http://www.asyura2.com/16/senkyo199/msg/748.html
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http://31634308.at.webry.info/201601/article_16.html
2016/01/16 23:16
マスコミの社説は、少なくとも民主党政権以前の自民党時代でも、多少右左はあるが論調はそう違うものではなかった。例えば朝日と読売でも、大筋なところでは、全く違うということはなかった。しかし、どうも安倍政権になってから、マスコミの論調は正反対なものが出てきた。つまり、安倍政権べったりなマスコミが出てきた。そのマスコミとは読売であるが、安倍首相が、参議院で3分の2を獲得すれば、憲法改正の発議をすると言っていることに対して、読売は「 憲法は今年11月に制定70周年を迎えるが、一度も改正されていない。この間、国内外の劇的な変化に伴い、憲法と現実には様々な乖離(かいり)や矛盾が表面化している。」と憲法改正を肯定している。
安倍首相がNHKで3分の2の発言をした話は、次期選挙で自民党が公約しての話である。しかし、今までの選挙では、自民党は、特定秘密法、安保法、TPP、原発にしろ、公約にはない、もしくは正反対の行為を選挙後にしているのだ。
次期参議院選挙で、自民党が安倍首相の言うように、はっきり公約で憲法改正を行うと宣言し、それで国民が3分の2を与えたのなら仕方が無い。
しかし、今までの安倍政権は、全て国民をだまし討ちして勝利して、好き放題をやってきた。その事実を踏まえないで、安倍首相の3分の2に盲目的に迎合するマスコミは気持ちが悪い。
それは余りに安倍政権に権力を与えすぎたからだ。台湾の総統選挙のように、そろそろ、右に振れ過ぎた立ち位置から中庸に戻す必要がある。マスコミは、現政府に対して左寄りで批判的であることが望ましいと思っている。
首相3分の2発言 憲法改正へ幅広い合意目指せ
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20160112-OYT1T50205.html
2016年01月13日
憲法改正について、与野党は今国会で、より幅広い合意形成に向けて、改正内容の議論を深めることが肝要である。
安倍首相がNHK番組で、今夏の参院選に関し、与党に、憲法改正に積極的な野党を加えた勢力で3分の2以上の議席獲得を目指す考えを示した。
「与党だけでは大変難しい。おおさか維新など、改憲に前向きな党もある。未来に向かって責任感の強い人たちと3分の2を構成していきたい」と語った。
憲法は今年11月に制定70周年を迎えるが、一度も改正されていない。この間、国内外の劇的な変化に伴い、憲法と現実には様々な乖離(かいり)や矛盾が表面化している。
これを解消するため、おおさか維新の会や日本のこころを大切にする党とも協力し、改正発議に必要な3分の2以上の多数の確保を図る首相の姿勢は理解できる。
ただ、与党内では、参院選で憲法改正を争点化しつつ、勝敗ラインを引き上げるかのような発言には、戸惑いが広がる。民主党も含めた、より多くの政党の合意を図るべきだとの主張も根強い。
自民党の谷垣幹事長は「野党第1党の理解を得ながら、進めるのが妥当な手法ではないか」と指摘した。公明党の山口代表も「単に国会の数合わせでは済まない。目指す方向、内容について合意をつくる努力が大切だ」と述べた。
国会が改正を発議した後には、国民投票で過半数の賛成を得るという高いハードルが控える。民主党も巻き込んで改正を目指すのがむしろ現実的だろう。
民主党の岡田代表は「首相は3分の2を確保すれば、必ず憲法を改正する。憲法9条(改正)が念願だから、3分の2は絶対に阻止せねばならない」と強調する。
9条を守るため与党に3分の2の議席を許さないという論法は、かつての社会党とそっくりだ。
改正に前向きな民主党の保守系や維新の党には、岡田氏の選挙戦術を疑問視する向きが多い。広範な野党共闘をどう具体化するか、岡田氏の手腕が問われよう。
与野党は今後、改正項目を絞る作業に取り組む必要がある。
自民党は、緊急事態条項の創設など3項目を優先する方針だ。
国政選の実施が困難な大災害時の国会議員の任期延長や、より効果的な被災者救援・支援を可能にする首相権限の強化に、賛成する国民は少なくあるまい。
与野党は、こうした改正内容の議論を深め、参院選で具体的な案を提示することが求められる。
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