http://www.asyura2.com/16/senkyo199/msg/777.html
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日本会議の桜井議員が「慰安婦は職業としての売春婦」だったという発言を不問に付す菅官房長官は同罪。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/d3d878521042d50c730c1dd402cbdb7b
2016年01月17日 Everyone says I love you !
2015年末、日韓外相の最終合意をしたばかりなのに、こういうことを言う人が日本の国会議員から出るから、「最終的合意」「不可逆的合意」なんてできないわけです。
自民党本部で2016年1月14日開かれた外交・経済連携本部などの合同会議で、同党の桜田義孝元文部科学副大臣が「従軍慰安婦」について
「売春防止法が施行されるまでは職業としての娼婦だ。ビジネスだ。職業としての売春婦だった。仕事をしていたんだ。それを犠牲者だったかのようにしている韓国の宣伝工作に惑わされすぎだ」
と発言したのです。
昨年12月の共同声明で、岸田外相は
「慰安婦問題は当時の軍の関与の下に多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であり、かかる観点から、日本政府は責任を痛感している。
安倍首相は日本国首相として、改めて慰安婦としてあまたの苦痛を経験され、心身にわたり癒やしがたい傷を負われた全ての方々に対し、心からおわびと反省の気持ちを表明する。」
と言ったんですよ。
その直後に、日本の国民を代表する国会議員が、軍の関与で日本軍相手の性行為を強制させられた「従軍慰安婦」について
「職業としての売春婦だった」
などと言ったらすべてが台無しじゃないですか。
こうやって、いつも「慰安婦問題」の解決に水を差してきたのは実は日本の議員たちです。
「慰安婦」問題 不当な蒸し返しを繰り返してきたのは誰なのか。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/24d2e68b0d1576ae9ceab0be264ef52f
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しかも、この桜田議員の重大発言に対して、日本政府のスポークスマンである菅官房長官が、これを訂正したり、たしなめるどころか14日の会見で
「いちいち議員の発言に答えるべきではない」
とにべもないのです。
菅官房長官は
「政治家は、みずからの発言についてみずからが説明責任を果たすことが必要だ。発言そのものを封じることはできないが、政府の考え方、党の考え方も決まっているなかで、自民党員、現職の国会議員であれば、そうしたことを踏まえて発言してほしい」
ともいうのですが、これでは桜田議員の発言を批判したことになりませんし、今後の他の議員たちの妄言も防げません。
少なくとも、政府の方針と真っ向から違う発言をしたのですから、政府・自民党として注意や戒告処分をすべきです。
これでは、安倍政権の日本会議的体質が露骨に出ているといわれても仕方ありません。
日本軍「慰安婦」制度とは何か (岩波ブックレット 784)
吉見義明
岩波書店
元日本軍「慰安婦」だった金学順さんが日本政府に謝罪と賠償を求めて名乗り出てから20年―「強制」ではなく「自由意志」だったとする声がいまだに多く聞 かれるのはなぜだろうか。「慰安婦」制度が軍によってつくられたことを、様々な史料を用いながら説明するとともに、被害者の名誉と尊厳の回復の必要性を訴える。
「慰安婦」・強制・性奴隷: あなたの疑問に答えます (Fight for Justice・ブックレット)
吉見 義明 (編集), 林 博史 (編集), 金 富子 (編集, 原著), 西野 瑠美子 (編集)
御茶の水書房
『朝日新聞』の誤報で日本軍「慰安婦」問題がねつ造されたの? 日本軍「慰安婦」は「公娼」だったの? 軍慰安所はどこの国にもあったの?23の問いについて、根拠を示しながら、明確に、わかりやすく解説します。「慰安婦」問題webサイトから生まれた決定版。歴史のねつ造にノー。緊急出版。
「慰安婦」問題 すべての疑問に答えます。
アクティブミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam) (著)
合同出版
「慰安婦」問題ってなに? 軍は関与していなかったの? 強制連行はあったの? 証拠はあるの?
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「慰安婦」・戦時性暴力の実態〈1〉日本・台湾・朝鮮編 (日本軍性奴隷制を裁く―2000年女性国際戦犯法廷の記録)
金 富子 (編集, 原著), 宋 連玉 (編集, 原著), VAWW‐NET Japan (編集)
緑風出版
本巻では、日本軍・国家システムおよび台湾・朝鮮の植民地支配との関係における「慰安婦」制度の加害構造を明らかにし、日本、台湾、朝鮮での個別のケースにおける加害の責任を検証する。被害の実態を中心に取り上げられてきた「慰安婦」問題を、加害の構造・実態に焦点をあてこれまでにない試みで分析する。
「慰安婦」・戦時性暴力の実態〈2〉中国・東南アジア・太平洋編 (日本軍性奴隷制を裁く―2000年女性国際戦犯法廷の記録)
西野 瑠美子 (編集), 林 博史 (編集), VAWW‐NET Japan (編集)
緑風出版
本巻では、日本軍侵略の激しい被害を最も長い間被った中国と、集団虐殺・集団強かんが熾烈を極めた東南アジア・太平洋地域の、「慰安婦」・性暴力被害の証言を地道な調査で掘り起こし、その被害とそれに対する加害の実態を詳細に検証すると同時に、日本軍による占領地域での「慰安所」制度・性暴力の構造を考察した。
「慰安婦は職業としての娼婦」 自民党の桜田義孝議員が発言
http://www.huffingtonpost.jp/2016/01/14/ianfu-sakurada_n_8976130.html
The Huffington Post | 執筆者: Huffpost Newsroom
投稿日: 2016年01月14日 15時46分 JST 更新: 2016年01月14日 15時56分 JST
自民党・衆院議員で元文部科学副大臣の桜田義孝氏(千葉8区)が1月14日、韓国の慰安婦問題について「職業としての娼婦だった」などと発言した。共同通信などが報じた。
自民党本部で開かれた国際情報検討委員会などの合同会議の場だった。会合は沖縄県・尖閣諸島周辺での中国公船の活動などがテーマで、議員約10人が出席した。桜田氏は従軍慰安婦について「(1950年代に)売春防止法が施行されるまでは職業としての娼婦だ。ビジネスだ。これを犠牲者のような宣伝工作に惑わされ過ぎている」と発言したという。
慰安婦問題については2015年12月の日韓外相会談後に岸田文雄外相が、「多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であり、かかる観点から日本政府は責任を痛感している」と表明したばかりだった。
菅義偉官房長官は14日の会見で「いちいち議員の発言に答えるべきではない。昨年に日韓両外相が合意したことに尽きる」とコメントした。
自民 櫻田氏 「慰安婦は仕事」発言を撤回
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160114/k10010371401000.html
1月14日 17時19分 NHK
自民党の櫻田義孝元文部科学副大臣は党の外交部会などの合同会議で、慰安婦問題について「職業としての仕事をしていたんだ。犠牲者のような宣伝工作に惑わされすぎている」などと述べました。このあと、櫻田氏は「発言には誤解を招くところがあった」として、発言を撤回しました。
出席者によりますと、合同会議の中で、自民党の櫻田元文部科学副大臣は慰安婦問題について、「職業としてのしょう婦、ビジネスだ。犠牲者のような宣伝工作に惑わされすぎている。仕事をしていたんだ」などと述べました。このあと、櫻田氏は「発言には誤解を招くところがあったので、撤回させていただく。ご迷惑をおかけした関係者の皆様に心よりおわび申し上げる」とするコメントを発表しました。
櫻田氏の発言を受けて、自民党の佐藤国会対策委員長は、国会内で公明党の井上幹事長に「お騒がせして申し訳ありません」と陳謝しました。
菅官房長官は午後の記者会見で、「議員一人一人の発言について、政府としてコメントは控えたい。ただ、政治家は、みずからの発言についてみずからが説明責任を果たすことが必要だ。発言そのものを封じることはできないが、政府の考え方、党の考え方も決まっているなかで、自民党員、現職の国会議員であれば、そうしたことを踏まえて発言してほしい」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は「大事なのは、日韓両国が、まさに最終的に不可逆的に解決を確認したことを誠実に実行に移していくことだ」と述べました。
「慰安婦は職業」 日韓合意ブチ壊す桜田議員は舌禍の常習
http://news.livedoor.com/article/detail/11070634/
2016年1月16日 10時26分 日刊ゲンダイ
コイツによって全てが台無しになりそうだ。14日の自民党の外交関係合同会議で、桜田義孝元文部科学副大臣(66)が、韓国の慰安婦問題に関し「職業としての娼婦、ビジネスだ。それを犠牲者だったかのようにしている宣伝工作に、(日本は)惑わされ過ぎている」と発言したのだ。
慰安婦問題をめぐっては昨年末、日本政府が旧日本軍の「関与」と「責任」を認め、日韓合意したばかり。合意では「日韓両政府が国際社会で慰安婦問題の批判・非難を自制する」「最終的かつ不可逆的な解決」とうたっているが、早くもその土台を揺るがす発言で、さすがに国内外から批判が噴出した。
韓国外務省は「歴史の前で恥を知らない一介の国会議員の無知蒙昧な妄言に、いちいち反論する一顧の価値も感じない」と強く非難。自民党の河村建夫元官房長官も「理解に苦しむ」と不快感を示し、結局、桜田議員は発言を撤回せざるを得なかった。政治評論家・山口朝雄氏はこう言う。
「日本全体が桜田議員のように考えていると、韓国国内で捉えられても仕方がない。やっと実現した日韓合意をブチ壊すもので、政治家としては考えられない発言です。彼の発言が原因で日韓関係が悪化し、収拾がつかなくなる可能性もある。そうなれば、アメリカも黙ってはいないでしょう。国会でも追及すべき問題発言だと思います」
自民党千葉県連会長を務める桜田議員は当選6回のベテラン。安倍首相を応援する日本最大の右翼組織「日本会議」のメンバーでもある。14年には河野談話の見直しに賛意を示し、菅官房長官から厳重注意を受けたことも。13年には原発事故で汚染された焼却灰について、「人の住めなくなった福島に置いておけばいい」と言い放ち、福島の被災者をカンカンにさせている。
「政治家は“言葉”で生きている。そういう意味で、桜田氏は政治家として完全に失格。レベルが低すぎる。すぐさま議員辞職すべきです」(山口朝雄氏)
こんな政治家をのさばらせていれば、日本の国益を損なうだけ。一刻も早く退場させなければいけない。
「慰安婦は職業売春婦」発言 自民・桜田氏が撤回
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201601/CK2016011502000110.html
2016年1月15日 東京新聞朝刊
衆院本会議終了後、報道陣の質問に無言で引き揚げる自民党の桜田義孝元文科副大臣=14日、国会で
自民党本部で十四日朝開かれた外交・経済連携本部などの合同会議で、桜田義孝元文部科学副大臣(衆院千葉8区)が慰安婦について「職業としての売春婦だった。それを犠牲者だったかのようにしている宣伝工作に惑わされすぎだ」と発言した。与野党から批判が相次ぎ、午後になって「誤解を招くところがあった。迷惑を掛けた関係者の皆さまに心よりおわび申し上げる」と、発言を撤回するコメントを出した。
日韓両政府は昨年十二月末、慰安婦問題に関し、日本が軍の関与や政府の責任を認める内容で合意している。菅義偉(すがよしひで)官房長官は午後の記者会見で「政府や党の(慰安婦問題への)考え方は決まっている。自民党の国会議員であれば、そうしたことを踏まえて発言してほしい」と述べた。
日韓議員連盟会長を務める自民党の額賀福志郎元財務相は「日韓で暖かい風が吹き始めている時に、何が一番大切か考えてほしい。信じられない」と記者団に語った。
桜田氏は合同会議で、売春防止法が第二次大戦後に施行されるまで売春は仕事だったとした上で「売春婦だったということを遠慮して(言わないから)、間違ったことが日本や韓国でも広まっているのではないか」とも述べた。会議には議員約十人が出席した。
◆日韓合意・政府見解と相反
旧日本軍慰安婦は「職業としての売春婦だった」とする桜田義孝氏の発言に対しては、政府や自民党からも批判が相次いだ。発言の問題点を整理した。(篠ケ瀬祐司)
Q 「売春婦」との発言に、身内からも批判が上がったのはなぜ?
A 政府の見解と相いれないからだ。安倍晋三首相も継承すると明言している一九九三年の河野洋平官房長官談話は、朝鮮半島出身の慰安婦に関し「募集、移送、管理等も、甘言、強圧による等、総じて本人たちの意思に反して行われた」としている。
Q 桜田氏は慰安婦について「犠牲者だったかのようにしている宣伝工作に惑わされすぎだ」と、政府の対応を批判した。
A 岸田文雄外相は昨年十二月二十八日、慰安婦問題の最終決着で合意した日韓外相会談の後の共同記者発表で「慰安婦問題は軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であり、日本政府は責任を痛感している」と表明した上で、首相が「心からおわびと反省の気持ちを表明する」と述べた。桜田氏の発言は日韓合意にも反する。
Q 日韓合意は慰安婦問題を蒸し返さないことでも合意したのでは。
A 「最終的かつ不可逆的」に解決することを決めた。桜田氏の発言は合意の見直しを求める動きととられかねない。自民党内からは「不可逆的な解決で合意したのだから、問題を蒸し返す発言は控えるべきだ」「韓国側に対し、日本への抗議のきっかけを与えてしまう」といった意見が出た。
自民党はあの百田直樹勉強会ノベンバーと言い、本当に多士済々ですね。
ちなみにこの人も日本会議会員で、しかも神道政治連盟国会議員懇談会の人です。
日韓の友好なんて前途遼遠ですね。
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