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高市総務相「テレビ電波停止」 権力に庇護された特権は権力に潰される
http://tanakaryusaku.jp/2016/02/00012936
2016年2月9日 13:26 田中龍作ジャーナル
国民の税金で賄われている公共施設でありながら、記者クラブという営利目的の任意団体が独占する。家賃、光熱費はビタ一文払わない。=2011年、総務省記者クラブ 撮影筆者=
安倍政権の言論弾圧が本格化し始めた。高市早苗総務相が8日、衆院予算委員会で、電波法76条に基づいてテレビ局の電波停止を命じる可能性があることに言及したのである。
民主党の奥野総一郎議員が「政権に批判的な番組を流しただけで業務停止が起こりうるのではないか?」などと質問したことに対する高市大臣の答弁だ。
電波行政の最高責任者は「行政指導しても全く改善されない場合、何の対応もしないということを約束できない。法律というのは違反した場合には、罰則規定を設けていることによって実効性を担保する」としたうえで「将来にわたって(業務停止が)ありえないということは断言できない」と踏み込んだ。
地上波は既存のテレビ局が独占しており、新規参入は不可能だ。公共のものであるはずの電波の独占を総務省が庇護してくれているからだ。
権力に守られた特権は、権力のご機嫌を損ねればいつでも取り上げられる・・・高市総務大臣の「電波停止言及」答弁は、自明の理に過ぎない。
日本最大の利権の巣窟と言える「総務省記者クラブ」。フリーランスやインディペンデントが討ち死に覚悟でここに乗り込み、病巣を暴いたことがある。その記録を下記にまとめているので御高覧いただきたい。
『ついに激突! 記者クラブVSフリージャーナリスト』
その1
http://tanakaryusaku.seesaa.net/article/178764301.html
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その2
http://tanakaryusaku.seesaa.net/article/179296565.html
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その3
http://tanakaryusaku.seesaa.net/article/179483790.html
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記者クラブからの お達し は、フリーやインディペンデントに対して「出入り禁止」をちらつかせた。権力そのものだった。=2011年、総務省記者クラブ 撮影筆者=
『ついに激突! 記者クラブVSフリージャーナリスト』
その4
http://tanakaryusaku.seesaa.net/article/179619462.html
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その5
http://tanakaryusaku.seesaa.net/article/180197674.html
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その6
http://tanakaryusaku.seesaa.net/article/181861714.html
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〜終わり〜
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