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2016年02月07日 「ジャーナリスト同盟」通信
<春節も警戒怠らない北京>
2016年2月7日は旧暦の大みそか、翌日から正月にはいる。庶民は家族団らん・海外旅行に浮かれているが、北京の軍や外交部の面々は正月どころではないらしい。国営放送の軍事専門家の鋭い分析は、北朝鮮の暴発を口実にした軍事衝突の懸念を発しているようだ。「敵は本能寺」が、ワシントンと東京の狙いと捉えているためらしい。
<北朝鮮を利用するワシントンの戦争屋>
中国の国家主席は2月5日夜、ワシントンのオバマ大統領と韓国の朴大統領と電話会談、朝鮮半島問題を対話で解決するように釘を刺した。米軍の暴走を警戒する様子が見てとれる。一方で、北京は北朝鮮に特使を派遣、必死の説得工作を行ってきた。
ご存知、半島の緊張は露骨な米韓軍事演習によって、平壌を揺さぶり続け、彼らを暴走させようとしてきた。原爆実験・ミサイル実験を誘引させているのは、ワシントンの戦争屋・産軍複合体である。中東から東アジアへと、新たな戦場を作り出そうとしているのだ。北を叩こうと見せて、実は北京に照準を合わせているのである。孫子の兵法から分析できるだろう。
アラスカからの無人機偵察は、半島から大陸へと及んでいるが、これも露骨なワシントンの挑発である。東京からは全く想定できない視点だ。さながら春秋戦国時代の国際版といってもいい東アジアである。
<戦争法を試験したい東京の極右政権>
他方、戦争法を強行した自民党と公明党は、公然と平和憲法破壊へと舵を切った。安倍の改憲論に、ひたすら服従する公明党である。「まさか公明党創価学会までが中国に敵対するとは?」という現実に驚愕する北京の日本研究者だ。
北のいう「人工衛星の試験」に、米国同様に異常に反応する東京である。6日の深夜に公邸に入るまでの首相は、私邸でのんびり過ごす以外は、持病の運動治療に数時間かけていた。
もっぱら、自衛隊員出身の防衛大臣が作戦の指揮をとっていた。彼は元は日中友好に生涯をかけた旧大平派メンバーであった。安倍も中谷も、衣を脱いで甲冑を見せびらかせている?戦争法のテストに突進しているように映るらしい。
こうした異常事態を、まともに論評しない新聞テレビである。
2016年2月7日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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