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J S Bachの音楽。第5、わたしひとりのバッハ組曲集
グーグル検索が、わたしの過去の投稿をひろわないらしいので、ここに書いておこう。
J S Bachの音楽。1〜4
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バッハのイギリス組曲とフランス組曲から、主としてアルマンド、サラバンドをぬきだして、わたしが楽しめる、ひとつの組曲集をつくってみた。チェンバロ演奏はユゲット・ドレフェスである。gerubach のスコアの(scrolling)で、スコアをながめ、バッハの曲づくりを目で見られる。
最初には、スペイン、カタルーニャの女性ピアニスト、アリシャ・デ・ラローチャの演奏するイギリス組曲2番のサラバンドから始める。つぎはシャコンヌ。
最後にしめるのは、ピアニスト、マーク・ファラーゴの演奏するイギリス組曲6番のドゥ―ブルDouble。これらの曲は、バッハのなかでも、わたしのとくに好きな曲だ。あいだに、gerubach のスコアのついたユゲット・ドレフェスのイギリス組曲とフランス組曲のチェンバロ演奏をはさむ。スコアがあるほうが、対位法音楽であるバッハの曲は楽しめる。
ALICIA DE LARROCHA plays BACH English Suite No.2 BWV 807 COMPLETE (1971)
https://www.youtube.com/watch?v=0vVpNMJQZz4#t=09m23s Sarabande
Bach / Busoni / Alicia de Larrocha, 1974: Chaconne in D Minor (Vinyl LP Recording)
https://www.youtube.com/watch?v=0NpZ2olYa9E
Huguette Dreyfus gerubach
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BWV 808: English Suite No.3 in G Minor (Scrolling))
https://www.youtube.com/watch?v=HhCdAfkC8ak#t=4m08s Allemande
https://www.youtube.com/watch?v=HhCdAfkC8ak#t=7m35s Courante
https://www.youtube.com/watch?v=HhCdAfkC8ak#t=10m08s Sarabande
BWV 812: French Suite No.1 in D Minor (Scrolling)
https://www.youtube.com/watch?v=VIPnaugc-X4#t=0m17s Allemande
BWV 807: English Suite No.2 in A Minor (Scrolling)
https://www.youtube.com/watch?v=M7bWapkfQ_E#t=5m02s Allemande
https://www.youtube.com/watch?v=M7bWapkfQ_E#t=10m13s Sarabande
BWV 814: French Suite No.3 in B Minor (Scrolling))
https://www.youtube.com/watch?v=BvmCRthpRvM#t=0m17s Allemande
https://www.youtube.com/watch?v=BvmCRthpRvM#t=6m11s Sarabande
BWV 810: English Suite No.5 in E Minor (Scrolling))
https://www.youtube.com/watch?v=HEpATh6_eyk#t=11m46s Sarabande
Gigue
BWV 811: English Suite No.6 in D Minor (Scrolling))
https://www.youtube.com/watch?v=UrCEbrMVH2o#t=8m42s Allemande
https://www.youtube.com/watch?v=UrCEbrMVH2o#t=18m20s Double
J.S.Bach - English Suite 6 BWV 811 Helmut Walcha
https://www.youtube.com/watch?v=MouucjRs-Lc#t=13m15s Double
Mark Farago plays Bach English Suite No.6 in D minor BWV 811
https://www.youtube.com/watch?v=Fjcccb1KUyg#t=22m40s Double
・バッハの抽象化
バッハのクラヴィアの組曲集には、いわゆるイギリス組曲6曲、フランス組曲6曲、生前出版されたパルティータ6曲、その他組曲集に入らない、ばらばらのものがいくつかある。これは、フランスやイタリアの組曲集を例にならったもので、アルマンド、クーラント、サラバンドなどの舞曲からなり、管弦楽の舞曲を抽象化したものといえる。
クラヴィア練習曲には、同様にクラヴィアのためのイタリア協奏曲やフランス風序曲がある。このバッハの抽象化は、ゴルトベルク変奏曲、音楽のささげもの、フーガの技法へと続く。
協奏曲が、クラヴィアのイタリア協奏曲になったように、舞踏のための音楽が、クラヴィアのイギリス組曲、フランス組曲、パルティータになったわけだ。バイオリンのソロ組曲やチェロのソロ組曲などもあり、これでダンスができるのだろうか?というところだ。
したがって、これらのクラヴィアの組曲集を、オーケストラのための組曲にしてみるという試みも考えられるだろう。オーケストラのためのフランス組曲なんてあるとおもしろいと思う。管弦楽フランス組曲、管弦楽イギリス組曲なんてどんなひびきの音楽になるのだろうか(笑)。
フランス組曲は、1番から3番までは短調である。バッハの趣向だろう。おそらく1番から3番までを連続して聴いてもおもしろい。4番ファンタジアが、高らかに、つぎの趣向である長調の3つの組曲の開始を告げる。こういった展開は、ゴルトベルク変奏曲も同じであり、まんなかで2つに分かれる。
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