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2016年 02月 07日
今、おおさか維新で一番目立っている&吼えているのは、新たなmewの天敵もどきになりそうな馬場幹事長だろう。(@@)
<天敵になるほどの政治家ではないが。うざい&これから何かと対立しそうなので、とりあえず天敵もどき。^^;>
馬場幹事長は、自党を「与党でも野党でもない」と言いつつも、国会では安倍ヨイショ&民主党、共産党などの野党批判を展開。<マジに、与野党問わず、こんな政党&幹部を見たことがない。>
で、さんざん野党をこきおろしたあと、自分たちは野党なのに、野党が質問時間を分けてくれないと怒っているのである。<与党が分けてくれるんでしょ?(~_~;)>
その野党に対する批判の話は後半に載せるとして・・・。
mewは、このブログで、かつて自民党府議だった松井一郎氏が、安倍首相と同じ日本会議に所属する超保守派で。それが縁で、首相を辞めたあとの安倍晋三氏や菅義偉氏らと交流する機会を得て、安倍氏らをサポートするために(&保守二大政党制を作るために)大阪維新の会を国政政党・日本維新の会にしたのだと。
また、松井氏が安倍氏にいざという時は、維新の党首になって欲しいと要請していたという話をよく書くのだけど・・・。
安倍&菅コンビがおおさか維新の松井代表&超保守仲間と親しくなった経緯に関して、馬場氏が語っていた記事を見つけたので、それを先に載せたい。(・・)
<PRESIDENT Online2016年02月05日 「維新の党」はなぜ分裂したのか - 塩田潮の「キーマンに聞く」【20:前編】馬場伸幸(おおさか維新の会幹事長)より>
* * * * *
『【塩田】「ゆ党」のおおさか維新に、安倍晋三首相や菅義偉官房長官は非常に親近感を持っています。安倍政権とおおさか維新の関係はどうあるべきだと思いますか。
【馬場】安倍さんが07年に1回目の首相を辞めて失意のとき、菅さんは安倍さんをもう1回、首相にと動いていたメンバーの1人でした。そのとき、現衆議院議員の遠藤敬さん(現おおさか維新の会国対委員長・元日本教育再生機構大阪会長)が、安倍さんを大阪に呼び、教育シンポジウムで松井さんと対談したのが濃密な付き合いになるきっかけです。
シンポジウムが終わって、何人かで会食しました。私もいましたが、僕らも「ぜひ頑張ってほしい。教育の改革や日本の安全保障などをきちんとしなければ」といった会話をして意気投合し、付き合いが始まりました。安倍さんが自民党総裁選挙に出馬できないとか、出ても負けた場合は、自民党を離党する人が出てくるので、そういうメンバーと維新が組んで、新しい思想の改革政党をつくろうという具体的な話がありました。その先頭を走っていたのが菅さんで、ずっといろいろ相談していたんです。
政党の枠を超えた人間関係が政治の基本
【塩田】安倍さんは自民党総裁に返り咲き、12年暮れに第2次安倍政権が誕生しました。
【馬場】自民党では、当時、維新という得体の知れない勢力がいるけど、これをきちんとハンドリングできるのは誰かという話になり、安倍さんも菅さんも、われわれとのそれまでの人間関係を活かされたということです。やはり政党の枠を超えた人間関係は政治の基本で、大事だと思います。』
* * * * *
また、おおさか維新の会が目指す方向性に関して、馬場氏はこのように語っていた。
『方向性としては、数を集めることよりも、維新スピリッツを本当に理解してもらっているかどうかという物差しで測らせていただきたい。大阪のダブル選挙で、われわれは自民党、民主党、共産党が一緒になって選挙をやったのを「談合選挙。野合」と批判してきた経緯があります。性急に数を集めることを第一目標とすべきではないというのが基本的なスタンスです。
【塩田】「ゆ党」で行くにしても、現実には国会は数が大きいほうが力があります。統一会派の結成をステップにして、さらに野党再編を目指す考えはありませんか。
【馬場】選択肢は2つしかありません。野党の大同団結か、与党を過半数割れに追い込み、与党とパーシャル連合を組む形を目指すか。新興勢力の党が単独で過半数を取って単独で政権を運営していくのは無理でしょうから、この2つの選択肢を視野に入れて活動していきます。野党再編を否定しているわけではありませんが、もっと大きな旗が必要です。』
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実のところ、松井一郎氏(+橋下徹氏)がもともと目指していたのは、そして安倍晋三氏らが期待していたのは、日本維新の会が12年末以降の国政選挙で(特に自民党が単独過半数の議席がない参院選で)もっと当選者を出して、またみんなの党や民主党の保守系議員も巻き込んで、100人以上の規模の野党第一党にすることだった。(・・)
そうすれば、彼らが理想にしている保守二大政党制を作ることができて。<政権が交代しても、いつでも日本は保守タカ派って感じ。>安保軍事の政策や法案もすぐに通るし。
自民党と維新で衆参の2/3の議席を占めれば、憲法改正の協議や発議の実現もスムーズに進めることができるからだ。(ーー)
しかし、維新は12年、13年の参院選で思ったほど議席がとれず。14年には石原太陽族と分裂。結いの党とは合併したものの、14年の衆院選でも議席が伸ばせなかった上、その後、みんなの党や民主党の保守系議員と新党を作る話もまとめることができなかった。^^;
そんな中、野党の間では、15年の夏ごろから安倍自民の一強多弱を打破するために、民主党を中心に維新、生活、社民、共産などが選挙協力を行なうことを検討し始めたのだが。安倍シンパの超保守タカ派が多い大阪系の議員は、民主党や社共などの左派系議員(サヨク)と協力することに強く反発。それがきっかけで、維新はさらなる分裂をして、いまや衆院13名、参院7名の少数政党になってしまったのである。(~_~;)
もし維新と民主党の保守派議員が中心になる形で、保守系の野党ができれば、おおさか維新も彼らと協力する道を選び得るかもしれないが。そうでない限り、おおさか維新には、野党共闘をする選択肢はないと言えるだろう。<かと言って、公明抜きで自おだけは衆参2/3ないから、与党と連携するにも弱い存在だしね〜。>
ということは、おおさか維新としては(&安倍自民党としても)、まずは民主党も共産党も協力するような野党共闘を潰れて欲しいわけで。
そこで、おおさか維新の馬場幹事長は、(安倍首相に歩調を合わせて?)国会で民主党と共産党を批判しまくって、悪いイメージをつけようと必死になっているのだ。(**)
<政党支持率でも、自民党の次に高いのは、民主党と共産党だしね。^^;>
〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜
mewは、馬場氏に品格など求めていないが。(本当は国会議員には、国民の代表として一般社会人レベルの品格ぐらいは持っていて欲しいけどね。^^;)
馬場幹事長の節操がない&えげつないところは、首相への代表質問や予算委員会の質疑の場でも、野党の悪口を言いまくることにある。(ーー)
『おおさか維新・馬場幹事長、代表質問で共産党批判 志位委員長「ルール違反だ」と強く反発
共産党の志位和夫委員長は27日の記者会見で、おおさか維新の会の馬場伸幸幹事長が同日の衆院本会議での代表質問で共産党批判を展開したことについて、「われわれは答弁する権利がない。国会質問のルール違反だ」と強く反発した。
馬場氏は昨年11月の府知事・市長の「大阪ダブル選」で共産党が自民党公認候補を支援したことを「異様な光景」と指摘。その上で「(ダブル選で)自民党を一番熱心に支持した共産党と、国会で自民党に対立している共産党は、いったいどちらが本当の共産党なのか」と批判し「無責任」と糾弾した。おおさか維新は自民党候補と対決し、完勝した。
これに対し、志位氏は会見で「他党を論難するのはルール違反だ。ルールをわきまえてほしいと強く言いたい。私に答弁させてくれるんだったら別だが、そういう場じゃない」と怒りが収まらない様子だった。産経新聞16年1月27日)』
『おおさか維新の会は27日の衆院本会議の代表質問で、民主党への「当てこすり」を連発した。国会運営、安全保障、消費税の“三本の矢”を中心に、政党支持率が低迷する民主党への攻撃を展開。甘利明経済再生担当相の金銭授受疑惑を抱える安倍晋三政権に対する追及よりも、党の存在感を高められるとの思惑がある。
「有的放矢(的ありて矢を放つ)」。おおさか維新の馬場伸幸幹事長は質問の冒頭、中国の毛沢東元国家主席が「目標を持って行動する」という意味で好んだ言葉を引用し、民主党に向けて「矢を放った」ような質問を続けた。
馬場氏は質問で「与党でも野党でもない」と自称し、反対一辺倒の民主党とは一線を画す姿勢を鮮明にした。この表現は今国会の平成27年度補正予算審議をめぐり、民主党と対立するきっかけになった経緯がある。この日の質問でも繰り返すことで、「民主党を挑発し、どう動くかを見極める」(おおさか維新幹部)との狙いがある。
馬場氏は、夏の参院選に向けた民主党などの野党共闘についても「選挙に勝つために理念を捨てた野合はしない」と牽制(けんせい)した。(産経新聞16年1月27日)』
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「民主、維新、共産がこぶしを下ろす儀式」おおさか維新 本会議開催を批判
金銭授受疑惑で甘利明前経済再生担当相が辞任したことに伴う2日の衆院本会議で、おおさか維新の会が民主党などの“メンツ”を守るための無意味な開催だったと訴え、国会運営のあり方に疑問を呈した。
「この本会議は(甘利氏の説明が不十分だとして)1月22日の本会議を勝手に中座した民主党、維新の党、共産党が振り上げたこぶしを下ろすための単なる儀式にすぎない。なぜ私たちが3党の都合に合わせなければならないのか」
石原伸晃経済再生担当相の所信に対する質問に立ったおおさか維新の河野正美氏は、この日の本会議開催が自民党や民主党などによる“妥協の産物”だったと主張。おおさか維新をのぞく民主、維新、共産など野党6党が甘利氏の経済演説時に退席したことを当てこすった。
その上で「おおさか維新は『反対のための反対』にも、やみくもに国会日程を引き延ばす日程闘争にもくみしない、政策提案型の責任政党だ」とアピールした。
おおさか維新の馬場伸幸幹事長は本会議終了後の記者会見で、民主党などによる旧態依然の国会対応が安倍晋三内閣の支持率の高止まりを支えていると述べた。
馬場氏は、低迷する野党の支持率に関しては「野党筆頭を標榜(ひょうぼう)している政党(民主党)に政権を任せた結果、日本がむちゃくちゃになってしまった。それ以降も何の反省も改善も見られないと国民はとらまえている」と指摘。「そういう政党に成り代わって信頼を得られる政党を目指して頑張っていきたい」と強調した。
河野氏の質問に対し、維新の今井雅人幹事長は記者会見で「論評に値しない」と反発。民主党幹部も国会内で「だったら質問しなければいいじゃないか!」と激高していた。(産経新聞 16年2月2日)』
* * * * *
おおさか維新が、民主党、共産党を強く批判する背景には、大阪維新の会の首長を務める大阪府と大阪市の議会で自公に加え、民共が野党として都構想や諸政策に反対したり、首長選で戦ったりする敵だということもあるのだけど・・・。
まあ、公明党はウラで手を結んでいるので、ヨコに置いておくとして。何で民共と一緒に議会や選挙で戦っている自民党の批判はしないのかが、不思議なところ。(@@)
自民党と大阪維新の戦いは、それこそ高市大臣が「血で血を洗う」という表現を用いて、恨み節を漏らしたほど。しかも、法改正の要望を冷たく一蹴されたのに、である。^^;
『「私も御党と血で血を洗う選挙をした。関西圏の自民党議員は御党にきついかも」――。5日の衆院予算委員会で、高市早苗総務相(衆院奈良2区)がおおさか維新に対し、「恨み節」を漏らす一幕があった。
質問したのはおおさか維新の足立康史氏。大阪市営地下鉄の民営化をめぐり、議会の同意要件を定めた地方自治法の規定が厳しいとして、「自民市議の賛成が得られず実現しない。地方の創意工夫の努力を縛って塩漬けにしている」と迫られた場面での出来事だ。
2015年11月の大阪知事・市長のダブル選で地域政党「大阪維新の会」と自民党大阪府連は激しく争った敵同士。高市氏自身も12年衆院選で維新候補と激突している。関西圏選出の自民党議員の空気を思わず代弁した形で、法改正の要望にも「(市が)条例を改正すればいい。(法改正が必要との)指摘はあたらない」と一蹴した。(朝日新聞16年2月5日)』
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おおさか維新では、橋下徹氏が引退して、(とりあえず、今のところは)ほとんどオモテで発言していないため、発信力が急激に低下しているのが実情だ。_(。。)_
そこで馬場幹事長の扇動的な野党批判の発言が、メディアに取り上げられやすくなって、目立つようになっているのだけど。(野党批判大好きな産経新聞が、嬉しそうに取り上げるケースが多いんだけどね。^^;)
ただ、馬場氏の考えや発言内容は、必ずしも大阪本部側の松井代表や橋下顧問などの見解とズレている部分があることから、あまりおクチが過ぎると、新たな東西対立(国会議員団と大阪本部との対立)を生じさせる可能性も否定できまい。(・・)
そして、心の底ではひそかに馬場くんの(足立くんや下地くんも?)のトンデモ失言&おおさか維新へのダメージを期待していたりもするmewなのだった。(@@)
THANKS
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