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甘利氏の後任人事のナゾ
http://www.asyura2.com/16/senkyo200/msg/546.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 2 月 01 日 00:17:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

甘利氏の後任人事のナゾ
http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/archives/52773876.html
2016年01月31日 在野のアナリスト


共同通信の世論調査で、安倍内閣の支持率は4.3pt上昇し、53.7%になりました。しかも甘利前経済再生担当相の辞任は、当然が67.3%あるにもかかわらず、安倍首相による任命責任は「ない」が50.1%。この結果からみると、甘利氏は何かよく分からないうちに経済再生担当相などになっていただけで、安倍氏が選んだわけではない。だから閣僚が辞任しても安倍氏に責任はない、と国民が判断していることになります。呆れるというか、本当? と疑問に感じてしまいます。

しかし市場は正直で、辞任の翌日には米株高を好感し、高く始まりました。その日のメインイベントである日銀会合の前に、売りを溜めておく動きですぐに下げましたが、100円安ぐらいで前場は推移、甘利氏の辞任は完全スルーです。メディアは甘利氏辞任を『安倍ノミクスの正念場』などと報じましたが、市場は閣僚の動向など関係なく、それほど期待もなかったことが分かります。

しかし甘利氏の後任、石原氏へは不安がいっぱいです。誰もが首をかしげるこの人事、どうして起こったのか? それを読み解く一つの鍵は、一昨日急に『岸田外相に存在感』なる記事が、各メディアで踊ったことと無縁ではないでしょう。外相とはいえ、安倍政権では傍流の岸田氏が急に取り上げられた理由。それは安倍政権の命運、寿命とも大いに関係があるはずです。

安倍氏と塩崎厚労相、石原氏が甘利氏の醜聞がでるタイミングで会食し、その席で安倍氏から後任を打診した、などとも伝わりますが、そのとき条件をつけないはずがない。安倍氏は次期総裁選、石原派を安倍支持でまとめてくれるなら、として閣僚就任を打診した。つまり政策手腕ではなく、党内の派閥の論理で閣内入りを要請した。そう考えるとこの人事、すんなり理解できます。

面従腹背にみえるメディアも、党内を強固にする安倍政権がおもしろくない。この『岸田氏に存在感』という記事を、おトモダチの読売まで掲げたことは驚きですが、甘利氏が去り、答弁に窮した安倍政権が失速していく場合、安倍政権の裏側まで知り、かつ政権で重要な地位を占めていない、右よりになり過ぎた状況を変える意味でも中間派で、控えめな岸田氏を推したくなってきた。メディアのそんな事情が見え隠れします。もしかしたら、そこには米国の意向も含まれているのかもしれません。もう安倍政権の継続は難しいだろうし、米国も望まない。その引き金は、欧米が圧力を高め、追いこんでいる露国のプーチン大統領と電話会談し、訪日を調整するなど、逆行する態度をとり始めている安倍政権が疎ましくなってきているのかもしれません。

その一つには、通貨安競争をまた仕掛けてきた、という不審も影響するのでしょう。米経済が堅調なら、意外と米国は懐も深く容認してくれますが、米経済が弱含むと態度が一変する。10-12月期のGDPをみても、米国も苦しいことが伝わり、もう日本の滅茶苦茶な経済政策をみとめているわけにはいかない。通貨安競争の代償は、安倍政権の交代を米国側から仕掛けてくるのかもしれないのです。そして、外相として米国との交渉経験もある岸田氏なら気心が知れている、というわけです。

急にかつてのNAISの頃の関係が取り沙汰され、安倍氏と石原氏は親密、などという報道もでていますが、甘利氏の問題では「怪しい告発者」と盛んに報道されたものの、その「怪しい告発者」と甘利氏は随分と親密な関係だったことが明らかになりました。今度は、疎遠だったはずの二人の関係が、随分と「親密」と報じられるものです。しかしいくら円満な関係を喧伝しようと、能力不足で答弁もままならない人物を「親密」と報じてしまえば、任命責任がより強くかかってくることにもなります。共同通信の世論調査も、もし週末の日銀によるマイナス金利、相場が上昇したことを好感したものなら、そのことで米国との間に吹く隙間風、という逆転現象に、安倍政権は苦しむことになるのでしょうね。

 

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コメント
 
1. 2016年2月01日 00:29:06 : hBUZQEg8uN : ggpGoLzBm9o[91]
ノブテルのようなポンコツを平気で後任にする事で、
TPP「交渉」なるものでは大臣など単なる
お飾りだという事実が図らずも
バレてしまったのだった。

2. あっしら「[1] gqCCwYK1gueBdQ 2016年2月01日 01:55:44 : 6tHhNSC4YI : MUbQd@xvBS8[9]

「石原伸晃氏を後任にしたのは甘利氏復権の布石」
http://www.asyura2.com/16/senkyo200/msg/444.html

3. 2016年2月01日 06:11:56 : hkH2oFZHns : sdLX7N4clbA[20]
安倍の提灯もち
強盗健治が珍しく
2月1日グッドモーニングで
アマリの事案いについて
政治とかねと言い
アマリの証人喚問まで口にした
冷血サル総理は口とは裏腹に
アマリを見殺しにする
ということだろう

4. 2016年2月01日 13:21:23 : qF4T1YwunA : 0ID5WaAuWRA[144]
●「経済最低大臣」石原ノビテル就任の手際よさ過ぎは異様だ!

それにしてもいろいろとタイミングといい手際といいよすぎませんか?

・2016年1月22日:石原慎太郎が田中角栄礼賛本『天才』(幻冬舎)を発行
    ・
・2016年1月25日:安倍総理が石原伸晃と会食
    ・
・2016年1月28日:甘利辞任表明
・2016年1月28日:安倍総理、甘利の後任に石原伸晃を発表
・2018年1月28日:皇居で天皇陛下代行の皇太子殿下の認証式
    ・
・2016年2月〜 :石原慎太郎、石原伸晃それぞれテレビ、新聞、雑誌に出まくり。

石原慎太郎の出版のタイミングまで含めて考えると、相当前からこのプロジェクトは進んでいたのではないと思えるのだが・・・

●石原一家が総出で選挙に向けて立ち上がった。

既に始まっているが石原慎太郎の出版物は本屋の「一等地」を確保しているし、テレビはインタビューで取り上げるし大賑わいだ。

それにしてもなぜ田中角栄批判の急先鋒であった石原慎太郎が角栄礼賛本を書いたのか。

答えは意外とシンプルだと思う。
自民党他の石原伸晃支援者を広げたいためであろう。
田中角栄の残した足跡は偉大といってよく、未だに心酔している議員も多い。
そうした議員達を敵にまわしたままでは伸晃の益にならない。
そこで、角栄礼賛本を書いたというわけだ。

それもよりによって本の発行日(1月22日)が伸晃就任(1月28日)の前の週という絶好のタイミングだった。

もちろん伸晃は注目の人でテレビのしょっちゅう映してもらえるようになった。
インタビューではわざとカンペを拒否して”自分の言葉”で話して見せた。
(黒田日銀のマイナス金利への質問に答えるに当たってのパフォーマンス)

ノビテルも自分が「経済最低大臣」であることを自覚しているので、イメージ払拭にやっきになっている様子がうかがえる。

●慎太郎・伸晃のタイミングは単なる偶然だろうか?

以前、この親子は相次いで訪米し米軍産複合体の前で講演をしている。

この時も、伸晃訪米のわずか4ヶ月後に慎太郎が訪米している。

講演の内容もお互いに関連するもので極東の緊張を煽り、防衛費予算を増やす(そして米軍産複合体に献上する)といったものだった。

・2011年12月12日:ノビテルが渡米し米軍産複合体に服従を誓う

・2012年4月16日:チンタロウが渡米して米軍産複合体を前に「尖閣を都で買う」発言をして極東の導火線に点火し恭順を誓う。

このように、この親子は必ずシナリオがあって動いていると見るべきだ。


5. 2016年2月01日 13:24:08 : qF4T1YwunA : 0ID5WaAuWRA[145]
4(訂正します)
(×)・2018年1月28日:皇居で天皇陛下代行の皇太子殿下の認証式
 ↓
(◎)・2016年1月28日:石原真大臣、皇居で天皇陛下代行の皇太子殿下の認証式

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