http://www.asyura2.com/16/senkyo200/msg/825.html
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「憲法改正についてはつらつと議論すべきだ」という安倍首相が、どこを改憲するのかちっとも言わない件。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/13c2e74e2db6f144cfee79eba0cf3489
2016年02月07日 | 安倍自民党の危険性 Everyone says I love you !
以前、さまざまなライブや映画などの予定がわかる雑誌で「ぴあ」という有名なものがありまして。今は休刊?廃刊?になっちゃいましたよね。
その各ページの欄外に、「はみだしぴあ」(はみだしYOUとP・IA)と言って、面白いことを投稿するコーナーがあったんです。
ラジオのDJ番組での、読者からの投稿みたいなもんですね。
わたくし、このはみだしぴあの大ファンで、チケット情報よりもこちらを最初から最後まで読むくらい好きだったんですが、その中で今でも覚えているのが、こちら。
「うちのおじいちゃんが、テレビを見ながら、『この野郎、いつまでたってもうなるばっかりで、ちっとも歌いだしやがらねえんだよな』と文句を言っていた。
テレビを見たら、田原俊彦が熱唱していた」
というものなんですが(笑)。
トシちゃんネタですからもう30年以上前の投稿なんですが、今、安倍首相のことを考えていたら思い出してまた笑っちゃいました。
民主党議員からの「まだ日本国憲法は押しつけ憲法だと思っているのか」という追及に対して、民主党は憲法改正に対して思考停止だ、何も議論をしようとさえしない、成果も出ていないとこき下ろした挙句に、憲法改正について
「はつらつと議論すべきだ」
と言い切った安倍首相。
ところが、どこをどう改正するのかを問われると、
ちっとも話し始めやがらねえ。
ある時は、憲法9条の改正については自民党改正草案に書いてあると言いながら、憲法改正は自民党草案にこだわらないというし。
「個々の条文については解説するのは適当ではない」
と言って逃げたり、
「具体的な改正の内容は、国会や国民的な議論と理解の深まりの中でおのずと定まってくる」
と国民に丸投げしたり、
「どの条文で3分の2を形成できるか、憲法審査会において議論を重ねていく」
と憲法審査会に振ったり。
なにがはつらつとした議論だ。じぶんがはっきりしろ!
それもこれも、たとえば本丸の緊急事態条項を真正面から掲げると、ナチスの全権委任法と同じだと猛烈に批判をされるに決まっているから、今は隠し玉にしているわけですよね。具体的に言わなければ批判されることもないというわけです。
どうも、このまま、どこをどう変えるか言わないまま参院選に突入し、3分の2以上の議席を取った後、我が党は改憲を公約にして勝ったのだから、改憲に突き進むと言い出しそうです。
もっとも、安倍首相は、参議院選挙で憲法改正を掲げるのか問われたのに対し、
「国民から私たちの憲法に関する考え方に理解をいただく。ただ、国政選挙においては、憲法だけで1票を入れるわけではなく、経済政策やあらゆる政策の中で、わが党に支持をいただくということになる」
と述べていますから、改憲を公約の中に紛れ込ませて、選挙だけ勝っちゃうと露骨なことを言っています。
国民がこんなやり口にごまかされないで、アベ政治全体にNO!を突き付けてくれるといいのですが。
全くハツラツとしていない。
そんなん前からだって言われるかもしれませんが、今国会の安倍首相の答弁はひどすぎます。
どんどん崩壊というか、融解していっている感じ。
「はつらつと議論するべき」 安倍首相が「改憲」の議論に意欲
動画⇒http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2695604.html
TBS
3日に国会で憲法9条を改正する必要性に触れた安倍総理大臣。4日は改憲に向けた国民的な議論を活性化させたいと意欲を露わにしました。
「総理は、今でもこの憲法に関してGHQが押しつけたものであって、日本人にとって心理に大きな、精神に悪い影響を及ぼしているんだろう。こう今でも思っていらっしゃいますか?」(民主党 大串博志 衆院議員)
「私たち自身の憲法なんだから、私たち自身がですね、しっかりと考えてみようじゃないか、という精神を失ってはならない。これ指一本触れてはならないと考えることによって思考停止になる。そういう影響が皆さんの中にあるのであれば、それこそまさに悪い影響ではないかと」(安倍首相)
「私は時代の変化に応じて、憲法をみんなで議論するということ自体、あっていいことだと申し上げました」(民主党 大串博志 衆院議員)
「そうではないと言うんだったら、民主党が立党されてずいぶんたつんですから、何か議論してですね、何か成果でました?何もでてないんですよ」(安倍首相)
安倍総理はこのように民主党を批判しながら、憲法改正について、「はつらつと議論すべきだ」などと、強調しました。
また、民主党の階議員は、自民党の憲法改正草案の中に「国は国民と協力して領土などを保全しなければならない」という趣旨の記述があることについて、「徴兵制にもつながり得るのではないか」と追及しました。安倍総理は、「徴兵制は現行憲法に違反すると申し上げているし、我々の草案についてもそうだ」と否定しています。(TBS 2016年2月4日15:55)
憲法改正「決めるのは国民投票」 安倍首相が答弁
http://www.asahi.com/articles/ASJ233DGGJ23UTFK005.html
2016年2月3日13時56分 朝日新聞
衆院予算委で答弁する安倍晋三首相=3日午前、飯塚晋一撮影
安倍晋三首相は3日午前の衆院予算委員会で、憲法改正について「決めていただくのは国民投票における国民の一票だ。だからこそ国民の理解が不可欠だ」と述べた。改正をめざす条項については「具体的な改正の内容は、国会や国民的な議論と理解の深まりの中でおのずと定まってくる」と答弁した。
首相は、自民党が2012年にまとめた憲法改正草案について「国民に(投票で)決めていただくことすら国会議員がしなくてもいいのか。それは責任感の放棄ではないかということを問題意識として、我が党の国会議員が考え抜いた」「(戦力不保持を規定した)第9条第2項を改正して自衛権を明記し、新たに自衛のための組織の設置を規定するなど、将来のあるべき憲法の姿を示している」などと説明した。
自民党の稲田朋美政調会長が「現行憲法は主権が制限されていた時代にできた。自主憲法を作るべきだというのが我が党の党是だ」などと質問したのに答えた。
安倍首相「改憲項目は自民党草案で」 「3分の2以上」にならないなら他党とも柔軟対応
http://www.sankei.com/politics/news/160205/plt1602050045-n1.html
2016.2.5 20:07 産経新聞
衆院予算委員会で質問に答える安倍晋三首相=5日午前、国会・衆院第1委員室(斎藤良雄撮影)
安倍晋三首相は5日の衆院予算委員会で、憲法改正の項目として、9条改正を含む自民党の憲法改正草案を夏の参院選で示す考えを明らかにした。「どこから変えていくかは、わが党の案で示したい。どれに優劣を付けるかは差し控える」と述べた。
首相は草案で9条に自衛権と「国防軍」の保持を明記している点について「自民党の総裁として同じ考え方だ」と述べた。一方、改憲の発議に必要な「衆参3分の2以上」の勢力確保は「簡単なことではない」と強調。「どんなに主張しても、私たちが持つ議席以上に広がらないなら、政治の現実としてはあきらめなければならない。どの条文で3分の2を形成できるか、憲法審査会において議論を重ねていく」と述べ、改憲に前向きな勢力と柔軟に協議する姿勢を示した。
首相はまた、正規・非正規間の賃金や待遇格差を是正する「同一労働同一賃金」について、「非正規雇用労働者の待遇改善は極めて重要であり、働き方改革の大きな課題だ。均等待遇も含めて踏み込んで検討する。必要であれば、法律を作ることは当然だ」と述べ、法制化を検討する考えを明らかにした。
首相 自民党の憲法改正草案にこだわらず
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160205/k10010399061000.html
2月5日 18時54分 NHK
安倍総理大臣は、衆議院予算委員会の基本的質疑で、憲法改正について、自民党の改正草案どおりに議論が進むことは難しいという認識を示したうえで、党の改正草案にこだわらず、柔軟に対応する考えを示しました。
この中で、改革結集の会の重徳国会対策委員長は「夏の参議院選挙では、各党がどう憲法改正するのか競い合うべきだ。自民党はどの項目から手を付けるのか。また、戦力の不保持などを定めた9条第2項に対する安倍総理大臣の考え方は自民党の改正草案と同じなのか」とただしました。
これに対し、安倍総理大臣は「わが党としては、憲法9条第2項を変えるべきだと判断した。実力組織の自衛隊の存在をしっかりと明記すべきでないかと考え、憲法改正草案として出している。自民党の総裁である以上、当然、同じ考え方だ」と述べました。そして、「われわれが『これだ』と言っても、議席以上に広がらなければ、一歩も進んでいかない。わが党の改正案とおりにいくということでもないのだろう。
しかし、『この条文だったら、自民党に賛成するよ』という人たちが出てきて、その結果、改正の発議に必要な3分の2の議席になる。それがまさに政治の現実だ」と述べ、自民党の改正草案にこだわらず、柔軟に対応する考えを示しました。
また、安倍総理大臣は、参議院選挙で憲法改正を掲げるのか問われたのに対し、「国民から私たちの憲法に関する考え方に理解をいただく。ただ、国政選挙においては、憲法だけで1票を入れるわけではなく、経済政策やあらゆる政策の中で、わが党に支持をいただくということになる」と述べました。
一方、麻生副総理兼財務大臣は、消費税の軽減税率の導入に伴う国民1人当たりの平均的な負担軽減額について、1兆円の減収分を前提に計算した場合、「1年当たり8000円程度、1日当たり22円程度になる」と述べました。
9条改憲 首相「自民草案同じ考え」 自衛権、国防軍保持に意欲
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201602/CK2016020602000141.html
2016年2月6日 東京新聞朝刊
安倍晋三首相は五日の衆院予算委員会で、自民党改憲草案が憲法九条に自衛権や国防軍の保持を明記していることについて「当然、党総裁として同じ考えだ」と述べ、九条改憲に重ねて意欲を示した。改憲の具体的な手順については、改憲発議に必要な衆参両院の三分の二以上の賛同を得られる条項から見直しを進める考えを明らかにした。
首相は自民党の改憲草案九条について「党全体の議論で、実力組織である自衛隊の存在をしっかり明記すべきだと考えた」と説明した。改革結集の会の重徳和彦氏が九条改憲に関する首相の見解をただした。
改憲手順をめぐっては、首相は「どの条項(の改憲)を行いたいと言及することは差し控えた方がいい」と明言を避けた。見直す条項は衆参両院の憲法審査会で各党が議論していくべきだとの考えを示した。
その上で、改憲が「自民党草案通りにいくということでもない」と指摘。「他の条文なら賛成するという人たちが出てきて(発議ができる)三分の二になるのが現実だ」と述べ、他党との議論を柔軟に進める姿勢を強調した。
甘利明前経済再生担当相の金銭授受問題を受け、閣僚や副大臣らが企業・団体献金を受け取ることを自粛する大臣規範の改正については「必要ない」と述べた。「許してならないのは、お金をもらって政策や政治をねじ曲げようとする行為だ。企業・団体が政党に献金を行うこと自体が不適切とは考えていない」と強調した。民主党の長妻昭代表代行の質問に答えた。 (古田哲也)
◆公明は慎重
公明党の井上義久幹事長は五日の記者会見で、戦力の不保持を定めた憲法九条二項について「変えなければ、自衛隊の存在の根拠が揺らぐということはない」と述べ、見直しに慎重な姿勢を示した。
井上氏は九条改憲に関し「公明党は加憲だ。一項、二項は堅持した上で、自衛隊の存在や国際貢献を明記することも検討していいのではないか」と述べ、今後党内で議論を深める考えを示した。加憲については「現行憲法を基本にしながら、時代の変化に伴い新しい価値観や情報を加えていく考え方だ」と説明した。
<自民党憲法改正草案> 野党時代の2012年4月にまとめた。戦争放棄を掲げた現行の9条1項はほぼ踏襲。戦力の不保持を定めた現行2項を「前項の規定は、自衛権の発動を妨げるものではない」と改めた。国防軍の保持を明記した条文も追加した。
NHKはなぜ、反知性主義に乗っ取られたのか
上村 達男 (著)
東洋経済新報社
NHK前経営委員による最新刊。
「籾井会長は経営委員会が指名したのですから、私にも経営委員の一人としての責任があることは間違いありません。(中略)本書のような書物を出版することで、問題のありかをすべてさらけ出し、NHKの今後のあり方を検討するための素材を提供することこそが、私にできる責任の取り方と考えるほかはありませんでした。」
国家の暴走 安倍政権の世論操作術 (角川oneテーマ21)
古賀茂明 著 kindle版
KADOKAWA / 角川書店
日本人にとって“今、そこにある危機”戦争への道を回避するには!?安倍政権による“軍事立国”化を食い止めよ!日本版NSC設置法、特定秘密保護法、集団的自衛権の行使…「恐怖の三点セット」の真意とは?
安倍政権のネット戦略 (創出版新書)
津田 大介 (著), 香山 リカ (著), 安田 浩一 (著), 鈴木 邦男 (著), 中川 淳一郎 (著)
創出版
第1章 なぜ安倍首相をネット右翼は支えるのか 津田大介×安田浩一×鈴木邦男 第2章 安倍政権はネットをどう利用しているのか 中川淳一郎 第3章 民主党政権と安倍政権のメディア対応はどこが違うのか 香山リカ×下村健一×マエキタミヤコ 第4章 安倍首相からの「批難」に応える 香山リカ 第5章 私が体験したニコニコ動画と政治との関わり 亀松太郎 第6章 ヘイトスピーチ繰り返すネット右翼「嫌韓」の背景 安田浩一 第7章 安倍政権はマスメディアにどう対応したか 高野孟 あとがきに代えて マスメディアに何が問われているのか 篠田博之
安倍政権の罠: 単純化される政治とメディア (平凡社新書)
清水克彦 著
平凡社
「一強」時代を作っているのは誰か。経済政策、TPP、改憲、原発、普天間移設…重要課題が単純化される今だからこそ、それらを自分の頭で考えるためのヒント。
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