http://www.asyura2.com/16/senkyo201/msg/142.html
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(回答先: 北朝鮮制裁 送金の原則禁止、寄港の第三国船も入港禁止…政府が独自制裁を決定 12日にも発動へ 投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 2 月 11 日 00:02:15)
※ 本文投稿先
「ロシア 北朝鮮に軍事技術を供与したという非難を否定:プルトニウム製造は英国型黒鉛炉・ロケットには欧州製装置」
http://www.asyura2.com/15/kokusai12/msg/549.html
[補足説明]
北朝鮮問題解決のボトルネックは「日朝国交正常化」の遅滞である。
「朝鮮半島の非核化」は、未だ破棄されてない2005年9月19日の6カ国協議共同声明で既に合意をみている。
(02年の日朝平壌宣言も、14年のストックホルム合意も“生きている”)
05年9月に合意された内容:
1)北朝鮮は、すべての核兵器と核計画を放棄する
2)北朝鮮は、核拡散防止条約及び国際原子力機関の保障措置に早期復帰すことを約束する
3)米国は、北朝鮮に攻撃・侵略を行う意思がないことを確認する
4)米国は、北朝鮮の核平和利用の権利を尊重して適当な時期に軽水炉提供問題を議論する
5)米朝は、相互の主権を尊重、国交正常化のための措置をとる
6)日朝は平壌宣言に従って、懸案の解決を基礎として国交正常化のための措置をとる
7)6ヶ国は、適当な場で朝鮮半島の恒久的な平和体制について協議する
これらの合意のうち、1)〜4)は既に履行されているが、5)〜7)は未だ履行されていない。米国は、日朝国交正常化を受けて、5)を履行するつもり。
6ヶ国協議は、ミサイル輸出や核開発を断念した見返りとして北朝鮮に支払われるお金にもかかわる「日朝国交正常化」の目処が付かない限り意味がない(進展しない)ため、長期にわたって中断が続いている。
日本(安倍政権)は当然のこととして、米中韓露も、このような経緯とボトルネックの“原因”を知りながら、今年になって動きがあった北朝鮮の核とミサイルで“空騒ぎ”しているというのが実態。
衛星打ち上げはともかく、核実験(偽っぽいが)は、05年9月合意(日朝国交正常化)の早期履行を迫る“催促”と考えることができる。
むろん、北朝鮮の「核とミサイルの騒動」は、安倍政権や米国にとって、新安保法制の“必要性”や米国製MD(ミサイル防衛システム)の“売り込み”を補強するものに活用できる重宝なネタでもある。
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