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別の自民党議員にも疑惑…甘利氏告発者が語るUR補償の闇
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/174796
2016年2月6日 日刊ゲンダイ
URは口をつぐんだまま(提供写真)
週刊文春で甘利明・前経済再生相に現ナマを渡したことを実名告発した一色武氏(62)。その後、一色氏の過去が暴かれ、文春の取材手法を批判する“オカド違い”メディアが現れるなど散々だ。コトの本質は告発者の正体や動機ではなく、甘利氏が金をもらったことなのに、御用メディアはどうかしている。そこで本紙は一色氏に告発以後の生活ぶりから聞いてみた。自宅はもぬけの殻だったからだ。
「会見を聞きまして、(甘利氏は)政治的に判断されまして、(私も)重く受け止めておるようなところです」
一色氏は言葉少なだった。
甘利氏サイドからの圧力はなかったのか。これには「ないです」と明確に否定した。
ディテールの部分で甘利氏のウソはどこかも聞いた。
「『お金を受け取ったことはない』とおっしゃったこと。受け取ったとしても『のし袋』と言ったこと。(渡したのは)白い普通の封筒でした。そこは違うと思いました」
国会では一色氏を参考人として呼べとの声もある。そうなれば出ていくのか。
「それはちょっと分からない……」
ためらうのは有形無形のさまざまな圧力を感じているからだろう。というのも、この疑惑は甘利氏だけでなく他にも広がりそうなのである。一色氏が勤めていたS社が立地する場所には産業廃棄物が埋まっている。そこに道路を通そうとした都市再生機構(UR)に対して、地主は補償の交渉をした。
「あなたの勤める会社の土地の地主も、政治家にURへの“口利き”を依頼しませんでしたか」
本紙がこう聞くと、一色氏は静かにうなずいた。“口利き”したのは「千葉選出でキャリアの長い自民党議員と聞いている」というのだ。
一色氏によると、千葉ニュータウン北環状線の工事を巡って、URは地主と土地売買契約を結び、約30億8000万円の産業廃棄物処理費用を負担した。代替地まで用意する「あり得ない好待遇」(一色氏)だったというが、さらに気になるのは地主のA氏の経歴だ。
■土地売却は税関役人
2014年7月2日付の新聞にはA氏の名前が出てきて、肩書は〈東京税関総務部付〉となっている。前任は〈沖縄地区税関次長・総務担当〉だ。
北環状線の予定地の登記簿によると、土地の所有権は12年7月13日にA氏からURに移転している。巨額の産廃処理費用を受けた当時、地主のA氏は沖縄税関に赴任していた。URは国交省からほぼ100%出資を受けているから、巨額の税金が役人のフトコロに流れたことになる。
A氏に問い合わせると、こんな答えが返ってきた。
「30億だとか、金額について私はよく知りません。URが産廃の処理費用を持つというから、土地の売却に応じただけです。巨額の産廃費用はとても払えませんから。すでに工事は始まっています。口利きなんて頼みませんよ。以前、別の道路建設の話を政治家から持ちかけられたことはありますが、立ち消えになりました。ここ2年ほどは、政治家とは全く会っていません」
URは「個人情報に関わるので公表できない」(広報担当者)と口をつぐんだが、知らぬ存ぜぬは通用しない。
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