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甘利大臣の“茶番”辞任会見を称賛するテレビ局の異常! 日本テレビは会見当日朝のラテ欄で「幕引き」を宣言(リテラ)
http://www.asyura2.com/16/senkyo200/msg/425.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 1 月 29 日 07:50:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

                 衆議院議員 甘利明 公式サイトより


甘利大臣の“茶番”辞任会見を称賛するテレビ局の異常! 日本テレビは会見当日朝のラテ欄で「幕引き」を宣言
http://lite-ra.com/2016/01/post-1928.html
2016.01.29. リテラ


「国会議員としての秘書の監督責任、閣僚の責務、政治家としての矜持に鑑み、本日ここに閣僚の職を辞することを決断しました」

 ──とんだ茶番である。甘利明経済再生相は昨日28日、そう述べて大臣辞任を表明したが、これは「週刊文春」(文藝春秋)がスクープした疑惑の説明責任を果たすにはほど遠い“ごまかし会見”であった。

 会見のなかで甘利氏は、2013年11月と14年2月の2回にわたって、千葉県内の建設業者の関係者から計100万円を受け取ったことを認めたが、のちに政治資金収支報告書に寄付扱いで記載したと弁解。さらに、告発者が「五十万円の入った封筒を取り出し、スーツの内ポケットにしまった」「甘利さんは『ありがとう』と言って、封筒を受け取りました」(「週刊文春」より)としたことに関しては、「人間としての品格を疑われる行為だ。そんなことはするはずがありません」と言い張ってのけた。

 呆れざるを得ない。甘利が人間としての品格に欠けるのはもちろんだが、問題はそういうことではないのだ。甘利氏にかけられている疑惑のもっとも大きなものは「あっせん利得」である。ようするに、甘利氏は自分が受け取った100万円については政治資金規正法違反に当たらないと強調することで、国民の目をくらませようとしているにすぎない。

 実際、先日発売の「週刊文春」2月4日号の第二弾(外部リンク)で、告発者である総務担当者は、14年2月の事務所での金銭授受の当日に甘利大臣に対してURとのトラブルについて資料を用いて説明したと話している。その際、甘利氏から「パーティ券にして」と要求された総務担当者は「個人的なお金ですから(受け取ってください)」と言って、「甘利氏は内ポケットに封筒をしまわれた」のだ。ようは、甘利氏は陳情の直後にカネを受け取っていたわけである。

 誰がどう見ても「不正の請託」だ。このとき、受け取ったカネが「寄付」だろうが収支報告書に記載されていようが関係ない。明らかに、報酬を得る見返りとして“口利き”をしたという「あっせん利得処罰法違反」に該当するだろう。

 つまりこういうことだ。甘利氏が収支報告書の記載を強調していたのは、完全に“ダミー”としか言いようがなく、秘書の監督責任だの国会審議の遅れだの政治家としての矜持だのと、涙まで浮かべてさんざん“勇退”ムードを作り出していたのは演技。結局、甘利氏にかけられている疑惑は少しも晴れていないことには変わらない。

 ところが、会見を中継したテレビメディアといえば、この茶番っぷりをほとんど批判せず、ましてや「これで幕引きだ」と言わんばかりのムードを醸し出しているのだから、開いた口がふさがらない。

 しかも、この雰囲気を“予言”していたマスコミまでいる。日本テレビだ。昨日の夕方には各局とも甘利大臣の会見の生中継が予定されていたが、28日付けの読売新聞朝刊のラテ欄を見てみると、日本テレビの夕方のニュース番組『news every.』の箇所に、こんな驚くべき“予告”がされていたのだ。

〈自らの受け取り否定へ 甘利大臣が会見で説明 疑惑はこれで幕引き?〉

 全国紙の朝刊は、だいたいその日の午前1時ごろまでに原稿が締め切られて印刷に回される。当然、他局の同時間帯のラテ欄は〈注目の会見どう説明〉などとだけ記されていた。しかし、日本テレビは甘利大臣の会見のはるか前から〈自らの受け取り否定へ〉〈疑惑はこれで幕引き?〉などと書いていたのである。この“予言的口調”はどういうことか。

 安倍政権とべったりの読売グループのことだ。実は「会見で甘利氏が金銭授受を否定して事態の幕引きを図る」というシナリオを官邸から吹き込まれていたのだろうか。いや、それよりも〈自らの受け取り否定へ〉というのが外れたところをみると(もっとも午前中までは甘利留任が規定路線ではあったが)、これは“願望のあらわれ”とみるのが自然だろう。

 事実、『news every.』の放送内容は、まさに甘利擁護どころか大絶賛、間違いなく「幕引き」を狙った放送としか思えないものだったからだ。会見で甘利大臣が文春報道の調査結果を報告すると、スタジオではコメンテーターの元東京高検検事の高井康行弁護士が、こんな露骨な援護射撃を行ったのである。

「大臣はよく調べた。全部調べて、物証にもあたっている。短期間にしてはよい」
「結論からいうと犯罪性は極めて乏しい」
「すくなくとも国交省絡みの権限があるかどうかわからない。影響力を行使して口利きをしたわけではないので、あっせん利得処罰法にはあたらない」

 あからさまに政権側についた発言だが、続いて甘利氏が辞任を表明すると、高井氏は今度はこんなことまで言い出した。

「見事な進退。違法性はまったくない。違法性はないが、いろいろなことを考慮した。極めて見事」

 金銭授受を認めたのに「極めて見事」って、おかしすぎるだろう。ようは“甘利大臣は悪くないが男を見せた”というようなことが言いたいらしい。しかし繰り返すが、甘利氏の弁明は疑惑を矮小化するもので、本来なら議員辞職を避けられないところをごまかして逃げたにすぎない。見事でもなんでもなく、そもそもこんな会見をせねばならない時点で、政治家として完全に失格なのである。

 しかも高井氏は「あっせん利得処罰法にはあたらない」などと断言するが、もしかして、この人は弁護士なのにこの法律ができた経緯も知らないのだろうか? 

 そもそも、あっせん利得処罰法は2002年に制定されたが、これは、受託収賄罪から漏れるような、政治家による金銭を授受しての口利きを禁止するためにつくられた法律である。

 その第1条1項には、〈衆議院議員、参議院議員又は(略)〉が〈国若しくは地方公共団体が締結する〉請負や契約、あるいは〈特定の者に対する行政庁の処分〉に対し、〈請託を受けて、その権限に基づく影響力を行使して公務員にその職務上の行為をさせるように、又はさせないようにあっせん〉をし、報酬として利益を得たときに3年以下の懲役が科せられる、とある。また、第2条では〈衆議院議員又は参議院議員の秘書〉が同様のことを行った場合には懲役2年以下が科せられることになる。

 高井氏のいう「国務省がらみの権限があるかないか」でいえば、甘利氏は閣僚という有力国会議員であり、どう考えても権限を有していると言わざるを得ない。また、〈請託を受けて〉という部分に関しても、過去にはそれが具体的に特定されないなくとも起訴された例がある。それらを踏まえたうえで、甘利氏は建設会社側から計100万を授受したことを認めており、しかも、その授受の直前に陳述があったのだから、明らかに「請託」と考えるのが自然だ。そう、普通の感覚で考えれば、甘利氏は完全にクロなのである。

 つまるところ、先に紹介した日テレの“願望丸出しラテ欄”と、その放送内容をあわせて考えると、読売グループが政権を忖度して、ダメージを減らすような報道をしようと考えたようにしか見えないのである。

 頭が痛くなるような話だが、しかし、この日テレのケースは、おそらく、これからメディアで起きることの象徴にすぎないのだろう。断言できるが、マスコミの“巻き引きムード”はこれから確実に濃くなっていくはずだ。たとえば、共同通信特別解説委員の田崎史郎氏あたりが、今日にでも情報番組などで甘利氏擁護の弁を振ると思われる。

 この茶番会見での言い分をそのまま垂れ流し、国民を裏切る重大犯罪を批判するどころか、アシストまでしてしまう御用メディア。そう。官邸が手を回し甘利氏を不起訴にしたときのための“空気づくり”は、すでに行われているのだ。このメディアと汚職政治家の共犯関係に、私たちは目を光らせておく必要がある。

(宮島みつや)


 

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コメント
 
1. スポンのポン[1821] g1iDfIOTgsyDfIOT 2016年1月29日 10:11:58 : 4XlTuD9eO6 : VvN5b2itcHo[20]
 
 
 
 
■これが民主党だったら十倍百倍の勢いで叩きまくられていただろう。
 だから私は民主党を応援する。
 それが人間として当たり前の理性であり、
 正義感というものではないか。
 
 
 
 

2. 2016年1月29日 10:34:53 : CYqBduQb8I : 5oBfcoPTcOY[1]
てか
幕引き無理だから
文春の第三弾をお待ち下さい
文春の最終兵器はホンモノ

3. 2016年1月29日 13:45:53 : tF8tKcEMgk : AzsrbsITijc[46]
読売新聞をとっている人は本当に即契約破棄して宅配新聞をやめるべきだ。

4. ねずみ[1] gsuCuILd 2016年1月29日 15:14:18 : FkZtybZ6to : c3C8SthDUJU[1]
映画「エネミーオブメリカ」の中で、治安機関の高官が集まっている場で、国家のためにしたこと(暗殺等)であれば許されるが、個人の野望のためにしたことは罰せられる・・」というシーンがあるが、政治の世界でも、企業やあらゆる組織でも、組織のためにしたことは違法なことでも、個人的利益のためにしたのでなければ暗黙の了解的に許されていることが多い。現実主義者は大人とはそういうもんだとしたり顔ですます。 しかしそれは権力を持っている側の理屈であり、民主主義とは相いれない考え方である。 単純にいうと自民党への政治献金であれば罪じゃないが、個人のポケットに入れたら罪になる。法律的にはそういうことだが、大臣室で現金のやり取りをしても罪にならないことが、まともな民主主義社会ですかね。

5. 一主婦[1536] iOqO5ZV3 2016年1月29日 20:22:22 : VnFJmFJ1dU : lf4ifphGfA0[1]
>>1. スポンのポンさま

■これが民主党だったら十倍百倍の勢いで叩きまくられていただろう。
 だから私は民主党を応援する。
 それが人間として当たり前の理性であり、
 正義感というものではないか。
 
↑そうですね。あなたのコメントの一行目は同意いたします。堂々と「自民党には捜査の手が及ばない」と言う発言をなさった検察官僚が居ましたよね。そんなデタラメがまかり通っているこの国は正さなければなりませんよね。

でも、そうかと言って、現在の民主党では、その正す役割をとても担えないと思います。自民党とまったく同じ方向性の政策を掲げ続けていますからね。この国を不幸な方向に引きずり落としている腐敗構造を正すには、自民党とまるで同じ政治の向きではこの国を正せないのです。あの2009年の民主党の政治の向きの政策なら、この国の根本からの改善が期待できます。ぜひあの政治の方向に戻していただきたいです。

ところで、なぜ初心の政権交代成功時の2009年時の政治姿勢と政策に戻せないのですか?「民主党が嫌いでも投票して下さい」などと言う甘えすぎのふざけたスローガンを掲げたようですが、そのスローガンにはホント呆れ果ててしまいました。がっかりしました。そんなスローガンではなく、無党派層や棄権組みの大票田の方々からも、民主党を心から信頼して貰えるような、政治姿勢と政策を掲げたうえで「2009年時の初心の民主党に戻って、安倍政権を打倒します」と言うスローガンの方が、断然効果が膨大だと思います。

失敗を誤魔化し、自民と同じ政策に変えてしまったこと誤魔化し、安倍政権を盛んに罵っても、そのやり方はまさしく天唾作戦で逆効果だと思います。自民もダメだけれど民主ではダメ自民と同じ。と多くの国民は思ってしまうと思います。その証拠に、先の何回かの「鼻つまみ運動選挙」でも僅かな増加で終わりました。政権交代は夢のまた夢の増加で終わったではありませんか。鼻つまみ投票に参加することが出来る層は、そう厚くないと思います。大票田の無党派層、棄権組みを動かすのは、誤魔化しの鼻つまみ投票では動かせないと思います。

あの、2009年時の民主党の政権交代は、大勢の反自民の国民が、民主党の政治姿勢と政策に感動し同意したからこそ、無党派層や政治不信層も動かせたのです。裏切りや失敗を誤魔化し、開き直り、政治の基本である政策を自民と同じにして、誤魔化し、まるで「反自民」を装っても、反自民の有権者は誤魔化せません。そんな誤魔化しての投票依頼では大票田は動かせません。

投票は自分たちの要望する政策を実現して貰うために、代理実行人としての候補主に投票するのですから、自分の欲している政策と180度も違う政策には有権者は投票できません。投票すれば、要望していないTPP、増税、原発再稼動、格差、改憲、基地定着、などなどを自民党と一緒になって進められると言う結果になるのですから。反自民を謳っても政策が自民別働隊なのですから、自民+公明+民主になってしまいます。それでは自民政策の実行ために民主党議員を当選させることと同じです。私は小沢支持者ですが、例え小沢氏が押す「統一候補」であっても、自分の望まない政策を掲げている候補者や政党には決して投票いたしません。

安倍を倒す為には、あの2009年の政権交代成功時の政策と政治の向きに戻せば良いのではありませんか?なぜ、かたくなに戻さないで、自民党と同じ悪政路線を掲げ続けているのですか?アメリカ様からの民主党へのそれがミッションなのでしょうね。でしたら、そんな民主党には投票しても仕方が無いです。断じて投票できません。

そしてもう一つの問題は、現民主党のメンバーでは、2009年時の政治姿勢に現民主党が例え戻したとしても、その国民が欲している方向の政治には進めないと思います。現民主党に、あの当時の小沢氏や鳩山氏、亀井氏、福島氏、そして本気で国民を救おうと決心なさった共産党さんも含めた協力体制の政権で無ければ、とても無理な相談だと思います。

自民党アメリカ傀儡政権や税金ドロボーの官僚体制やその金庫の特別会計を、本来の国民のための税金の使い方に直すには、現民主党メンバーだけではとてもとても出来無いと思います。現民主党メンバーだけでは、自民党の継続悪政政治をやらされる事は目に見えています。先の菅政権と野田政権での迷走ぶりと失政でしっかりと実証済みですから。

この大事業を成功させるには、共産党さんを含む野党全党の協力体制が必要です。野党全党が、この国の腐敗改革の方向の政策を掲げて、政策を一致させ、その方向で努力しなければ、この国に横たわっている根本的なアメリカ傀儡属国腐敗政治の根っこからの改善は出来ないのだと思います。アメリカを含む大敵との大仕事ですから、野党全党との協力に加えて、自民党の国民派の方々の協力も必要だと思います。2009年の政権交代直後の小沢氏が自民党の福田氏との会談で、協力体制を組もうとしたその大きな意味が私は、やっとやっと分かりました。

やはり大仕事なのですから、民主党内の足の引っ張り合いや勢力争いは方向違いのおバカな争いだったと思います。そんな仲間内での力の無駄遣いではとても大敵のアメリカ傀儡政治からの脱却は無理だったのですね。その為には、あの現民主党クーデター組みの覚醒と反省も必要ですね。全然分かっていないからこそ、今に至っても、あの様な、おばかなAKBまがいの「脱力スローガン」になってしまうのでしょうね。ホントガッカリです。

この崖っぷちのこの国の政治の向きを、国民側の向きの方向に戻すには、民主党も維新も共産党を含む野党全党が同じ政治方向で纏ることが大切だと思います。党利党略はこの際すててください。野党第一党の民主党が自民党政治の方向では、とても投票出来ません。下手にそんな自民党まがいの現民主党議員を増やしたなら、自民党・公明党と組んで、自民党政治を進められてしまいそうでとても投票できません。

TPP、原発、労働者や弱者切捨て、格差拡大、若者の非正規化での収入減少での小子化、増税による景気低迷、海外やアメリカへの資金ばら撒き、改憲による戦争の危機、アメリカ傀儡政治による防衛費拡大と基地の永遠定着化、官僚天下りによる税金の詐取や特別会計からのアメリカへの漸近横流し、などなど、これらの政策の殆どが民主党と自民党は同じ政治姿勢なのがとても心配です。

民主党単独や、維新との合流だけではとてもこの危機回避は無理ですね。赤子のてをひねるような感じの政権になると思います。民主党の方々に申し上げたいです。力も備わっていない民主党が過信していては、国民を地獄に陥れてしまいますよ。大きな相手に立ち向かわなければならない政権交代を目指す戦いなのですから、野党全党て力を合わせて、政策も自民党そっくりの政策ではなく、全党で同じ方向の政策で統一仕手同じ方向を向いて政治をの力を合わせて、国民側の政治に変えていただきたいと思います。民主党の皆さん、どうぞ初心に帰ってください。お願いします。

まいど、長くて申し訳ありません。


6. 本音二郎[1] lnuJuZPxmFk 2016年2月04日 22:53:43 : H0qIt8F4zw : YTLCb8G1WwQ[2]
この国は腐っている。

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