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甘利大臣もたない…与党内冷ややか水面下で後任選び
http://www.nikkansports.com/general/news/1595642.html
2016年1月23日8時30分 日刊スポーツ
甘利明経済再生担当相(66)は22日の衆院本会議で、自身の金銭授受疑惑報道を謝罪した上で「しかるべき時期に説明責任を果たす」と述べた。説明が遅いと抗議した野党6党が退席する中、甘利氏は空席だらけの議場に5度、頭を下げた。説明は28日までに行う意向だが、苦しい発言が続いており、与党内でも「もたない」との声が広がっている。甘利氏をかばい続ける安倍晋三首相にも、盟友を守るか自身を守るか、究極の選択が待ち受ける。
「思い出したか、50万円」「演説より釈明だ」。政府4演説前に、議場の閣僚席に座った甘利氏に、野党から激しいやじが飛んだ。疑惑に関する甘利氏の説明に野党が反発、本会議開会は1時間遅れた。首相と2大臣の演説後には、甘利氏の姿勢に抗議した野党6党が退席。甘利氏は「お騒がせして申し訳ない。事実を確認し、国民に疑惑を持たれないよう、しかるべき時に説明責任を果たす」と述べ、5度頭を下げた。
「安倍1強」による与党ペースで、無風といわれた国会は、甘利ショックで大混乱。甘利氏も会見で、自分が混乱を招き「じくじたる思いだ」と述べた。週刊文春の報道には、「法に反するようなことはしていない」と強調。現金を渡したとする建設会社関係者の発言にも「私の記憶と部分的に違うところがある」「私の記憶が間違っていない自信はある」と言い切った。
ただ、大臣室や事務所で直接現金を受け取ることがあるのかと問われ、「今回の件以外ですか? それはない」と発言。今回はあったと取れる内容で、すぐに「あの、訪問される時にお菓子とかよく持って来られる。それだけです」と訂正。苦しい答弁だった。
甘利氏は首相の盟友。「身内」の問題は、任命権者の首相にも迫る。4月以降のTPPの国会審議は、交渉を仕切った甘利氏に説明役を務めてほしいとの思いは政府与党で一致するが、現状では、首相の立場も悪化する一方だ。首相サイドは、29日から始まる16年度予算案審議前に、「幕引き」する構え。与党内では、甘利氏が28日までに進退を含めた説明を行うと判断。万が一に備え、水面下では「後任選び」も始まった。
甘利氏は23日未明、ダボス会議出席のためスイスに出発。来月4日にニュージーランドで行われるTPP署名式にも出席の意向だが、「国の恥だ」(民主党の岡田克也代表)の声もある。「首相は最後まで甘利氏を守るのか」(野党議員)。決断の時が、近づいている。【中山知子】
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