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翁長知事の次の挑戦は新党をつくって安倍暴政と戦う事だ
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2016年1月25日 天木直人のブログ 新党憲法9条
懸念が的中した。
宜野湾市長選挙で安倍政権が支持した佐喜真現職市長が再選を果たした。
しかし私は驚きも、落胆もしていない。
今度の宜野湾市長選は安倍政権にとって負けられない選挙だった。
いまの安倍政権であれば、メディアと結託して何でもできる。
おまけに創価学会・公明党が今度は本気で安倍政権を応援した。
その一方で野党は弱小、分裂のままだ。
左翼政党の応援では、票が集まるどころか逃げて行く。
これで翁長知事側が勝てたらむしろ驚きだ。
しかし、それでも安倍政権に辺野古移設の強行は出来ないし、させてはいけない。
翁長知事が敗戦の言葉の中で、その事を明言したのはよかった。
そうはいっても、これからの翁長知事の反転攻勢は容易ではない。
これまで通りのやり方では駄目だ。
そうすればいいのか。
ズバリ、辺野古移転阻止を単なる沖縄の問題から、この国の外交・安保政策の最重要課題に格上げして、国政の場でその阻止を訴えて行くのだ。
具体的には新党を立ち上げて7月の選挙で安倍暴政と対決するのだ。
その時は、もはや沖縄の為の政党にとどまらず、安倍暴政に待ったをかける国民政党を目指す事になる。
そして、それこそが国民が待ち望んでいるものなのだ。
全国から、安倍暴政に苦しめられている国民が、雄たけびをあげて結集するだろう。
共産党の呼びかけでは国民はついてこない事は明らかになった。
社民党や市民連合などはもっとだめだ。
正しい保守こそが、偽物の保守を倒せる。
安倍首相と翁長首相のどちらが信用できるか。
どちらに日本の将来を託することができるか。
それを国民に問うのだ。
それこそが「戦う民意」(角川書店)のむすびの言葉で語った、政治家翁長知事の究極の覚悟ではなかったのか。
この事を翁長知事に進言し、翁長知事をその気にさせる人物が現れなければいけない。
いま翁長知事に必要なもの。
それは菅官房長官の対極にある正しい名参謀である(了)
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