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「連合のトップが、危機意識のまったくない発言をして、足を引っ張っているのは遺憾。:岩上安身氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/19292.html
2016/1/18 晴耕雨読
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緊急事態条項の導入の阻止は、なぜ、他のすべてのイシューに優先して、取り組むべきことなのか。
これを許してしまったあとに、国家権力に立ち向かう道はすべてふさがれるからである。
今年の夏の参院選で改憲勢力が議席の3分の2を獲得すれば、安倍政権は憲法改正の発議を行い、緊急事態条項の創設をはかる。
そうなるとジョーカーのような万能カードを手にしたも同然で、首相が緊急事態を宣言すれば、9条を含め、現行憲法による憲法秩序は停止してしまう。
要するに、現行の憲法は直接的には改正されることなく、眠らされてしまうのだ。
「憲法が眠らされる」とは、どういうことか。
格闘技に例えると、スリーパーホールドによって、憲法秩序が「落とされてしまう」ような事態だと言えばわかってもらえるだろうか。
本日再配信した民主党の岡田代表のインタビューは、昨年のクリスマスに収録したもの。
約一ヶ月前は、岡田代表は、「緊急事態条項は入り口で、本丸は9条」と繰り返し発言していた。
しかし、スリーパーホールドで締められ、「落とされ」てしまった後に、試合続行などありえない。
「落とされた」あと、抵抗や、戦いの継続は不可能。
「緊急事態条項は出城だから、落とされても仕方ないが、9条は本丸だから死守しなくてはならない」などというのは冗談にもならない。
「スリーパーは極められても仕方ないが、急所の金的だけは守ろう」などと言うようなもの。
さすがに、岡田代表も、最近になって緊急事態条項の危険性をはっきりと指摘するようになった。
この変化は歓迎すべき。
しかし民主党の最大の支持団体である連合のトップが、危機意識のまったくない発言をして、足を引っ張っているのは遺憾。
連合内部の個々の組合のエゴが反映されている結果。
連合は、目前の事態を直視し、危機意識をもつべきだ。
共産党排除を言っている場合か、「国共合作」すべきだろうと訴えたいところだが、それができないほど愚かで、内部の個々の組合の利害やエゴを調整できないほど無能ならば、せめて口出しはせず、黙って自主投票にしてもらいたい。
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