり得る=GPIF運用悪化なら—衆院予算委・安倍首相
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0215/jj_160215_3010934160.html
時事通信2月15日(月)17時32分
衆院予算委員会は15日午後、安倍晋三首相と関係閣僚が出席して経済などに関する集中審議を続けた。最近の株価下落で年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用損拡大が指摘されていることに関連し、首相は「想定の利益が出ないなら当然支払いに影響する。給付に耐える状況にない場合は、給付で調整するしかない」と述べ、運用状況次第で将来的に年金支給額の減額もあり得るとの認識を明らかにした。
民主党の玉木雄一郎氏への答弁。首相は「運用は長いスパンで見るから、その時々の損益が直ちに年金額に反映されるわけではない」とも強調した。
[時事通信社]
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