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2016年01月28日 「ジャーナリスト同盟」通信
<甘利腐敗大臣にTPP強行>
創価学会を抱え込むや、特定秘密保護法・戦争法と憲法違反を相次いで強行する安倍独裁は、止まるところを知らない。今度は甘利腐敗大臣を支えて、TPPを最後の最後まで突っ走らせるという。国民をなめきっている安倍である。1月27日の参院本会議で開き直った安倍に対して、国民の怒りは再び爆発するだろう。憲法違反政権に対して、憲法は国民・主権者に抵抗権で対抗するように叫んでいる。
<野党・国民は抵抗権行使を!>
憲法違反政権を放任する日本国民でいいだろうか。いいわけがない。なんとしても退陣に追い込まねばなるまい。日本国憲法が命じている国民の義務だ。
そのために近代法は、主権者である国民に抵抗権を付与している。野党に対して、議会内でのあらゆる抵抗を許している。
予算審議の場で、物理的抵抗が許されるのは当然であろう。政府・自公内閣予算に大義などないのだから。野党は腹をくくって、体を張って対抗することが求められている。
最新の国際的な汚職番付によると、日本は18位と悪い方の国である。実際はもっと悪いのではないだろうか。
甘利大臣のような事例では、即逮捕されて不思議ではない。首相側近大臣として腐敗の横暴を極めていたことが判明している。証拠の録音も飛び出している。まともな政府の検察であれば、断じて見逃すことはしない。
<東電・徳洲会・東芝疑獄に蓋する極右政権>
3・11について国際社会も記憶している。東電福島原発爆破事件である。人災であることも判明している。それでいて一人も責任を取っていない。
徳洲会疑獄には、石原慎太郎はじめ疑惑の政治屋は数知れない。東電同様にメスを入れると、政権が崩壊する疑獄事件である。現在も次々と問題が表面化しているが、新聞テレビは報道しない。官邸の指令に屈しているからだ。
東芝疑獄事件は、なんとも恐ろしい事件である。莫大な裏金作りに粉飾が行われてきたものだ。政官界から司法の分野にまで、それは及んでいる。東芝医療事故事件でさえも、それを裏付けることが出来る。
原発推進に突進した佐々木則夫の時代が一番悪辣である。田中久雄もワルである。しかし、検察はじっとしている。
腐敗にメスを入れない極右政権には反吐が出る。怒れ!怒れ!
2016年1月28日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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