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2016年2月 2日 くろねこの短語
メディアに踊る「国会正常化」の違和感。「甘利あっせん利得疑惑」は閣僚辞任で一件落着という印象操作のためのキャッチフレーズだね、きっと。
あっと言う間に1月が過ぎて、早くも2月に突入。プロ野球のキャンプも始まったか・・・って、どうでもいいんだけど。
そんなことより、新聞・TVはさかんに「国会正常化」って言葉を使っている。「正常化」ってことは、これまで「異常」だったってわけだ。じゃあ、何が「異常」かって言うと、甘利ワイロ事件で国会審議が紛糾したからってことなんだね。でもって、布袋頭のTPP甘利君が閣僚辞任して、“最後は金目”のノビテルが後任に決定。衆参両院の本会議で所信表明と質疑をすることになったから「正常化」って言いたいわけです。
・国会正常化で与野党が合意 野党、引き続き甘利氏追及へ
http://digital.asahi.com/articles/ASJ215674J21UTFK008.html?rm=417
これもおかしな話だ。甘利ワイロ事件ってのは国会にとってとんでもなく大きな問題だ。なんてったって、「あっせん利得」の疑いが濃厚な案件なんだから、これをめぐって与野党攻防で紛糾するのは、それこそ「正常」な国会のあり方なのだ。
ようするに、「国会正常化」ってのは甘利ワイロ事件は閣僚辞任で一件落着って印象操作をするためのキャッチフレーズに他ならない。ペテン総理の支持率が上がって、甘利ワイロ事件は思いの他政権に影響を与えていないって論調がメディアを席巻しているけど、布袋頭の「あっせん利得」疑惑をことさら小さく見せようという恣意的な報道が支持率アップにつながっているのは間違いのないところで、明らかにそのための世論調査=操作ですから。
告発した建設会社社員がその筋の人間だなんて情報を垂れ流して、「嵌められた」ってことに矮小化しようとしているのも、「あっせん利得」疑惑という本丸に攻めこませないという政権の思惑があればこそなのだ。
東京新聞はそこんところを、「政権による『潔さ』『無念さ』の演出が功を奏した」とする大学教授の意見を載せることでフォローしていたけど、ほとんどの新聞・TVはその腰の引けた報道によりペテン総理側のそうした演出に一役も二役も買っているんだから世話がない。
・「潔さ」「無念さ」演出 甘利氏辞任後 内閣支持率アップ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201602/CK2016020202000135.html
というわけで、今日の「甘利ワイロ事件」です。なんでも、UR(年再生機構)が布袋頭の秘書との面談内容の一部を公表したってね。それによれば、甘利側の「口利き」は否定しつつも、「秘書が『少しイロを付けてでも』と補償内容に踏み込んだとも受け取れる発言をした場面もあった」とか。ま、何もなければ、わざわざ12回も面談なんてしやしません。今頃は、甘利陣営とURは必至こいて口裏合わせのお稽古中なんだろうね。ご苦労なこった。
・甘利氏元秘書「少しイロ付けても」 URが面談内容を公表
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201602/CK2016020202000126.html
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