http://www.asyura2.com/16/senkyo199/msg/564.html
Tweet |
「通常国会は自民党の宣伝の場」小沢・山本両代表が語った野党の方針
http://logmi.jp/118338
2016年1月4日、第190回通常国会の招集日に、生活の党と山本太郎となかまたち共同代表の小沢一朗氏と山本太郎氏が記者会見を開きました。両代表は、安倍信三首相の年頭記者会見を踏まえて野党としての方針を語りました。
シリーズ
2016年1月4日 生活の党と山本太郎となかまたち 両代表記者会見
2016年1月4日のログ
スピーカー
生活の党と山本太郎となかまたち
代表 小沢一郎 氏
代表 山本太郎 氏
幹事長 玉城デニー 氏
参照動画
生活の党と山本太郎となかまたち 両代表記者会見
「夏の選挙に向け国会論戦、野党共闘に力を合わせていく」小沢、山本両代表
小沢一郎代表、山本太郎代表は1月4日、国会内で年頭の記者会見を行い、通常国会への取り組み、参議院選挙やダブル選挙の可能性について言及し、改めて野党共闘の必要性を訴えました。記者会見動画はこちらから。
■通常国会招集 野党の方針は
玉城デニー氏(以下、玉城):では、両代表からご挨拶よろしくお願いします。
小沢一郎氏(以下、小沢):明けましておめでとうございます。今日(1月4日)から国会ですけれども、このあとまた施政方針演説まで間があくということで、4日に招集しても……という感じがしますけれども。
まあ与党のやることですから仕方ありませんが、われわれとしては夏の参議院通常選挙、あるいは衆議院の解散ダブル選挙もふくめて行われる可能性もありますので、それに向けて国会の論戦、あるいは野党の提携・連帯に力を合わせていきたいと思っています。以上です。
玉城:ありがとうございます。山本代表、お願いします。
山本太郎氏(以下、山本):ありがとうございます。今、小沢代表が言われたことがすべてだと思います。本当に勝負の年になるだろう、すごく大切な年になるだろうと思います。
しかしながら、この対決するような法案というものも、恐らくわかりやすいものが出てこないであろうと。そういうものは選挙の後回しにされる。
逆に言うと、この通常国会は自民党政権の宣伝の場に利用されるようなかたちになる可能性が高い。それを何とか、この現実というものを皆さんに知っていただくための活動が必要になっていくだろうと思います。野党一丸となってやっていけるように頑張っていきたいと思います。
■極右的な安倍政権がはらむ危険性
玉城:ありがとうございました。では皆さんから質問を受けたいと思います。よろしくお願いいたします。
記者1:ザプレスジャパンのサクライです。小沢代表と山本代表それぞれにお願いしたいんですが、安倍首相が年頭の所感のなかで、憲法に緊急事態条項を入れたいんだという旨のお話をされていたようなんですが、
小沢代表と山本代表それぞれ、このことに関して、まだ具体的な話はないと思うんですが、実は自民党改憲草案の中にもあるので、ぜひお考えをおうかがいしたいと思います。
小沢:年頭の会見で言ったの?
記者1:らしいことは言っております。
小沢:らしいこと言ってるの?
記者1:はい。
小沢:日本国憲法以下、日本の諸法令には以前から言ってますとおり、緊急事態といいますか、非常事態といいますか、そういうときの制度的な仕組みがまったく取り決められておりません。
そういう意味で大災害があったり、あるいは経済的な大危機があったり、あるいは極論を言えば戦争ということになりますけれども、最近では、このままだと日本国内でのテロということもあり得ますけれども。
そういうようなことで、非常事態の法制そのものは必要だと思いますけれども、それがどういう意図で、どういうふうに運用されるかというのが問題でして。
安保法制もそうでしたけれども、「国民の生命・財産を守るんだ」という美名のもとに何でもできるようにして、既成事実をつくっていくというやり方をしていきますと、非常事態・緊急事態の法制につきましても、憲法に書こうが法律におろそうが、今の極右的な安倍政権のもとで、その運用や解釈がねじ曲げられて利用される可能性が非常に高い。
最近、安倍さんが憲法改正ということを言わなくなりましたけれども、言うんなら言う、やりたいんならやりたいで、何度も言うとおり、はっきりとした趣旨説明を国民に対して行う。
法制度につきましても、政府の恣意的な運用ができない、しっかりしたものをつくらなきゃいけないと。特に緊急事態・非常事態というものは、ほとんど国民の基本的人権を制限するということになります。
ですから基本的人権の確保と、緊急性・非常事態性の兼ね合いが非常に難しくなって、一歩誤れば権力者による基本的人権の一方的な制限ということに利用されることになります。
単にうたい文句だけで、数で押し切るということではなくて、本当に国民みんながわかるような議論を正面からやっていくべきものだと思ってます。
玉城:では、山本代表。
山本:ありがとうございます。憲法改正をするのに「一番ハードル低いとこからいこうぜ」ということで、環境権であったり、国家緊急権という部分に触れられたという話だと思うんですけれども。今、小沢代表が言われたことがすべてだと。
それは恣意的に運用されるような状況になったときに、非常に危険だと。この国に生きる多くの人々の見解としましては、「恣意的な運用がされたとき困るだろう」という話よりも、「恣意的な運用するに決まってるだろう、あの人たち」というようなところにきてると思うんですよ。
「災害が起こったときに、自分勝手なふるまいする人たちが増えたら困るよね」「そのときには一時的に人権とか停止されたって、制限されたってしょうがないでしょう」って。いかにも皆さんが「しょうがないよね」って言いそうなことを入り口にやってくると思うんです。
実際、今までのわが国で起こった災害を振り返ってみても、外国の方々が感動してしまうぐらい、日本人は自分のことは置いといて、人のことを思いやるという民族であるということがはっきりしてると思うんですよね。それをわざわざ、人権を制御するというか停止する必要はないと。
他にも衆議院が解散したときに、「解散してる場合はどうするんだ」とか、いろんなことが言われますけれども、憲法54条2項で書かれているとおり、参議院には緊急権というものがあって、それがあるからこそ緊急権が必要とされてなかった、憲法に書かれてなかったってことは明らかなわけで。これをつけ加えさせる必要はないだろうと。これは本当に危険な状況にあると思います。
その件に関しても、やはり国民の皆さんと一体となって、その危険性をたくさんの人たちに知らせる必要があるんじゃないかと思います。
■日韓で合意に向かう慰安婦問題について
玉城:では、他の方。
記者2:光文社FLASHのカタダと申します。昨年末に、日韓の間で慰安婦問題について最終合意がなされました。
3年半にもわたって首脳会談ができないような関係だった日韓関係ですけれども、これを機に改善に向かっていくとご覧になってますでしょうか。
日中関係も含めて、今年の東アジア情勢について、どういうふうにご覧になってるかということを両代表にうかがえればと思います。
小沢:慰安婦の問題について、具体的な中身はこれからなんでしょうけれども、伝えられている見出ししかわかりませんので論評しようがないんですけれども。
両方が解決に向けて一歩を踏み出すということ自体は、別にとがめ立てすることではありませんし、いいことだと思っております。ただ、単に基金をつくるとかという金銭的な面での手法だけでは、なかなか解決しない問題ではないかと。
特に韓国は、金の基金つくればそれでいいと言うのならば、それほど騒ぐ必要もないことでして、そこが僕にはちょっとわからないんですが。総理がお詫びをするとかしないとかという報道もありましたよね。
そういう誠意を持った対応を日本政府がするということについて韓国も評価すると。付随的に基金もつくるんだということならば、それはいいことだと思いますけれども、最初のお互いの真摯な態度・信頼関係がない金目の話だけになってしまっては、お互いにまったく意味がないと思ってます。いずれにしろお互い少し前向きになったということについては、いいことだと思います。
玉城:山本代表、お願いします。
山本:今、小沢代表が言われたことと、ほとんど違わない状況だと思うんですけれど、少しでも前に進んだということに関してはよかったという感想を持ちますけれども。その中身について踏み込んでいくと、丁寧にやるべきなんじゃないかという思いは生まれてきます。
事実として認めたということも、当然のことだと思うんですけれども、お金の問題ももちろんついてくると思います。一番必要とされてることは、被害者の方々の声を直接聞くという作業。
その上で、お金という部分も生まれてくるという丁寧な手続きを踏むということが、この先のアジアの外交を考えたときにいいんじゃないかなと思います。
少しでも進んだということに関してはよかったことだろうと。でも(元慰安婦を支援する財団に)10億円出す条件が、「慰安婦像を撤去すること」というのはちょっと品がないといいますか……。せっかく少し進んだように見えたことも、何か価値がなくなってしまうようなアプローチは残念だなと思います。
■機械の読み取り開票は不正をまねく?
玉城:では、ほかに。
記者3:フリージャーナリストのタナカと申します。両代表にお伺いします。噂が絶えない不正選挙なんですが。選挙の開票作業における不正ですね。
私も前回の衆議院選挙でとある開票所に行って、選挙管理委員会の職員に説明を求めたんですが、いかんせんブラックボックスがある。
20、30年前までの開票は役場の職員が手作業で読んで、小沢一郎なら小沢一郎を100票ずつ重ねて、山本太郎なら山本太郎を100票ずつ重ねて持って行って、口やかましい立会人が間違いなく小沢一郎が100あるのか、間違いなく山本太郎が100あるのかを見てた。
(今の選挙は)それもないし。立会人がいることはいるんですが、「小沢一郎」「山本太郎」と機械が読むんですよ。機械が読んで集計して、一応選挙管理委員会で1回せき止めるけども、ほぼスルーでいくんですね。そうなると、いくらでも細工できるんです。この仕組みをちょっともう1回、正していただけませんでしょうか。
私は開票所に行って説明を求めようとしたんですが、写真を撮ろうとしたら、役場の職員は警察官まで連れてきて、私を追い出そうとしました(笑)。
小沢:そうなの。
記者3:とにかく機械が名前を読む。
小沢:今、机の上に積み重ねないの?
記者3:持っていくことは、持っていくんですよ。
小沢:うん。
記者3:前の机に置くことは置くんですけど。(昔の選挙は)前にやかましいおっさんがいて、必ず見て、何時間も粘って文句つけたじゃないですか。そんなこともないです。
小沢:だけど、でかい机に開票するでしょう。
記者3:もう、それじゃないんです。
小沢:今、そうじゃないの?
記者3:いきなり機械にぶち込むんですよ。前は卓球台を何台も並べて……。
小沢:そうそう、みんなしてね。
記者3:役場の職員が1枚1枚広げて、目で読んで、小沢一郎なら小沢一郎のところに入れるじゃないですか。それじゃないんですよ。機械が読むんですよ。その数字が中央選挙管理委員会にいくんですよ。
小沢:そうなの。
記者3:そうなんです。
小沢:それは俺、知らなかったね。
記者3:たぶんびっくりする。
小沢:一度、見に行きます。
記者3:それの不正が本当にあるとすると、いくら野党が頑張ってもムダなんですよ。
小沢:そんなことはないだろうとは思うけどね。
記者3:思いたいですけど、とにかくブラックな部分がありすぎますよ。
小沢:じゃあ、投票された用紙を全部機械に入れちゃうの?
記者3:ぶち込むんですよ。ボーンと入れるんです。
小沢:全然調べないで?
記者3:もうボーンと、そのまま入れる。山本太郎の名前も小沢一郎の名前も。
小沢:いいけども、それでちゃんとそろって勘定して出てくるようになってるの?
記者3:出てくる。
小沢:機械で勘定すんの?
記者3:機械が読んで勘定する。コンピューターが名前まで読むんですよ。
小沢:きちんと重ねてやらなきゃだめでしょうが。
記者3:それ、私に言わないでください。
小沢:きちんと重ねてやるんじゃないの?
記者3:じゃないの。
小沢:お札勘定するみたいにやるんじゃないの?
記者3:違う。もうボーンと入れて。昔はとにかく……。
小沢:それは、わかったけど。それをちゃんと整理できるの?
記者3:読んでから出てくるんですよ。
小沢:そうなの? そんな機械あるかね。
記者3:不思議でしたよ。「本当にこれが、人の名前を読むんですか?」って聞いたら、「読むんです」とって言うんですよ。
小沢:そう。ちょっと調べてみる。
記者3:これは訴訟にもなりました。もちろん負けましたけどね。訴訟を起こした連中の訴状と。私が現場で見てきたのはほとんど。
小沢:勘定してから、立会人のところに持ってくるわけ。
記者3:一応分けて。
小沢:それを調べりゃあいいんだ。
記者3:そうです。
小沢:立会人が調べりゃあいいんだ。
記者3:そうです。でも今は昔みたいにやかましい人いませんね。立会人も買収されてるのかどうかわかりませんけども。
小沢:そんなことはないと思うんだけどね。手作業が面倒くさいからだろう。
記者3:一応、目の前に置いてましたけどね。
小沢:山を積むんじゃないの? 札の前にずっと。
記者3:違うの。
小沢:100票ずつの山を積むんじゃないの?
記者3:もう100とかいうレベルじゃないんですよ。数字を読んで、ドーンと出てくるんです。昔は100票ずつだった。
小沢:テレビ局なんかどうやってやるの? 勘定しないうちに当確だ何だって(速報)出すでしょう。
記者3:そういうところも、また不思議なんですよ。各社みんな同じ数字でしょう。ほとんど同じ数字じゃないですか。
小沢:昔は。(束の)山を見て判断したでしょう。
記者4:そうです。束となることはなるんだけども、その機械の中にそのとおりいってるかどうかわからないわけですよ。
小沢:それはそうだ。だから立ち会い人いるんだけどね。あとで調べてみます。
◇
小沢一郎氏「日本人は一夜漬けが得意」2016年衆参ダブル選挙に野党再編は間に合うか
http://logmi.jp/118499
ログミー
■不正選挙疑惑の調査
玉城デニー氏(以下、玉城):山本代表からも、何かご感想を。
山本太郎氏(以下、山本):全国街宣とか行きますと、不正選挙についての質問は必ず1ヵ所につき1人はいらっしゃるという状況なんですね。
皆さんが言われる「どこが不正なのか」ということは、けっこうバラバラで。情報をくださいということになっているんですけれども、一番最新のものでバーコードが改ざんされているというものもありました。
束ねられているものの上にバーコードを読み取るようになって、そのバーコードによって左右されてるんじゃないかというような意見もありました。これから、小沢代表の調査に一緒に乗っかって(笑)。
小沢一郎氏(以下、小沢):今、ゴチャゴチャしたやつを(機会に)バサッと入れるって言ったよ。
山本:便利な時代ですね、本当にね。
小沢:ある意味で、くずかごからバッと入れるみたいな形でしょう。
記者4:そういうことです。
小沢:それをきれいに整理されて読み取られて、きちっとなるの?
記者4:なるんです。
小沢:そんな機械あるかね。
記者4:不思議なんですよ。じゃあ、ご覧になってください。
小沢:今度見てみる。
■維新の党、引退した橋下徹市長について
玉城:ありがとうございます。ほかにいらっしゃいますか? いなければサクライさんから、またもう一度。
記者1:小沢代表と山本代表に大阪維新についてお願いしたいんですが。今、橋下徹氏は民間人ということになっておりますが、安倍首相と会談したり、私人とはとても思えないような立場にある方だと思います。大阪維新、そして橋下徹という方について、2人のご意見をおうかがいしたいと思っています。
小沢:橋下さんは、非常に有能な人だと思います。政治家としてかなりすぐれた資質を備えている人だと思います。だから人気を博しているんだろうと思いますが。
私人になっても誰と会おうが勝手ですけれども、基本的に橋下さん、あるいは大阪維新の会というのも安倍政権と連携していくということを基本的な方針にしているようですので、野党勢力とは別、与党勢力の1つとして見る以外にないだろうと思います。
与党の1つの一派としてやっていくということは、それぞれの人の考えですから、大いにやればいいんだろうと思います。
安倍政権、特に最近は心情的極右の要素を露わにしておりますので、我々としてはそれと決然と対決していく姿勢を今後とも貫くということだと思います。
山本:小沢代表がおっしゃったとおり、本当に橋下さんは才能あふれる方だと思いますんで、どのあたりの才能なのかというのは僕的に見ると、何と戦ってるかわからないけども戦ってるように見えるというところが、才能なんじゃないかなと思います。
しかも虎の尾を踏まずに戦っているという状況を見せるというのは、本当に上手なファイターだなと思います。
■2016年の選挙における野党の共闘
記者2:光文社FLASH のカタヤです。今年は選挙の年になるかと思うんですけども、野党共闘を目指されてる小沢代表におうかがいします。
水を差すつもりはないんですが、現在の民主党、野党の中で一番数が多い民主党の政策が、事実上それほど自民党と変わりがないんじゃないかという見方もあると思います。
例えば、2009年民主党のマニフェストぐらい野党がまとまって、自民党との対立軸を出していくことは、今後可能なのか。
第2自民党じゃない、野党としての政策をどういうふうに打ち出していこうとお考えになっていらっしゃいますでしょうか。
小沢:現在の民主党は、まだ野党と政権を担うという意欲が見えない状態にいるように思います。結果、政策的にも政局的にも、野党第1党としての明確な結論を出し得ないでいるということだと思います。
もしそういう状況で進むとすれば、国民にとっては不要な政党になってしまいますので、行く末はわかりきった結末になるだろうと思います。
やはり国民が、今この安倍政権のもとで何を望んでいるのか? 国民の生活や国民の権利を壊すような、あるいはそれを侵害するような政治に対して、政策的にも、政治的にも、政局的にも、きちんとした結論を国民は求めているんだと思います。
民主党がそういった国民のニーズに応えるだけの結論を出し切れないでいるということは、そのとおりかもしれませんけれども。選挙は刻一刻と迫ってきておりますし、ダブル選挙の可能性もかなり強いということになれば、必然的に野党が連携しなくてはならないという思いが表面的に出てくるだろうと思ってます。
もう半年しかないという思いは、みんなが持っていますけれども、日本人というのはだいたい一夜漬けが得意ですからね。せっぱつまらないと切実な思いが出てこない。
日本人は、思っててもなかなか行動に表れないんですよ。だけどそれは、日が1日1日過ぎるごとに深刻な思いに駆られてくると。みんなで力を合わせようという結論になると期待しておりますし、確信しております。
玉城:ありがとうございます。
記者5:NHKのカトウです。先ほどの質問に追加なんですが、野党再編に向けて小沢代表自身がどのように臨んでいく考えをお持ちでしょうか?
小沢:僕自身がどうこうということはないんですけれども、何度も繰り返しますように、第1党の民主党が旗を振る、みんなに呼びかけると。
その中心になるということが必要なことだと思うんですけれども、今言ったように、なかなかそこまで腹構えができていないという状況ですので、何とかそれを野党共闘の姿の方向に持っていけるようにやりたいと思ってます。
ダブル選挙と思いつつも、まだ思いたくないという人が多いようですから、参議院は決まりきった通常選挙ですから、これは嫌でもあるということになりますんで、参議院の皆さんが、その思いが切実になるにしたがって、やはり野党共闘という形を模索して、現実化していくということを願っております。
玉城:はい、ありがとうございます。ほかに、いらっしゃいますか?
与党圧勝の下馬評はくつがえるか
記者4:フリーのタナカでございます。選挙のことでうかがいます。巷でささやかれているのが、「またもや与党圧勝」と。政治学者によっては3分の2を取るという学者もいます。
実際に私、街頭で有権者に話を聞いてたり、野党の動きを見ていたりすると、おそらくそうなると思います。
つまり32(選挙区)しかない1人区で、これだけもめてるんですよ。これで比例区があり、複数選挙区があり……ましてこれがダブル(選挙)になったりしたら、推して知るべしです。とんでもない恐ろしい時代がやってくると思います。
いずれにしろ、小沢代表は選挙どうなると読んでらっしゃいますか? 野党はどうしなきゃいけないと思ってらっしゃいますか?
小沢:結論はわかりきっているんですけど、このままの現状でいけば自公3分の2は、かなり現実的なものになると思います。
記者4:大阪維新もありますからね。
小沢:そうそう。自公プラス大阪維新で3分の2ということは、あり得ると思います。かなり可能性が強い。このままでいけばね。
記者4:このままいきますよ、たぶん。
小沢:そういったもんでもないよ。それじゃあ夢も希望もなくなっちゃうから。そうさせてはなりませんので、何としても私は自公の過半数割れを現実にするということを主張してまして。事実、力を合わせりゃ可能なんです。
だから、何としてもそこを目標にして、安倍内閣の退陣、交代ということを実現したいと思ってます。
玉城:山本代表もどうぞ。
山本:ありがとうございます。本当に、野党側の準備が整わなかったらダブルになる確率って高まると思いますよね。準備ができてるんだったら、逆にやりたくないですよね。衆議院でもやられる可能性があるわけだから。
そう考えると、まずは準備を整えなきゃいけないけども、その準備が整ってないという現状に対して、どうしたらいいかという話だと思うんですけど。
政治家だけにこの状況を任せてしまえば、本当に叶うかどうかわかりませんという状況だと思うんです。小沢代表は、時間がたってギリギリになれば状況は変わってくるだろうという考え方をお持ちですけれども、確かにそういう面もあるでしょう。
でもそれは、一刻も早くやったほうがいいわけで、そのためにはやはり有権者の皆さんが、大きな受け皿が必要だという意思を各政党にメッセージすることも非常に重要になってくるだろうと。
有権者の皆さんが、ご意見を各政党であったり、各地域の政治家の皆さんに伝えていくということも、非常に大きな意味を持つんじゃないかと思います。
記者4:ありがとうございます。
玉城:ありがとうございます。では、これで今日の会見を終わらせていただきます。ありがとうございました。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK199掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。