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Youtubeで見た日本のワイドショーで「オスカーの可能性あり」と言っていたが、作品賞は無理だろう。批評が悪すぎる。しかし、イッセー尾形の助演男優賞はあり得るのではないか。これは素直にとってほしいと思う。ファンだから。
アメリカでどう受け止められるか興味があっていくつかレヴューや、関係者のインタビューを見たが、スコセッシは、国内のインタビューでは、題材に対する彼の解釈をはっきり答えてないね。アメリカでは、微妙な問題のようだから。
本音を述べているのは、このインタビューだけのよう。ローマでのインタビュー。しかし、アメリカよりも、ヨーロッパのしかもイタリアで、キリスト教について自由に話せるというのが皮肉ですな。
48秒で、神は殉教を求めているのか?「違うと思う」とはっきり述べている。これは、まあ、スコセッシは、あちら側の人ではないということだろう。
アメリカのカトリックの代表的反応はこれではないか?(スポイラー警報)
留保付きの許容・・・かな。(スコセッシは映画の公開前に、ローマ法王とも会ってお墨付きをもらっている。)十字架を心に秘して死んでいった「背教者」には、口ごもりながら「チアーズ」と言うが、殉教者に対しては、心から「チアーズ」と3回叫びたい・・・という、苦しい立場(笑)
しかし、これだけ、カトリックが、ある意味「肯定的」に描かれたハリウッド映画は、近年ないだろうから、バチカンとしては基本的に歓迎なんだろうな。ゴッドファーザー3なんか酷いからね。バチカンはマフィアより汚い悪の巣窟みたいに描かれている。ダビンチファイルは完全に異端だし。
久しぶりに食指が動く映画だけど、いろいろ読んだり見たりしてるうちに、もう映画を見たような気になってしまった。
では
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