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宮崎謙介議員の不倫 アベノミクスのトリクルダウンの論理と同じ詭弁だった
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-1837.html
2016/02/10 09:20 弁護士 猪野 亨のブログ
妻である金子恵美衆院議員の出産に伴い、「育休」を宣言した宮崎謙介議員。
その実態は、何のポリシーもなく、ただ目立ちたいだけの発想からの「宣言」で、批判されるや、慌てて取り繕い、男性国会議員が率先して育休を取るんだという程度のものでした。
「宮崎謙介衆院議員の育児休暇について疑問に思うところ」
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-1705.html
この結末が出産直前での不倫とは驚きというより、なるほど宮崎氏ならそうかもねというお粗末さです。
この宮崎氏の主張していた「育休」はいかにも軽すぎて、私ははっきりと嫌悪感しかありませんでした。
しかし、何故か、この育休を絶賛する人たちがいて私は非常に驚きでした。
男性国会議員が「育休」をとると、どうして中小零細で働く男性労働者が育休を取れるようになるのですか。
実際には取れば取れるのに「遠慮」して取らないだけであれば、その論理もわからないわけではありませんが、現実には取りたくても取れる環境にはないのですから、宮崎謙介氏はともかく、宮崎氏を絶賛してきた人たちは、もうちょっと考えるべきでした。
アベノミクスが富める者が富めば、そのおこぼれで末端の貧乏人にも富が行き渡るというトリクルダウンの論理がありましたが、宮崎氏の論理はこれと全く同じで、男性国会議員が進んで「育休」をとれば、世の末端の男性労働者も育休を取るようになるという詭弁そのものです。
「話がすり替わっていく男性国会議員の「育児休暇」 これで育児休暇取得が増えるわけがない」
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-1707.html
特に育休が全ての男性議員が女性(母親)と同時期に取得することには明らかに違和感しかないわけです。
すべての男性労働者がそのようなことができるわけがありません。
これを絶賛していた駒崎弘樹氏のこの主張はさらに不快そのものでした。交互に育休をとって乳児の面倒をみるという分担の発想ではなく(そもそも乳児の面倒は父親には最初から限界があるでしょう。)、夫婦二人で乳児と一緒にいるという位置付けですから、これまでの育休の趣旨とは次元の異なるものです。
「育休は「休み」じゃないんだよ。「育児初心者が必死になって子育てに慣れる」期間なんだ」
http://blogos.com/article/151873/
そこにアップされている写真をみるだけで不快になれるという優れもので、このような発想で宮崎謙介氏の「育休宣言」を絶賛していたのですから、その実態は夫婦で「育休」をしていても食うに困らない人たちの戯言です。
宮崎謙介氏の不倫によって育休のイメージが壊れるなんて言っていたら、それこそ一体、宮崎氏の何を見てきたんだといいたい。
育休のイメージの悪化を懸念したり、悪いイメージになったというのであれば、所詮、宮崎謙介氏の育休がこのレベルだったということを見抜けなかっただけのことです。
自民党の中でも永久にお休みなんて言われているくらいですから、宮崎氏を応援しようと思っていた人ほど怒り心頭でしょう。
でも、私は、そのような無批判に宮崎氏を持ち上げていた方こそ、このような宮崎謙介氏のようなモンスターを生み出したということを反省すべきだと思います。
宮崎氏は単なる天狗でしたから。
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