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2016年 01月 28日
さきほど(午後6時頃?)甘利経済再生大臣が辞任を発表したとのこと。(@@)
<しかも、後任が石原伸晃氏だとは・・・はあ、という感じ。 (゚Д゚)>
実のところ、まだ甘利氏の会見もニュースも見ていないので、その件についての記事はまた明日以降に書くとして。
その前に、今日の夕方にアップするつもりだった甘利氏の事件に関連する記事を2つアップしておく。
ひとつは、自民党の議員が「政治とカネ」に関するTV番組の出演をドタキャンしたという話。
もうひとつは、今回、甘利氏が辞任せざるを得なくなった要因を作った甘利氏のトンデモ秘書の話。
<相手に飲食をタカってただけでなく、今日の甘利報告によれば、相手に返したと主張していた現金300万円も、実は自分で使っちゃってたらしい。(>_<)>
* * * * *
まず、これは『自公議員が「朝ナマ」をドタキャン。党内でも言論統制を強める安倍自民党』の関連記事になるのだが・・・。
安倍自民党は相変わらず、都合が悪くなるとTVをドタキャンさせてまで、議員たちのクチをつむいでしまうらしい。(@@)
『自民議員がTV番組ドタキャン BS日テレ「党方針で出演せず」と説明 甘利氏問題追及避けた?』
自民党の秋葉賢也衆院議員が27日夜に生放送されたBS日テレ番組への出演を急きょ取りやめた。番組のテーマは「政治とカネ 一票の重みどうする?」で、甘利明経済再生担当相の金銭授受疑惑を取り上げた。
番組では冒頭、キャスターが「今日主演予定だった秋葉さん、本人は番組出演に非常に前向きだったそうだが、『政治とカネ』をテーマにした番組への出演を見合わせるという自民党の方針で、残念ながら出演していただけなくなった」と説明した。「急なことで、われわれもビックリだった」とも述べた。
番組内で放映したニュースでは「自民党幹事長室が出演を自粛するよう指示した」と報じた。秋葉氏は、維新の党の小野次郎政調会長とともに出演予定だったが、代わりに大学教授が出演した。
小野氏は「(秋葉氏が)出てきて厳しく甘利氏の問題を指摘する可能性があり、それを避けようとしているとしか思えない」と指摘。その上で「姿勢が根本的に間違っている」と批判した。
自民党議員のテレビ番組出演をめぐっては、昨年6月に放映されたテレビ朝日の討論番組「朝まで生テレビ」でも、予定していた議員が突然出演を辞退したケースがあった。当時は、自民党若手議員の勉強会「文化芸術懇話会」で報道機関に圧力をかける発言が出たことが問題視された時期だった。(産経新聞 16年1月27日)』
安倍官邸や自民党に関して、都合の悪いことをいうキャスターやコメンテーターは、降板させるように仕向ける。安倍自民党に関して、都合の悪いテーマを扱う番組には(失言防止の目的も込みで)自党の議員はドタキャンさせる。
自分たちに都合のいいことしか国民に見せようor伝えようとしない政権なのである。(-"-)
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『甘利大臣を窮地に追い込み…姿を消したタカリ秘書の素性
2016年1月22日 日刊ゲンダイ
「記憶があいまい」「秘書の行動についてはウソじゃないかと思った」――。金銭スキャンダルを記憶と秘書のせいにして言い逃れようなんて、古い悪徳政治家の典型だ。1200万円賄賂疑惑の甘利明・経済再生相(66)は、野党の追及にシドロモドロ。告発者にタカリまくり“親分”を窮地に追い込んだ秘書は「永田町一のワル」ともっぱら。次なる醜聞が飛び出すのも時間の問題とされる中、タカリ秘書は姿をくらましている。
■「カネのにおいをかぎ分ける男」
告発者である千葉の建設業S社の総務担当者を“食い物”にしたとされるのは、甘利大臣の地元、神奈川・大和市の事務所を仕切る公設第1秘書の清島健一氏(39)だ。
週刊文春の記事によると、清島氏はURとのトラブル処理の見返りに、役人への口利き依頼の「経費」などと称して何度も現金や商品券を受け取っただけではない。告発者に会うたび同僚秘書とつるんでキャバクラやフィリピンパブで接待を受け、高級車までせびったというから、まさに“ゲスの極み”だ。
「甘利大臣は次は幹事長ポストを狙っているようで、とにかく事務所を挙げて資金を欲しがっていた。なかでも甘利大臣の信頼が厚かったのが清島秘書です。理由もカネに対する嗅覚の鋭さでしょう。今回の告発者と同じように口利き依頼を請け負った“カモ”から“タカる”がパターン化していたともいわれています。つまりスキャンダルの火種は、まだまだクスブっているってことです」(自民党関係者)
清島氏は神奈川・逗子市出身。国士舘大学を卒業後、02年から江田憲司衆院議員(現・維新の党)の事務所で働き始めた。03年に江田が落選すると、05年ごろに甘利事務所に移り、11年に公設第1秘書となり、今や地元事務所の「所長」を名乗っている。
めっぽう酒に強く、どんなに飲んでも乱れないという清島氏。永田町では「カネのにおいをかぎ分ける男」という評判だが、藤沢市内の私鉄沿線にある自宅周辺では「子煩悩なマイホームパパ」の顔を見せていた。
「5年ほど前に引っ越してきて、お子さんは2人。上は小学校入学前の女の子、下は保育園に入ったばかりの男の子です。土日にはラフな格好をして、よく外でお子さんと遊んでいました。奥さまは働かれているのか、平日も保育園の送り迎えをする姿が印象に残っています」(近隣住民)
最寄り駅から徒歩10分の住宅街で、2階建ての一軒家暮らし。まだ幼い2人の子には“昼間のパパ”の二面性は見せられないだろう。文春が掲載したニンマリしながら現金を受け取る清島氏の写真からは、妙に手慣れた様子がうかがえる。
「気になるのは、少なくとも醜聞発覚の20日昼から自宅はもぬけの殻であること。家族ごと、いなくなってしまった。大和事務所にも今週に入ってからは一度も顔を出していません」(地元政界関係者)
来月4日にTPPの署名式を控え、16年度予算成立後、通常国会も後半となる春先にはTPP論戦が本格化する。「TPPの答弁ができるのは甘利大臣だけ」(自民党国対筋)といわれる“片腕”を失いたくない安倍首相以下、官邸と党本部が全力で守れば守るほど、甘利大臣の“針のむしろ”の時間は長引いていく。
過去にも親分に醜聞の責任を押し付けられて不遇な目に遭った秘書は数知れず、命を落としたケースもある。失踪中の清島氏の身に何事もなければいいのだが……。』
THANKS
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