http://www.asyura2.com/16/senkyo200/msg/622.html
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甘利氏の秘書、URに「少しイロを付けて」「甘利事務所の顔を立てて」。それこそが口利き=あっせん。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/a18ff0c689e254b09a76fc76a534b32e
2016年02月02日 | 安倍自民党の危険性 Everyone says I love you !
千葉県の建設会社からの「献金」を巡って甘利前経済再生担当相が辞任した問題で、この会社とトラブルになっていたUR(=都市再生機構)への口利きはあったのかについて、UR(=都市再生機構)は2016年2月1日夜、2013年6月から先月までの甘利事務所との面談記録の一部を公開しました。
甘利氏の秘書とURの間に、どんなやりとりがあったのかについて、最初にスクープした週刊文春は、建設会社側が甘利氏側にURへの口利き=あっせんを依頼し、その見返りとして、甘利氏本人やその秘書らに現金を渡したなどと報じています。
もし補償額を増やすよう“口利き”を行い、見返りを得ていた場合、あっせん利得法などの法律に違反する可能性があるわけですが、甘利氏は会見で、秘書が弁護士にした説明として、
「URに何かお願いをした記憶はない。解決をしてくれなどと話した記憶もない」
と話しました。
それに合わせるように、URも今回のメモ公表について
「口利きの事実はなかった」
とまとめたのですが。
URによると、甘利氏の秘書との面談は2013年6月以降合計で12回も行われ、URからは総務部長など8人が対応したということです。
12回も会って交渉しているのに、なにも要請していない、「口利き」はしていないというのが不自然なのは当然です。
たとえば2015年10月9日の面談記録によると、甘利氏の秘書は補償額について、
「少しイロをつけてでも地区外に出て行ってもらう方が良いでのはないか」
「ただ先方の話を聞いてもらうだけで良い。甘利事務所の顔を立ててもらえないか。何とかお願いしたい。」
とUR側に話したということです。
これぞ、完全に口利きです。
その19日後、10月28日の記録で、URの担当者はこう書いています。
甘利氏の秘書「一体先方は幾ら欲しいのか?」
UR担当者「具体額は仰(おっしゃ)らない」
甘利氏の秘書「私から先方に聞いても良いが?」
UR担当者「逆にこれ以上は関与されない方が宜しいように思う」
また、メモの記述はありませんが、秘書と複数回面会したURの総務部長によりますと、2015年12月、地元事務所で
「大臣はこの案件について知っているのか」
と尋ねたところ、秘書は
「大臣は細かいことは知らないが、案件の報告はしている」
と答えたということです。
また、URは、東京地検特捜部から、任意の事情聴取の要請を受けていることも明らかにしていますが、今回のURの出したメモも一部で、しかもところどころ黒塗りがされています。
この事件はあっせんを頼んだ建設会社側から積極的に証拠が提出されていますから、あとは相手側のUR側から証拠が出れば立件できます。
あっせんされた側のURが本当のことを言うわけもないのですから、彼らがこんなあいまいな説明を続けるようであれば、東京地検特捜部がURに対して「家宅捜索」=捜索差押という強制捜査をすることを期待したいと思います。
実務法曹から見たら、一刻も早くURの事務所や甘利事務所を捜索差押すべきことは明白なのですが。
UR 甘利前大臣秘書とのやり取り公表
動画→http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160202/k10010393951000.html
2月2日 5時51分 NHK
甘利・前経済再生担当大臣の事務所の問題で、UR・都市再生機構は1日、千葉県の建設会社との補償交渉を巡り、前大臣の秘書と面会した際のやり取りの概要を公表しました。この中には交渉内容に踏み込むような秘書の発言も含まれていますがURは「影響はなかった」としています。また甘利前大臣は会見で「秘書は『補償金額の交渉には介入していない』と話している」などと説明しています。
この問題で、甘利前大臣の秘書は千葉県白井市の建設会社がURに補償金の支払いを求めた交渉に関して少なくとも9回、URの担当者と面会したことが明らかになっています。
URは1日夜、こうした面会でのやり取りの概要を公表しました。それによりますと秘書は、建設会社が補償金を何度も求めているとURから説明され、「少し色を付けてでも地区外に出て行ってもらうほうがよいのではないか」と交渉内容に踏み込むような発言をしたということです。
一方で、「先方の話を聞いてもらうだけでよい。甘利事務所の顔を立ててもらえないか。圧力をかけてカネが上がったなどあってはならない」などと、交渉の行方にはこだわらないような発言もあったということです。
秘書との面会についてURは「補償交渉の決定に影響を与えた事実はなかった」としています。
また甘利前大臣は辞任表明の会見で、「秘書は『補償金額の交渉には介入していない』と話している」と説明しています。
やり取り 詳細は
補償交渉についての面会は少なくとも9回あり、メモは一部が黒塗りにされていますが、秘書の発言が詳細に記されています。
秘書との最初の面会は平成25年6月、URの本社で行われ、千葉県の建設会社の周辺で進めている県道工事を巡る補償交渉の状況について説明したということです。
この日の面会メモには秘書が「こういった相談を受けることが多く、いちいち対応することは考えていない」と発言し、UR側も「甘利事務所に引き続き対応する事項は特になし」と受け止めたことが書かれています。
2か月後、URは建設会社におよそ2億2000万円の補償金を支払う契約を結んでいます。URは秘書との面会は補償金の額に影響はしていないとしています。
2年後の去年10月、甘利前大臣の秘書から突然、話を聞いてほしいとの連絡があり、URの担当者が甘利前大臣の地元事務所に出向いたということです。この場には千葉県の建設会社の総務担当者も同席したということです。
当時、URはこの建設会社から別の苦情を申し立てられ、再び補償交渉を行っていて、秘書は「交渉の状況を教えてほしい」と要請したということです。
その4日後、URの担当者は国会議員会館で秘書と面会し、建設会社から何度も補償金を求められてきたことなどを説明したということです。
この日の面会メモでは秘書が「補償はいくら提示したのか」とか、「少し色を付けてでも地区外に出ていってもらうほうがよいのではないか」などと交渉内容に踏み込むような発言が記されています。
一方で、「先方の話を聞いてもらうだけでよい。甘利事務所の顔を立ててもらえないか。圧力をかけてカネが上がったなどあってはならないので、URの本社に一度話を聞いてもらう機会をつくることで本件から手を引きたい」とも述べて、URの本社が対応する形さえとってくれれば交渉の行方にはこだわらないような発言もあったということです。
URの担当者はその後も1月まで毎月、この補償交渉を巡って甘利大臣の秘書と面会したということです。
こうした面会のメモには秘書が「いったい先方はいくら欲しいのか。私から先方に聞いてもよいが」と述べたのに対し、URの担当者が「逆にこれ以上は関与されないほうがよろしいように思う。URの提示額は限度額いっぱいであり、工夫の余地がない。先方に聞いてしまうとそちらも当方も厳しくなる」などと述べて、交渉に深入りしないよう促すやり取りも記されています。
一方、メモの記述はありませんが、秘書と複数回、面会したURの総務部長によりますと、去年12月、地元事務所で「大臣はこの案件について知っているのか」と尋ねたところ、秘書は「大臣は細かいことは知らないが、案件の報告はしている」と答えたということです。
甘利氏秘書「事務所の顔立てて」 URが面談内容一部公表
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG01H7L_R00C16A2CC1000/
2016/2/1 21:41 (2016/2/2 1:46更新) 日本経済新聞
URが公表した甘利事務所とのやりとり
辞任した甘利明前経済財政・再生相を巡る金銭授受問題で、都市再生機構(UR)は1日、千葉県の建設会社との補償交渉に絡み、甘利氏の秘書(当時)と職員との面談内容を明らかにした。秘書は事実関係の確認にとどまらず、「少しイロを付けてでも」「甘利事務所の顔を立ててもらえないか」などと発言。交渉に介在していた実態が浮き彫りになった。
一部の面談に同席していたURの中瀬弘実総務部長は取材に対し、「(秘書から)補償額の上乗せを示唆するような発言はなく、影響はなかった」としている。
URは2011年9月ごろに建設会社と補償協議を始め、同社の資材置き場が道路建設に伴い使えなくなることなどから、13年8月までに2億円余りの支払いを決定。その後も建物の損傷修復費などを補償、一部の交渉は今も続いている。
URによると、甘利事務所の複数の秘書とUR職員8人は13年6月から16年1月までに、計12回にわたって面談。うち補償交渉などに関わる10回分について職員が残したやり取りのメモを公表し、個人名のほか、継続中の交渉内容などは黒塗りにした。
13年6月の最初の面談後、10回の面談が15年10月以降に集中。同年10月9日には議員会館で秘書1人にUR職員3人が経緯などを説明し、13年8月に支払いが決まった「2億2千万円」という具体的な補償金額の一つも伝えていた。
甘利氏の秘書はその後のやり取りで、「少しイロを付けてでも地区外に出ていってもらう方がよいのでは」「先方の話を聞いてもらうだけでいい」などと発言。一方で「本件はうちの事務所ではどうにもできないし、圧力をかけてカネが上がったなどあってはならない」とも話したという。
昨年10月末にはUR職員が再び議員会館を訪れ、建設会社との協議が平行線に終わったことを報告。「先方はいくら欲しいのか」との秘書の問いかけに対し、UR側が「具体額はおっしゃらない。(甘利事務所は)これ以上は関与されない方がよろしいように思う」と進言する場面もあった。
その後も交渉は進まず、昨年12月下旬にはUR側が「現在提示している条件以上の対応はできない」と甘利氏の秘書に明言。秘書は「それで構わない」と応じたうえで、改めて建設会社との協議の場をセットするよう頼んできたという。
URは、一連のやり取りの中で秘書からの圧力を否定。中瀬総務部長によると、甘利氏本人については昨年12月1日の秘書との面談の際、「(甘利氏には)細かい事は申し上げていないが、こういう案件がきているという報告はしている」と説明されたという。
甘利氏金銭授受 秘書らURに「少しイロをつけてでも」
http://mainichi.jp/articles/20160202/k00/00m/040/097000c
毎日新聞2016年2月1日 21時34分(最終更新 2月2日 00時39分)
「甘利前大臣疑惑追及チーム」による甘利氏の口利き疑惑の事情聴取に出席し、一部が黒で塗られた資料を手に、議員からの質問に答えるURの担当者たち=国会内で2016年2月1日午後8時32分、竹内紀臣撮影
千葉県白井市の建設会社が甘利明前経済再生担当相の秘書らに口利きを頼んだとする週刊文春報道を受けて、都市再生機構(UR、横浜市)が1日、担当職員計8人と秘書らの面談内容を公表した。秘書らが「少しイロをつけてでも……」などとUR側に迫る場面もあったが、URは甘利氏側からの口利きは否定した。【樋岡徹也、林田七恵、内橋寿明】
URは独立行政法人だが職員は法令で公務員に準じる扱いを受ける。公務員やこうした「みなし公務員」への政治家秘書の働きかけの実態が明らかになるのはきわめて異例だ。
URは、2013年6月〜今年1月の計12回の面談のうち10回分を一部黒塗りで公表。うち9回分が建設会社との紛争、残る1件は無関係の案件だった。
それによると、15年10月9日の議員会館での面談で、補償交渉を巡って秘書は「結局カネの話か」と結論を急ぎ、「少しイロを付けてでも地区外に出ていってもらう方が良いのではないか」と、金額の上乗せを示唆する発言も出たという。
秘書らのこうした発言にもかかわらず、UR側は「(具体的な)補償額の上乗せについての発言はなかった」(中瀬弘実総務部長)などとして、秘書らの口利きを否定した。
実際、同28日の面談で秘書は「先方(建設会社)に(希望する補償額を)聞いても良い」と水を向けてきた。これに対し、UR側は「先方に聞いてしまうと、そちらも当方も厳しくなる」と、具体的な金額の話を警戒する対応もあった。
UR側は同28日「これ以上(甘利事務所として)関与されない方がよろしいように思う」と示唆。同12月1日の面談に出た中瀬氏も「深入りはよくないと私から言った記憶がある」と証言。UR側は秘書らに重ねて忠告していたという。
公表された面談内容には、文春報道と食い違いもある。
報道では15年12月1日、秘書はUR側を地元事務所に呼び、「大臣もこの案件については知っているので」と迫ったとされる。しかし、URは「これまでの経緯の協議」などと簡単に記載する。出席した中瀬氏によると、秘書に「大臣もご存じですか」と質問し、秘書から「細かいことは伝えていないが、案件は知っている」と言われたという。
文春報道で、秘書らは「顔を立てろ」と言い口利きを迫ったとされるが、URの公表内容は「(UR本社で建設会社に対応して)事務所の顔を立ててほしい」という控えめな要望だったとしている。中瀬氏は「迫られた感じではなかった」「秘書の方は気さくで丁寧、紳士的だった」と説明した。
◇
URは1日、国会内でも民主党の会合で面談内容を説明した。口利きやあっせんの認識を問われたURの天河宏文理事は、「(建設会社側の)人と会ってほしいとお願いされた。それだけだ」と繰り返し、最終的に「あっせんや口利きが何を指すか構成要件が難しくマルかバツか分かりません」と釈明した。
なおも疑問が消えない民主議員に「(口利きやあっせんを)否定もできないのでは?」と迫られ、中瀬弘実総務部長が「はい。それはあります」と早口で答える場面もあった。
中瀬氏は、問題に深入りしないよう秘書らに忠告した理由について、「建設会社側との交渉は3〜4時間かかり、大声を出すと職員から聞いていた」などと説明した。ただ、民主議員に「不当で高圧的な要求に加担するのはいかがなものか、という老婆心か」と尋ねられると、「そういう側面はないとは言わないが、交渉は私どもと建設会社だけでやらしていただけたら進めやすい」と述べ、甘利氏側の口利き疑惑をかわした。【林田七恵】
UR、甘利氏元秘書との面談内容を公表 「影響与えず」
http://digital.asahi.com/articles/ASJ215GN6J21UTIL02M.html?rm=532
2016年2月1日21時26分 朝日新聞
会見で辞意を表明し、厳しい表情をみせる甘利明前経済再生相=1月28日午後、東京都千代田区、諫山卓弥撮影
甘利明・前経済再生相の現金授受問題で、独立行政法人の都市再生機構(UR)は1日、職員と甘利氏の元秘書との面談内容を公表した。12回の面談のうち6回に出席したURの中瀬弘実総務部長は報道陣に、「補償額上乗せを求めるような発言はなかった。秘書との面会が影響を与えたことはなかった」と述べた。
URは、道路建設に伴う補償をめぐって千葉県白井市の建設会社側と交渉していた。URによると、UR職員は2013年6月〜今年1月、議員会館や神奈川県にある甘利氏の事務所で元秘書らと面談。うち10回分について職員が任意でメモを残しており、一部を黒塗りにして公表した。
URによると、補償について話題になったのは昨年7月6日と10月26、27日を除き計9回だった。
4回目となる昨年10月9日、UR職員が補償の内容について説明した後、元秘書は「(甘利)事務所の顔を立てる意味でも一度先方(建設会社)からの話を機構(UR)本社で聞いてもらうことは可能か」と発言。同じ日に元秘書は「少しイロを付けてでも(建設会社に)地区外に出ていってもらう方が良いのでは」とも発言した。
同12月16日には、元秘書が「できれば(URの)上席の方に対応してもらえると助かる」と語ったとされている。
一方、同10月28日のメモには、UR職員が「(甘利事務所は)これ以上関与されない方がよろしいように思う」と発言したと記されている。
またメモには書かれていないが、中瀬部長は報道陣に、昨年12月1日の面談後に元秘書から、補償交渉について甘利氏も把握していることを伝えられたと明かした。中瀬部長は「秘書の人柄が分かっていたので、圧力と感じることはなかった」とも語った。
甘利氏は1月28日の会見で、自身や秘書が建設会社側から現金600万円を受け取ったことは認めたが、元秘書がURと交渉していることについては「今回の記事を読んで初めて知った」と説明。別の秘書も弁護士の調査に対し、「URに何かお願いした記憶はない」などとURへの口利きを否定しているとされる。
◇
◆甘利明氏の元秘書とURの主な面談内容(UR発表資料に基づく、■は黒塗りされた部分で内容は不明。※は取材による)
日時 場所
【2015年10月9日 議員会館】
秘書|■補償はいくら提示したのか。教えられる範囲で構わない。
UR|■。ちなみに建物等再配置補償は2・2億支払い済み。
秘書|本件は結局カネの話か。やはり当該地から速やかに移転してもらった方が良いと思うが。
UR|機構もそう思っているので目いっぱいの条件提示をしている。
秘書|■これだけ補償してきていてそれでも補償するのか。
UR|機構も残置を認めてしまっている以上、機構工事に起因する損傷に対する修復費の補償はせざるを得ない。
秘書|その都度つきあうことになるがその覚悟はあるのか。少しイロを付けてでも地区外に出て行ってもらう方が良いのではないか。このままでは同じことが繰り返されるだけだと思うが。
秘書|ただ先方の話を聞いてもらうだけで良い。甘利事務所の顔を立ててもらえないか。何とかお願いしたい。
UR|承知した。
秘書|よろしくお願いしたい。本件はうちの事務所ではどうにもできないし、圧力をかけてカネが上がったなどあってはならないので、機構本社に一度話を聞いてもらう機会を作ったことをもって当事務所は本件から手を引きたい。
UR|承知した。
【10月28日 議員会館】
UR|発言から類推すると、先方(※一色武氏)は口利きを期待していた様子だった。
秘書|一体先方はいくら欲しいのか?
UR|具体額はおっしゃらない。
秘書|私から先方に聞いても良いが?
UR|逆にこれ以上関与されない方がよろしいように思う。先日もご説明したとおり、現在の提示額は基準上の限度一杯であり工夫の余地が全くなく、先方に聞いてしまうとそちらも当方も厳しくなる。
秘書|わかった。URには迷惑をかけてしまい申し訳ない。
【12月16日 甘利氏の地元事務所】
UR|現在提示している条件以上のことは出来ないと考えている。
秘書|事務所に相談したが、それでも金額の増とはならなかった。ということでも事務所の顔は立つ。
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