http://www.asyura2.com/16/senkyo201/msg/137.html
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「SPEED」今井絵里子氏が自民党参議院比例区から立候補という福祉への侮辱 今井氏は憲法9条「改正」をどう考えるのか
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-1833.html
2016/02/09 01:21 弁護士 猪野 亨のブログ
私は、「著名人」が与党自民党から立候補することほど、品がないものはないと思っています。
金権腐敗の党としての自民党ですが、一定の票が集まるだけで当選できます。集票のための広告塔に過ぎないのに、それを承知で与党から出るわけです。そこには理念など存在する余地がありません。
この今井絵理子氏も同じです。
「福祉破壊の自民党が「福祉」の看板 自民参院選に今井絵理子氏? 与党が著名人を擁立するのは自民党の胡散臭さの象徴」
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-1827.html
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今井絵理子氏は正式に候補者として「内定」されたそうです。
「自民、「SPEED」今井氏の擁立内定 9日に会見」(産経新聞2016年2月8日)
http://www.sankei.com/politics/news/160208/plt1602080036-n1.html
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「自民党は8日、夏の参院選比例代表候補として、女性4人のボーカルグループ「SPEED」メンバーで歌手の今井絵理子氏(32)の擁立を内定した。9日に今井氏が記者会見する。」
極めて残念です。
聴覚障害のある子を育てる母子家庭を売りにするというのですが、自民党から立候補することに矛盾はないのですか。
生活保護における母子加算の廃止など、自民党政権は、母子家庭に対し、非常に冷たい仕打ちをしてきました。
参照
「子どもの貧困が史上最悪の6人に1人。ひとり親家庭の貧困の原因は非正規雇用にある。」(Everyone says I love you !)
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/26439f3178b7534ed7fc9ce1a8f39264
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安倍自民党政権は弱者に非常に冷たい政治を行っていますが、その象徴が富めるものだけを富ますアベノミクスです。大企業の賃上げの恩恵とは無縁の母子家庭は、そのおこぼれにも預かれません。子どもが成人し、社会に出るまでは生活保護のまま、その後も生活保護が切れないような生活状況に追いやられています。
今井氏がこの問題から目を背けて自民党から「福祉」を口にするのであれば、本当に福祉に対する冒涜です。
安倍自民党による単なるイメージ戦略と集票のための候補であるという自覚がないことは、おぞましい限りです。
このような「著名人」を自民党は集票のために使いたがります。与党としての政策が胡散臭いからに他なりません。
集票のための候補を担ぎ出さなければならないからであり、それだけで自民党の政策が正面から問えないからです。
今回の胡散臭い公約(予定)は何と言っても憲法9条の「改正」です。
憲法9条の「改正」について次期参議院選挙の公約にしたいというのが安倍氏の意向のようですが、そのようなことをすれば保守票ですら、一定は逃げてしまいます。
しかし、「著名人」を候補にすることによって、これまでの棄権してきた層から一定、自民党票を確保することができてしまうというのが現実です。
年々、投票率は低下の一途ですが、「著名人」に対する投票であれば人気投票には参加する有権者層があります。
今井氏は、このために担ぎ出されたのであり、その責任は重大です。
憲法9条の「改正」を安倍自民党が公約にするそうですが、あなたは、それについてはどのように考えているのですか。
「反対」なんて言うのであれば、二重の意味で有権者を冒涜するものです。当選してしまえば、安倍自民党の方針に従って行動するのは目に見えているのに、選挙のときだけ「反対」というのは、最初から大嘘つきになるからです。
憲法9条について黙りも許されません。安倍自民党は、福祉のためではなく、憲法9条「改正」のための集票のために比例区に擁立したのです。「福祉」だけを口にするのであれば、あまりに卑怯です。
その「福祉」だって、安倍自民党のこれまでの政策を総括しないで、「福祉」だけを連呼するのであれば、実現する気もない「福祉」を口にするのですから、やはり有権者に対する冒涜です。
このような候補が当選してしまうようであれば、日本の政治の劣化は顕著ということでしょう。
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